お役立ち情報
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介護士の面接は緊張してしまいがち。しかしその緊張は、事前の準備や直前の気持ちの整え方で和らげることができます。今回は、介護士の面接で緊張しないための準備や面接当日に緊張をほぐす方法、面接中に緊張しないポイント、介護士の面接で見られるポイントについてまとめました。
■目次
書類選考が通過し、はじめて採用担当者と顔を合わせることとなる面接。
失敗して不採用にならないか、上手く話せるか、色んな不安がよぎって緊張してしまいますよね。
介護士の面接は緊張して当たり前。
むしろ緊張しないという人の方が少ないでしょう。
大切なことは、緊張する自分を受け入れて着実に準備を行うことです。
面接官は介護士としての素質があるか、やる気があるかを重視しながら面接を進めます。
ポイントを押さえてしっかり準備することで、面接を成功させることができるのです。
介護士の面接で緊張しないためには、事前にしっかり準備を行うことが必要不可欠です。
以下では、面接当日までにやるべき準備について解説します。
面接で想定される質問と、それに対する回答をしっかり準備しておきましょう。
特に自己紹介や志望動機、自分の経歴に対する説明など、必ず聞かれるであろう質問に対しては、きちんと答えられるように準備をしておくことが大切です。
ただし、丸暗記はしないことがポイント。
丸暗記だと当日忘れてしまった場合パニックになってしまったり、「丸暗記感」が出て面接官に響かない可能性があります。
面接までにこれまでの人生経験を振り返ってみることもおすすめです。
人生について振り返ることで、自分がどのように考えて生きてきたのか、どのようなキャリアを望むのかなどを客観視することができます。
自分について客観視することは自己理解につながるため、面接で自分について質問されたときに冷静に考えて答えることができるでしょう。
実際の面接の場を想定したシミュレーションを行いましょう。
想定される質問に対して声を出して答えてみたり、入室から退室までの動きを確認するなど、具体的なシミュレーションを行うことがポイントです。
シミュレーションすることで回答内容を修正したりマナーを身に付けることができ、面接に対する自信にもつながるでしょう。
シミュレーション通りに行えばいいと考えれば、当日の緊張も和らぐはずです。
逆質問とは、応募者が面接官に質問を行うこと。
面接の終盤で必ずといっていいほど、逆質問の時間が設けられます。
逆質問があるか聞かれたときに最もNGなことが「特にありません」と何も質問しないこと。
施設や事業所への志望度が低いとみなされてしまいます。
当日何を聞くべきか焦らないように、逆質問は必ずいくつか準備しておきましょう。
前日までどれだけ準備をしていても、面接当日になると緊張してしまいがち。
介護士が面接当日に緊張してしまった場合に、緊張をほぐす方法について解説します。
面接会場付近には、余裕を持って15〜20分前に到着しておきましょう。
早めについておくことで心の準備ができ、直前の緊張を和らげる効果を期待できます。
しかし実際に施設に訪問し受付をするのは、あまりに早すぎるとかえって迷惑となってしまうことも。
受付を済ませるのは、面接10分前を切った7〜8分前がおすすめです。
緊張していると気付いたときは、まずはゆっくり深呼吸しましょう。
深呼吸することで脳内にセロトニンと呼ばれるホルモンが分泌され、気持ちを落ち着かせることができます。
また体をリラックスさせる副交感神経が優位となり、興奮状態を抑えることもできるでしょう。
緊張している自分を無理やり正そうとせず、受け入れることも大切です。
緊張状態にいる自分を責めてしまうと、無意識のうちに緊張の糸をより張ってしまうことにつながります。
緊張していることを認め、「これも自分である」と言い聞かせることで、自然と気持ちが落ち着いていくでしょう。
何か一つでも失敗すると不採用になってしまう、という考えは緊張状態を助長します。
面接で全てを完璧に成功させることは、実は至難の業です。
予想だにしなかった質問を受けたり、準備していた答えを飛ばしまうこともあるでしょう。
そういった失敗の際に一番大切なのは、冷静さを取り戻すこと。
「失敗=不採用」という考えでは、失敗したときに絶望感を感じ何もできなくなってしまいます。
面接での失敗に対する考え方を変えてみることで、心がふっと軽くなるでしょう。
介護士が面接の真っ最中に緊張しないために、すぐに取り入れられるポイントについて解説します。
面接中は、普段より少しゆっくりめに話すことを意識してみましょう。
ゆっくり話すことで、自分自身が考えを整理する余裕もでき、冷静に答えることができます。
また面接官の質問に対してオウム返しすることで、回答までの時間を稼ぐことにもつながります。
自分が話しやすい環境を自ら作ることで、より自信を持って話すことができるでしょう。
面接中は笑顔を積極的に作るようにしましょう。
無表情では緊張状態を助長させてしまうだけでなく、面接官に良い印象を与えることができません。
あいさつや相槌など、さりげないタイミングでも笑顔を作ることを意識することが大切です。
面接中にうなずくことも緊張しないポイント。
うなずいて相手の話にリアクションをすることで、緊張状態が続くのを防ぎ、質問内容を理解しやすくなります。
相手の話をしっかり聞いているというアピールにもつながるでしょう。
またうなずくタイミングを作ることで、笑顔を作るタイミングを増やすこともできます。
介護士の面接で見られるポイントを押さえていれば、緊張を防ぐことができるでしょう。
介護士の面接で重視されているポイントについて解説します。
介護職は中途採用が多いことや未経験・無資格でも挑戦できることから、採用においては介護に対する「やる気や熱意」を重視されます。
スキルや経験が豊富でなくても、やる気や熱意がしっかり伝われば採用される可能性も十分にあります。
自分が思う介護に対するやる気や熱意を伝えられるように、答え方をしっかり準備しておきましょう。
介護士は人と密接にかかわる仕事。
そのため、人間性も重要視されます。
つまりどれだけスキルや経験があっても、人間性に問題があれば採用される可能性は下がってしまうということ。
受付や面接での姿勢や答え方には注意して、面接官に良い印象を持ってもらえるような受け答えを練習しましょう。
人間性と同時に、礼儀やマナーも見られています。
高齢の利用者様の前で介護士として正しく振る舞えるか、ご家族の方々としっかり対応できるかという点で、介護士にとって礼儀やマナーは必要不可欠。
面接でそれがなっていないと、無条件で不採用になってしまいます。
面接でのマナーはしっかり確認しておきましょう。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接でのマナー|準備物やチェックされるポイントを解説」
介護士の面接はどうしても緊張してしまうものですが、事前にしっかりと準備を行うことで和らげることができます。
予想される質問に対する答え方や、面接中のマナーなどはしっかり確認しておくことがポイントです。
本記事を参考に、緊張する面接でも冷静に対応できるための準備を行いましょう。
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