介護士の面接でのマナー|準備物やチェックされるポイントを解説

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介護士として働くために、まず突破しなければならない面接。介護士の面接では、面接でのマナーがしっかりできているかをチェックされます。今回は面接でのマナーをはじめ、介護士の面接が一般的な面接と異なる点やチェックされる点、必要な準備物について解説します。

介護士の面接は一般的な面接と違う?

介護士は高齢者や障害のある方と向き合う仕事です。

他の仕事よりも誠実さや人となりが重要視される職種のため、一般的な面接よりも見られるポイントが少し異なります。

介護士の面接で面接官が見ている点には、以下のような点が挙げられます。

誠実さがあるか

コミュニケーション能力があるか

しっかりと受け答えができるか

相手の目を見て話せるか

面接中の表情

敬語を正しく遣えているか

体力があるか

体調は良好か

ビジネスマナーが重要視される一般的な面接よりも、一般常識や人とのコミュニケーション方法に重きを置いて面接が行われます

施設が求めている介護士の理想像に自分が合っているかどうか、客観的に観察してみましょう。

介護士の面接までに必要な準備

面接までに準備しておくべきものには、以下のものが挙げられます。

面接会場までの行き方確認

面接が行われる会場(施設など)までの行き方や交通手段を確認しましょう。

到着までにかかる時間はドア・トゥ・ドアで考え、面接開始の10分前には到着するように行き方を調べます。

電車やバスなど公共交通機関を使用する場合は、乗り換えにかかる時間や出口の場所まで念入りに調べておくと安心です。

求人票を再度確認

応募した際に確認した求人票を再度確認しましょう。

面接では、求人票に記載されているような内容を再度説明されることはあまり多くありません。

また求人票に載っている内容を面接官に質問してしまうと、「求人票を見ていない」とみなされてしまうことも。

求人票の内容を理解している上で面接が進められるため、改めて確認して内容を把握しましょう。

履歴書・職務経歴書の作成

面接の際の必需品ともいえる履歴書と職務経歴書。

履歴書・職務経歴書は、面接官があなたのことを知る最初のツールです。

面接官に伝わるように、分かりやすく作成しましょう。

郵送や持参する際は、折れないようにクリアファイルに入れて持参することがポイントです。

>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】介護士向け!履歴書の書き方を解説」
>>>あわせて読みたい「【テンプレートあり】介護士向け!職務経歴書の書き方を解説」

介護士の面接でのマナー

一般常識やマナーが重視される介護士の面接では、面接中も正しく振る舞えているかチェックされます。

面接マナーについて再度確認しましょう。

入室まで

面接会場には、面接開始の10分前までに到着するようにしましょう。

受付では「〇時に面接のお約束をさせていただいております〇〇と申します。ご担当の〇〇様にお取次ぎお願いいたします。」のように、丁寧に用件を伝えます。

入室前の待機時間は、スマホをいじったりせず、静かに待機しましょう。

職員の方が通り過ぎたら、しっかりご挨拶することも大切です。

入室時

名前が呼ばれたらドアを3回ノックし、返事のあとに「失礼します」と一言添えてから入室します。

ドアの方を振り返って両手でドアを閉め、椅子の横に移動してから挨拶・軽い自己紹介をしましょう。

椅子は勝手に座らず、相手からの声掛けがあってから座ります

もし入室がなくそのまま椅子まで案内された場合でも、相手からの声掛けがあるまで勝手に座らないようにしましょう。

面接中

面接中は椅子にもたれず、背筋をしっかり伸ばした姿勢で、明るくハキハキと答えましょう。

介護士らしい柔らかな表情を意識することも大切です。

面接官に分かりやすいような話し方を意識し、目線は面接官の顔辺りにやりましょう。

女性は足を揃えて両ひざに手を置き、男性は足を少し開いて手はこぶしにしてひざに乗せるように座りましょう。

退出時

面接が終了したら、椅子から立って改めてお辞儀をします。

ドアの前まで移動したら振り返り、再度「失礼します」とお辞儀をしましょう。

ドアを静かに開閉し、そのまま真っすぐ出口を目指します。

退室後すぐにスマホをいじったり、伸びをしたりすると印象が良くありません。

最後の最後まで誰かに見られているというつもりで挑みましょう。

帰り際に受付を通る際は、「ありがとうございました。失礼いたします。」とご挨拶することも忘れずに。

介護士の面接でチェックされるポイント

介護士の面接で面接官は、応募者のどのような点をチェックしているのでしょうか。

身だしなみ

介護士は利用者様と向き合ういわば接客業です。

利用者様やご家族に不快な印象を与えないような清潔感のある身だしなみが求められる職種のため、面接の段階でしっかりとした身だしなみができているかをチェックされます

スーツにシワやシミがないか、髪型はしっかり整えているかなど、細かく確認しましょう。

>>>あわせて読みたい「介護士の面接での服装や身だしなみ、注意すべきポイントとは?」

表情

面接官は、応募者が利用者様とかかわることを想定して面接を進めます。

そのため、利用者様と円滑なコミュニケーションが取れるような明るい表情をしているかチェックされます。

面接中は固い表情にならないように、穏やかな表情で、所々で笑顔を見せるようにしましょう。

人柄

介護士は人と深くかかわる仕事です。

介護士として働くのに相応しい人かどうかも、面接時にチェックされます。

人柄は面接中のさりげない仕草や話し方に出るもの。

礼儀正しく、しっかりと受け答えをしていれば問題ありません。

介護に対する熱意

介護士として働くには、介護に対する熱量ややる気も大切です。

面接時にこのような熱意が伝わるかどうかも、合否を分ける大切な要素

自分がどれだけ介護の仕事にやる気があるのかについて、積極的にアピールしましょう。

まとめ

介護士として採用されるまでの1つの関門でもある面接。

一般的な面接とは少し異なる点でマナーなどをチェックされるため、ポイントをおさえることがコツです。

本記事を参考に、面接突破の準備を行いましょう。
 

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