お役立ち情報
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介護施設のお正月で盛り上がるレクリエーションには、どのようなものがあるのでしょうか。利用者様に新年のスタートを明るい気持ちで迎えてもらうためにも、お正月のレクリエーションでは、利用者様に楽しんでいただけるものを準備したいものです。今回は、介護施設のお正月におすすめのレクリエーションをご紹介します。
■目次
介護施設のお正月におすすめの遊びをご紹介します。
お正月の定番の遊びともいえる福笑い。
介護施設で福笑いをする際は、顔の土台やパーツを大き目に作ることで、多くの利用者様と一緒に楽しむことができます。
目隠しをしてパーツを並べる以外にも、目を開けた状態でパーツを投げるといった楽しみ方もおすすめです。
モチーフにする顔は、ひょっとこ・おたふく・おかめなどが一般的ですが、ほかにもキャラクターの顔などで遊んでみても良いでしょう。
誰でも参加できて、盛り上がりやすいすごろくゲームです。
さいころの出た目の数だけ進むというシンプルなルールで、どなたでも気軽に参加していただくことができます。
それぞれのマスには簡単なクイズやミニゲームなどのお題を書き、利用者様がより楽しめるような工夫をしてみると良いでしょう。
本物の羽子板を使わなくても、うちわと風船があれば手軽に羽根付きで遊ぶことができます。
「風船を落とさずに長くラリーを続けたチームの勝ち」などのルールを設定すれば、利用者様同士で団結して盛り上がっていただけそうです。
風船であれば落ちる速度も本物の羽根よりゆっくりなため、幅広い利用者様に楽しんでいただきやすくなります。
お正月といえば、かるたや百人一首などのカードゲームも定番です。
札の位置を覚えたり、読み手の声を聞き取って、カードを探し当てる、などの動作が認知予防のトレーニングにもつながります。
最も多くの札を取った利用者様に景品を渡すなど、大会形式のルールにしても盛り上がりそうです。
墨汁や筆、半紙などを用意して書き初めをしてみるのも良いでしょう。
書き初めに書く言葉は新年の抱負や好きな言葉などを、利用者様に自由な発想で選んでいただきましょう。
見本をいくつか用意しておくのもおすすめです。
出来上がった書き初めを施設内に展示すれば、施設内の雰囲気も一気にお正月らしくなりそうです。
ペットボトルとキャップだけで作れるけん玉です。
キャップを落とさないように体を動かすことで、手や腕の運動になったり集中力を向上させたりできます。
子どものころを思い出して、懐かしい気持ちを味わっていただくこともできそうです。
また、座ったままでも遊べるため、車いすの利用者様や足の不自由な利用者様にも楽しんでいただけます。
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介護施設のお正月におすすめの製作レクをご紹介します。
お正月に飾りたい、門松の製作です。
画用紙だけで簡単に作ることができるため、利用者様と一緒に作る工程も楽しむことができます。
棚の上などに飾りやすい小さめのサイズで、部屋に飾ってお正月気分をより味わうこともできそうです。
牛乳パックやトイレットペーパーの芯などを使った、可愛らしいだるまの置き物です。
だるまの色や表情などを変えて、個性豊かなオリジナルのだるまを作ってみましょう。
その年の干支の動物をモチーフにしたり、利用者様の自由な発想でだるまのデザインを変えたりするのもおすすめです。
お花紙と折り紙で作る、しめ縄のリースです。
出来上がったリースは扉や壁などに飾り付けることで、施設の雰囲気が一気に華やかになりそうです。
はさみを使ったり、紙をねじったりする場面では、利用者様のペースに合わせながら作業を手伝うなどの工夫をしましょう。
お正月の壁面飾りは、赤色・白色・金色などの華やかな色や梅の花などを取り入れた豪華なデザインがおすすめです。
干支の動物のイラストや、利用者様に書いていただいた書初めなどを飾っても良いでしょう。
利用者様と協力して作り上げることで、達成感も得られそうです。
画用紙や折り紙でできる、松竹梅モチーフの吊るし飾りです。
たくさん作って施設内に飾り付けて、お正月気分をさらに楽しむことができるでしょう。
紙を折ったり貼り付けたりする作業で、指先の運動にもつながります。
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介護施設のお正月におすすめのおやつをご紹介します。
杵や臼がなくても、ボウルとめん棒があれば介護施設でも手軽に餅つきをすることができます。
もち米の粒がなくなるまで餅をつくだけ、というシンプルな工程ですが、利用者様にも手伝っていただくことで、より一層美味しいお餅が出来上がりそうです。
完成したお餅を食べる際は、喉に詰まらせないよう注意が必要です。
白玉粉とゆであずきを使った、手作りのぜんざいです。
高齢者の方にも馴染み深く、寒い季節にぴったりのおやつになります。
白玉粉と水の量を調節することで、利用者様にも安心して白玉を召し上がっていただけるでしょう。
炊飯器で簡単にできる甘酒です。
材料はお米・水・乾燥米麹のみで、作業工程も少ないため、介護施設でも手軽に取り入れることができます。
栄養が豊富に含まれている甘酒は、疲労回復や便秘解消などの効果も期待できるためおすすめです。
介護施設のお正月におすすめの体操をご紹介します。
「お正月」の歌に合わせた簡単な振り付けの体操です。
利用者様に馴染み深い曲で覚えやすく、全身を使った動きで体を温めたり、認知症の予防などの効果が期待できます。
座ったままでもできるため、多くの利用者様に参加していただきやすい体操です。
寒さで強張った体をほぐすストレッチです。
肩・腕・腰・足など、全身の筋肉をほぐしながら体を温めることができます。
体力や免疫力を高めることで、風邪や感染症の予防にもつながるでしょう。
>>>あわせて読みたい「冬の介護施設で体操を楽しもう!おすすめの体操やポイントを解説」
今回は、介護施設のお正月におすすめのレクリエーションをご紹介しました。
介護施設の冬は、さまざまなイベントや行事の準備で忙しくなりがちです。
お正月のレクリエーションにお悩みの介護士の方は、ぜひ本記事を参考にしながら準備を進めてみてはいかがでしょうか。
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