介護士の面接での服装や身だしなみ、注意すべきポイントとは？

介護士の転職活動で大切な関門となる面接。面接官に好印象を与えられる服装や身だしなみには、どんなものがあるでしょうか。新卒採用ならリクルートスーツを着ていけば問題ないですが、中途採用の場合は何が無難なのか悩んでしまう人も多いはず。今回の記事では介護士の面接で服装や身だしなみなどの注意すべきポイントについて説明していきます。

介護士の面接の服装はスーツが一般的

他の職業と同じく、介護士の面接でも服装はスーツが一般的です。

どんなスーツを揃えるうえで、気を付けるべきポイントは3点あります。

ここではこの3点を踏まえ、スーツ選びのポイントや、スーツ以外のインナーや靴はどうしたらいいのかについてまとめました。

①スーツ選びのポイント

新卒採用の場合はリクルートスーツで問題ないですが、中途採用の場合は一般的なビジネススーツを選ぶことをおすすめします

女性の場合、ボトムスはスカートでもパンツでもどちらでも問題ありません。

またスーツはあまり淡い色のスーツを選んでしまうと印象がぼやけてしまい、真っ黒だとリクルートスーツの印象が強くなってしまう可能性があります。

そのため中途採用の場合は、濃い紺やグレーなどの落ち着いた色のスーツを選ぶと良いでしょう。

②インナー選びのポイント

インナーは白や淡い色で清潔感のあるものであればワイシャツ、ブラウス、カットソーのどれでも問題ありません。

ただし、シンプルな形のもののほうが落ち着いた印象を与えられるため、フリルや模様が目立つものは避けたほうがいいでしょう。

③足元選びのポイント

ストッキングは自然な肌色のものが好印象です。

靴は革靴もしくはヒールが5cmほどのパンプスがいいでしょう。

デザインはシンプルで、濃い目の色の靴であれば印象もよくなります。

スニーカーやサンダルなどのカジュアルすぎる靴はスーツに合わせられないためNGです。

 

スーツを持っていない場合はどうしたらいい？

スーツが用意できなかったときは、以下の服装で代用することも可能です。

• 落ち着いた色のジャケット
• シンプルなインナー
• ジャケットの色と合わせたパンツか、同系色のひざ丈スカート

スーツがなくてもジャケットを着用することで、きちんと感を演出することができます。

身だしなみや靴などその他の点に関しては、先述したスーツを着用するときと同じ点に注意するといいでしょう。

「私服」または「服装自由」といわれたときの服装って？

私服や服装自由と指定された場合でも、「トレーナーにジーパン」といったカジュアルすぎる服装は避けるべきです。

いくら私服といわれても、面接はれっきとしたビジネスの場。

ジャケットやシンプルなインナー、きちんと感のあるスカートもしくはパンツとスーツに準じる服装を選ぶようにしましょう。

「職場見学」または「動きやすい服装」の服装って？

面接の後に職場見学などがあるときは、動きやすい服装でお願いしますと指定される場合があります。

動きやすい服装の指定があった場合、女性はスカートの着用を避け動きやすいパンツスタイルで参加するほうが良いでしょう。

インナーはポロシャツなど体を動かしても問題のない素材や、シンプルなデザインの薄い色のシャツ、パンツはスラックスなど伸縮性のあるものを選ぶことをおすすめします。

面接で気を付けるべき身だしなみとは

面接での身だしなみで気を付けるべきポイントについて紹介します。

①清潔感

まず気を付けるべきは清潔感です。

例えばヨレヨレのスーツを着ていたり、髪の毛がぼさぼさの人はそれだけでだらしない印象を持たれてしまいます。

さらに気を付けるべき点は爪の長さ。
介護士で爪が伸びている人は、利用者様にケガをさせてしまう可能性も。

事前に少し気を遣うだけで改善できるのに、清潔感を気にせず面接に臨むのはもったいないことです。

面接で少しでも好印象を持ってもらえるように、面接前にしっかりチェックし清潔感のある身だしなみを整えましょう。

②落ち着いた印象

身だしなみを整えるにあたって、雰囲気を落ち着いた印象にまとめるのは大切なことです。

介護士の仕事は特に誠実さ、真面目さが求められています。

そのため介護士の面接では髪の色が明るすぎる、メイクが濃すぎるようなことは印象を悪くしてしまいがちです。

全体的に髪の毛の色は暗め、メイクはナチュラルメイク程度、アクセサリーもシンプルなものをポイント程度にしておいたほうが好印象でしょう。

Web面接の服装・身だしなみの注意点

Web面接の場合も、気を付けるべき服装や身だしなみは対面での面接のときと同様です。

上半身しか映らないからと油断していると、思わぬタイミングで相手に見られてしまう可能性もあります。

またWeb面接では、以下の点にも気を遣ってみるとよいでしょう。

• 映像の背景が散らかっていないか
• 服装は全身揃える
• 自分が適度に明るく映るように照明を調整
• 健康的に見えるようなメイク

Web面接では、対面での面接よりも自分の顔や表情が伝わりにくいです。

そのため、顔が暗く見えないように照明の位置を工夫する必要があります。

Web面接だからといって手を抜かず、そのまま外に出れるような格好で挑むようにしましょう。

＞＞＞あわせて読みたい「【介護士のWeb面接】準備からポイント、当日の注意点を解説」

面接に必要な持ち物とは

面接で必要な持ち物には、以下のものが挙げられます。

履歴書・職務経歴書は忘れることのないよう、事前までに用意してカバンに入れておきましょう。

また介護士の転職では資格の有無が重要なポイントになるため、資格証も用意しておくと安心です。

カバンはシンプルなデザインでカジュアルすぎない、やや大きめのカバンを持っていくと、慌てず書類を出し入れでき便利でしょう。

面接がスムーズに進めば入職時の説明をされることもあるため、メモと筆記用具も忘れないように準備することがポイントです。

まとめ

今回の記事では面接に必要な服装・身だしなみについて説明してきました。

服装、身だしなみをしっかり整えたうえで、笑顔や挨拶など基本的なことを忘れずに面接に臨みましょう。

今回の記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。
 

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