お役立ち情報
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介護士の面接中、採用担当者の言動で「受かるサイン」「落ちるサイン」を見分けることはできるのでしょうか。面接を振り返って、「あの採用担当者の反応はなんだったんだろう」と気になることは多いでしょう。今回は、介護士の面接に受かるサインや落ちるサイン、受かる人の特徴について紹介します。
■目次
介護士の面接を受けた後の合否連絡は、だいたい1週間程度が目安とされています。
しかし採用ステップについては施設ごとに異なるため、場合によっては2週間程度を要することも。
また応募者が多いと、選考に時間がかかる傾向にあります。
具体的な合否連絡がいつかを知りたい場合は、面接時に採用担当者に質問しましょう。
面接で受かったかどうかを見分けるサインはあるのでしょうか。
以下では、よくある面接の受かるサインについて説明します。
ただし以下のようなサインがあっても落ちるケースももちろんあるため、あくまで参考程度に捉えましょう。
面接をしながら応募者に採用の可能性を感じた場合、入職後の仕事内容や流れについて詳しく話されることがあります。
入職後の流れを説明することで、入職後のミスマッチ防止やスムーズに仕事に入れるといったメリットがあります。
入職後の具体的な話が出た場合、受かる可能性が高いと考えてもいいでしょう。
採用担当者が応募者に聞きたいことが多数あると、自然と面接時間が長くなります。
予定していた時間をオーバーした、気付いていたら面接終了見込み時間になっていたほど話し込んでいた場合、受かる見込みが高い可能性があるでしょう。
ただし内容が仕事と関係ない雑談だったり、応募者側の話の長さで時間を使っていた場合は、受かる可能性はあまり高くないといえるでしょう。
応募者に対して入職後の働き方をイメージする採用担当者は、質問が具体的になる傾向にあります。
例えば経験者の場合、以前いた施設での仕事内容や施設の規模などの質問が挙げられます。
具体的な質問をすることで、施設と応募者のマッチ度を図ることができるのです。
受かる見込みの高い応募者の面接では、質問と回答が上手く流れ、全体的な会話がスムーズに進みます。
一方で応募者の受かる見込みが低い場合の面接では、質問が早々に尽きてしまい会話がスムーズに流れにくくなります。
またスムーズに会話が流れる面接では、応募者の緊張が和らぎより話しやすくなるという効果も。
その結果、面接の内容が充実しやすくもなるのです。
応募者のことについて書き留めておきたいことが多数あると、採用担当者のメモが多くなります。
一方で特筆すべき点のない応募者の場合はメモが減る傾向にあるため、採用担当者がたくさんメモを取っていた場合は結果が期待できるでしょう。
特にこれまでの経歴や経験・スキルの話でのメモが多いと、採用担当者が応募者の合否を真剣に考えていることが分かります。
面接終了後に丁寧な施設見学に案内された場合、受かる可能性が高いといえます。
介護士は施設内を縦横無尽に動き回りながら働くため、施設内を見学することは非常に大切なこと。
入職前にもかかわらず施設内を丁寧に案内された場合、採用担当者側に入職後のイメージがある程度ついていることが考えられるでしょう。
一方で受かる見込みの低い応募者に対しては、施設見学を行わない、あるいは軽く済ませる傾向が多いです。
介護士の面接での採用担当者の振る舞いで、不採用だと見分けられるサインはあるのでしょうか。
以下では、よく不採用サインだといわれる採用担当者の言動について紹介します。
ただしいかに当てはまるから確実に不採用になる、という訳ではありません。
あくまで参考程度に捉えましょう。
受かる見込みが低い場合、入職後のイメージが沸かない、あるいは説明する必要がないと見なされ入職後の具体的な説明をされないことがあります。
ただし入職後の説明は職場の情報を伝えることとなるため、情報漏えい防止の観点からあえて具体的に行われない場合もあります。
具体的な説明がなかったから絶対に不採用だ、という訳ではないことは押さえておきましょう。
採用担当者が応募者に対しての質問があまりないと、面接時間が短くなる傾向にあります。
また面接中に「不採用だな」と察した場合、採用担当者が面接を早く切り上げることも。
予定していた面接時間より大幅に早まって終了した場合、縁がなかった可能性があるでしょう。
次のステップに進まない応募者に対しては、今後の選考の流れについて説明を行わないことが多いです。
ただし選考の流れについての説明は合格・不合格に限らず行わないという採用担当者も多いため、説明がなかったからといって必ずしも落ちるという訳ではありません。
一方で、次の選考の流れについて細かく説明があった場合、受かる可能性が高いという点は事実であることは押さえておきましょう。
介護士の面接では終了後に施設見学を行うことが多くありますが、面接で受かる見込みがなかった応募者に対しては行わないことがあります。
施設の見学は入職後のイメージをより的確につかんでもらうために行うため、採用の可能性が低い応募者に対しては省略される傾向にあるのです。
もし施設見学を必ず行いたい場合は、面接時に見学の時間をいただけるかあらかじめ聞いておきましょう。
介護士の面接に受かる人には、どのような特徴があるのでしょうか。
面接中に笑顔が多い人は、採用担当者に好印象を残しやすく受かる可能性が上がります。
介護士は人と密接にかかわる仕事のため、面接中にも自然な笑顔ができる人は適性があるとみなされます。
緊張する面接でも、顔は自然な笑顔を保てるようリラックスして臨みましょう。
人と密接にかかわる介護士にとって、清潔な身だしなみは必要不可欠です。
面接に向かう前に、自分の身だしなみがしっかり整えられているか一度確認しましょう。
清潔な身だしなみに整えるには、以下の点に注目です。
● 髪型はボサボサではなく整っているか
● 目元が前髪で隠れていないか
● (男性)髭は剃っているか
● (女性)ナチュラルなメイクができているか
● スーツに染みやシワはないか
● かばんや靴は汚れていないか
● 爪は伸びすぎていないか
>>>あわせて読みたい「介護士の面接での服装や身だしなみ、注意すべきポイントとは?」
社会人としての面接マナーがしっかり身に付いていることも非常に大切です。
マナーがなっていないと、いくら経験やスキルがよくてもマイナスとなってしまいます。
一方で、面接マナーがしっかり身に付いている方は、無資格・未経験でも十分に採用される可能性があります。
面接マナーに自信がない…という方は、以下の記事を参考にしてみましょう。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接でのマナー|準備物やチェックされるポイントを解説」
質問に対する回答は、分かりやすく簡潔にすることもポイント。
高齢の利用者様とかかわる介護士は、言葉の「分かりやすさ」を重要視されます。
PREP法を用いて、「結論→理由→具体例→結論」の流れで伝えるようにしましょう。
回答の内容がどれだけよくても、伝え方に難があるとマイナスとなってしまいます。
面接では逆質問は必要不可欠です。
逆質問を上手く行うことで、自己アピールや志望度の高さをアピールすることができるでしょう。
一方で逆質問がないと、施設への志望が低いと見なされてしまいます。
逆質問は必ずいくつか準備した上で面接に臨みましょう。
>>>あわせて読みたい「【例文あり】介護士の面接で評価が上がる逆質問とは?例文で紹介」
介護士の面接中に、採用担当者の言動で受かるか落ちるかを見分けることは不可能ではありません。
しかし「このサインがあったから必ず受かる/落ちる」という確証はないため、あくまで参考程度に捉えましょう。
万が一落ちるサインとみられる言動があった場合でも、挽回のチャンスだと思って最後まで前向きに取り組むことが大切です。
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