お役立ち情報
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デイサービスの採用面接では、どのような質問を受けることが多いのでしょうか。また、どのようなマナーやポイントを意識すれば、採用されやすくなるのでしょうか。本記事では、デイサービスの面接でよく聞かれる質問と、受かるコツについて解説します。デイサービスへの就職・転職を控えている方は、ぜひご一読ください。
■目次
デイサービスの採用面接でよく聞かれる質問や面接の流れを把握する前に、まずは採用面接の基本的なマナー・ルールを覚えることが大切です。
これにより、採用担当者に好印象を与えることができます。
ここでは、採用面接の基本マナー・ルールについて3つのポイントを解説します。
採用面接は、以下のマナー・ルールを意識して進めることが一般的です。
❶面接室の扉を3回ノックする
➋入室後、「失礼します」と扉の前で一礼し、面接官に背を向けないように扉を閉める
❸席の前で一礼し、面接官に「どうぞ」と言われてから着席する
❹面接終了後後、「本日はお忙しい中、貴重な時間を頂きありがとうございました」と面接官に伝えてから席を立つ
❺面接室の扉の前で「失礼いたします」と一礼し、面接官に背を向けないように退室する
人手不足が深刻化しているデイサービスでは、面接後、即日で採用となり、そのまま面接室で入社後の流れを説明されることもあります。
基本マナー・ルールを守ることは大切ですが、面接日当日の流れに合わせて臨機応変に対応することも非常に重要です。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接でのマナー|準備物やチェックされるポイントを解説」
デイサービスのみならず、介護業界では安全に介護業務を行うために、「爪が長すぎる」「長い髪をおろしている」といった身なりはNGとなっています。
介護業界の採用面接の際に気を付けたい身だしなみのマナー・ルールの例をご紹介します。
●爪を短く切る
●ネイルをしない
●アクセサリーを身に着けない
●長い髪は結ぶ
●男性の場合は髭を剃る
●スーツまたはオフィスカジュアルを着用する
清潔感のない髪型や服装は、利用者様やご家族の方にあまり良い印象を与えません。
また、身だしなみが整っていないと、面接官にも第一印象で不信感を与えてしまいます。
面接を受ける際は、介護業界で働くのにふさわしい身だしなみを意識しましょう。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接での服装や身だしなみ、注意すべきポイントとは?」
デイサービスのみならず、介護業界では耳が遠い利用者様とのコミュニケーションが必要になるため、大きな声でハキハキと受け答えする方が好印象です。
面接時の受け答えは、以下の点を意識することが大切です。
●明るい表情で面接官の目を見て話す
●大きな声でハキハキと受け答えする
●正しい敬語を使い、丁寧な言葉遣いで話す
>>>あわせて読みたい「介護士面接で受かる・落ちるサインは分かる?受かる人の特徴は?」
デイサービスの採用面接では、ほかの業界・業種よりも重視されるポイントがいくつかあります。
ここでは、デイサービスの採用面接で重視されるポイントを3つご紹介します。
デイサービスでは、送迎時に利用者様のご家族の方とコミュニケーションを図ったり、レクリエーションの司会進行をしたりと、高いコミュニケーション能力が求められます。
また、デイサービスでは送迎時に近隣住民の方から声をかけられることもあり、地域の方とのコミュニケーションも必要不可欠です。
さまざまな人と関わる機会が多いデイサービスでは、応募者のコミュニケーション能力を重視する傾向にあります。
デイサービスでは、レクリエ―ションの企画・進行や送迎業務など、介護施設とは異なる業務内容を行います。
デイサービスが求める人物像と応募者の適性がマッチしない場合、早期離職につながってしまうこともあるでしょう。
そのため、デイサービスでは、応募者の人柄や経歴、能力をしっかりと確認し、応募者に施設の仕事への適性があるかどうかを判断する傾向があります。
デイサービスに限らず、ほかの業界・業種の採用面接でも「短期間で離職せず、長期的に働くことができる人材であるかどうか」が重視されます。
高齢化により、慢性的な人手不足を抱えている介護業界では、特に長く働くことができる人材を歓迎しています。
デイサービスの採用面接では、仕事への熱意ややる気、長期的に働きたいという意思をアピールすることが大切です。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接に落ちてしまう理由11つ|受かるための準備とは?」
デイサービスの採用面接のみならず、どの業界・業種の採用面接でもよく聞かれる定番質問を3つご紹介します。
「デイサービスの面接対策、何から始めよう?」と迷った時は、まずは定番質問への受け答えを用意することがおすすめです。
自己紹介では、応募者の氏名や職歴、保有資格などを簡潔に伝えます。
自己PRや志望動機とは異なるため、自分の強みや応募先を選んだ理由について長々と伝える必要はありません。
<解答例>
山田太郎と申します。
私は大学卒業後、特別養護老人ホームに介護士として5年間従事しておりました。
介護福祉士の資格取得で身に付けた専門スキルと、介護現場で培ったコミュニケーション能力を活かし、御社での業務に貢献したいと考えております。
本日は、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
>>>あわせて読みたい「介護の転職で採用される自己PRの書き方は?例文も紹介」
応募者の職歴・経歴を確認することで、応募者が持つスキルや経験を把握し、デイサービスが求める人材であるかどうかを判断します。
これまで介護以外の仕事をしてきた方でも、デイサービスの仕事に活かせるスキルや経験をアピールすることが大切です。
<回答例>
私は大学卒業後、食品株式会社で営業部に配属されました。
飲食事業を展開されているお客様のニーズを聞き取り、最適なプランをご案内しておりました。
営業職で培った傾聴力やコミュニケーション能力を活かし、利用者様お一人おひとりに寄り添った介護サービスを提供したいと考えております。
>>>あわせて読みたい「介護職の面接で好印象を与える転職・退職理由の伝え方とは?」
志望動機では、デイサービスの介護職に就きたい理由を伝えます。
「自宅から近かったから」「前職よりも給料が高いから」といった志望動機は、仕事に対するやる気が低いと捉えられる可能性があるため、伝えないようにしましょう。
<回答例>
父に介護が必要になり、介護の仕事に興味を持つようになりました。
少人数制で、利用者様お一人おひとりに寄り添う介護サービスの提供を行っている御社で介護の基礎を学びたいと思い、志望いたしました。
>>>あわせて読みたい「介護職を選んだ理由とは?介護職の志望動機の考え方・例文を紹介」
デイサービスの採用面接でよく聞かれる質問を3つご紹介します。
「デイサービスの採用担当者の心に響く受け答えがしたい」と考えている方は、デイサービスの特色に沿った質問への受け答えを用意しておくことが大切です。
定番質問である「志望動機」よりも、さらに具体的かつ応募先の特色に沿った受け答えをすることが求められます。
また、数ある介護施設・介護事業所の中からデイサービスを選んだ理由についてもしっかり説明できると良いでしょう。
<回答例>
「少人数制のデイサービスで、利用者様お一人おひとりに寄り添う介護サービスの提供を実現する」という御社の運営方針に魅力を感じました。
介護の仕事が未経験の私でも、ゆっくりと自分のペースで利用者様お一人おひとりに寄り添った介護サービスが提供できる職場だと思い、御社を志望致しました。
デイサービスでは利用者様の送迎業務を行うため、車の運転ができるかどうかを確認されるケースが多くあります。
もし、運転免許を持っていなかったり、運転に自信がなかったりする場合は、「車の運転はできません」と正直に伝えましょう。
この質問では、仕事に対する熱意や興味関心の強さを確認します。
応募先のデイサービスで実現したい目標を事前に用意しておくことが大切です。
<回答例>
御社に採用いただけました暁には、介護福祉士として、専門性の高い介護サービスを提供できるよう、できるだけ早く業務内容を覚えたいと考えております。
また、将来的には介護支援専門員の資格取得を目指したいと考えております。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接対策!押さえておきたい6つのよくある質問と回答例」
デイサービスの採用面接に受かるためには、以下のポイントを意識することが大切です。
●清潔感のある身だしなみや服装を心がける
●事前に応募先への問い合わせを行い、必要な物を揃えておく
●面接当日は、笑顔で明るく、ハキハキと受け答えをする
デイサービスの採用面接では、コミュニケーション能力や適性が重視されるため、質問には明るくハキハキと受け答えするようにしましょう。
自分自身の強みや経歴、仕事への熱意を誠心誠意伝えることが大切です。
>>>あわせて読みたい「介護職は人物重視の採用が多い!人物重視の選考で受かるポイント」
利用者様のご家族の方や地域の方など、さまざまな人との関わりが必要なデイサービスでは、応募者のコミュニケーション能力や適性が重視される傾向にあります。
また、送迎業務を行うため、普通自動車運転免許の有無を問われる可能性が高いです。
事前によく聞かれる質問を把握し、落ち着いて受け答えすることが大切です。
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