お役立ち情報
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介護士の転職活動において、転職スケジュールを立てることは非常に大切です。転職活動を成功させるためには、転職に最適な時期を知り、計画的に転職活動を進めていく必要があります。本記事では、介護士の転職スケジュールや、転職に最適な時期についてご紹介します。
■目次
介護業界は常に人手不足に悩まされる施設が多いため、時期を問わず豊富な求人数が掲載されていることが特徴です。
しかし、その中でもとりわけ求人数が増える時期や、好条件の求人が掲載されやすい時期があります。
ここからは、介護士の転職におすすめの時期を2つご紹介します。
1月〜3月は、新年度に向けて新卒者や中途採用者の採用を行うため、一年で最も求人が多い時期です。
また、12月は冬の賞与が支給される時期でもあるため、賞与をもらってから退職や転職をする人が多い傾向にあります。
そのため、1月~3月の介護現場は人手不足に陥りやすく、求人の掲載数が多くなります。
9月~10月は、9月の大型連休が終わってから、もしくは7月下旬に夏の賞与をもらってから退職や転職をする人が多い時期です。
そのため、介護現場は人手不足に陥りやすく、求人の掲載数が増える傾向にあります。
また、この時期は介護施設・介護従事者が年度後期の採用計画を見直す時期でもあります。
9月~10月に人材募集を行い、11月前後に入社を行う予定で求人を掲載する介護施設・介護事業所が多いようです。
>>>あわせて読みたい「介護職のよくある転職の失敗事例から学ぶ!成功させるポイントは」
一年を通して豊富な求人数が掲載されている介護業界ですが、好条件の求人が少ない時期もあります。
希望条件に合っていない求人を妥協して選んでしまうと、転職後すぐ退職することになってしまうでしょう。
ここからは、介護士の転職に不向きな時期を2つご紹介します。
4月は新卒者や採用者の採用が決まった後のため、求人数が減少します。
就職・転職を希望する人は、新年度に向けて1月~3月に就職先・転職先を決めることが多いです。
また、介護施設・介護事業所はこの時期、求人募集ではなく、採用した新人の教育や研修に力を入れています。
そのため、4月頃は好条件の求人が少ない可能性があるのです。
介護施設・介護事業所の多くは、24時間体制で利用者様のケアや見守りを行っています。
しかし、事務所や介護相談室の担当職員に関しては年末年始に休みを取っていることが多いです。
求人募集はもちろん、年末年始は人事採用も休業となるため、この時期の求人数はほとんどありません。
>>>あわせて読みたい「介護職の転職で失敗するケース7選|失敗の原因と職場選びのコツ」
転職を希望している介護士は、どのような手順で進めていけば、スムーズに転職活動ができるでしょうか。
転職活動を始める前に、まずは勤務条件や転職先の様子を情報収集することが大切です。
ここからは、介護士の転職スケジュールを5段階でご紹介します。
転職予定日の3ヶ月前から、転職先に関する情報収集を行います。
その際は、以下の点を確認するようにしましょう。
●転職先のサービス形態(夜勤や訪問先への移動があるのか)
●勤務形態(短時間勤務や夜勤専従、日勤専従などの働き方ができるか)
●転職先の雰囲気(介護業務に十分なスペースがあるか、職員や利用者様はどんな様子か)
インターネットで調べたり、実際に職場見学をしたりして、自分の希望条件に合う介護施設・介護事業所を探していきましょう。
好条件の求人はすぐに採用枠が埋まってしまう可能性があるため、なるべく早めに電話やメールで問い合わせを行うことをおすすめします。
>>>あわせて読みたい「介護福祉士が活躍できる職場って?おすすめの就職・転職先を解説」
転職予定日の2ヶ月前から、転職を希望する介護施設・介護事業所への職場見学を行います。
それと同時に、現在勤めている職場に退職願を提出しましょう。
職場見学をせずに転職先を決めてしまうと、思っていた職場と違ったという不満を感じ、早期離職につながるリスクがあります。
また、転職予定日の2ヶ月前から直属の上司に退職願を提出することで、スムーズに業務の引き継ぎができます。
>>>あわせて読みたい「【見本付き】介護士の退職届・退職願の正しい書き方を徹底解説」
転職予定日の1ヶ月半~1ヶ月前に、求人に応募します。
求人への応募は各介護施設の公式ホームページや求人サイトのエントリーフォーム・ハローワーク・転職エージェントなどから行います。
面接の日時が決まったら、履歴書の作成や面接対策を忘れずに行いましょう。
転職予定日の1ヶ月~2週間前には、転職先の内定をもらうようにしましょう。
採用の可否は面接日当日に決まる場合もありますが、ほとんどは面接から1週間前後に決定します。
内定をもらったら、入社日までに現在勤めている職場での業務の引き継ぎを行いましょう。
>>>あわせて読みたい「介護職の面接で落ちる人の特徴は?面接で受かるためのコツを紹介」
転職予定日の1週間前には、職場の上司・同僚・利用者様・ご家族の方にこれまでのお礼をしましょう。
業務の引き継ぎの際に、利用者様やそのご家族の方に退職の報告や挨拶をしておくと、スムーズに転職活動が進みます。
また、同じ部署の同僚全員で食べられる個包装のお菓子をお礼の品として渡すのもマナーの1つです。
>>>あわせて読みたい「介護職を円満退職するためのポイント|事前準備や当日すること」
介護士が長く働ける職場に転職するためには、自分自身の希望に合った転職先を選ぶことが重要です。
ここからは、介護士が働きながら、時間を無駄にせずにスムーズに転職先を探す方法を3つご紹介します。
求人サイトでは、手持ちのスマホやパソコンから気軽に介護求人を探すことができます。
「転職に興味がある」「ほかにどんな職場があるのか気になる」といった方でも、気軽に求人を閲覧できるためおすすめです。
転職活動の第一歩として、どんな求人があるのか見てみたいという方は、ぜひ介護士の求人サイトを閲覧してみてください。
介護業界に勤めている友人や知人がいる場合、おすすめの転職先を尋ねてみましょう。
求人サイトには書かれていないリアルな口コミが知れるため、安心して働ける転職先を選ぶことができます。
しかし、紹介で転職した職場が合わないと感じた場合やすぐに辞めてしまった場合は、友人や知人との気まずさを感じる点がデメリットです。
転職エージェントサービスでは、介護業界の転職に詳しい専任エージェントが転職活動を全面的にサポートしてくれます。
希望条件に合った求人を提案してもらえるだけでなく、履歴書の添削や面接対策などもサービスに含まれているため、1人で転職活動をするのが不安な方でも安心して転職することができます。
自分に合った転職先を選ぶためには、求人情報や各介護施設・介護事業所の公式ホームページのどの部分をチェックするべきでしょうか。
ここからは、転職先を選ぶ際に確認するべきチェックポイントを3つご紹介します。
介護施設・介護事業所にはさまざまな施設形態があります。
転職先の施設形態によって、夜勤の有無や勤務時間が異なります。
また、正社員やパート・アルバイト、派遣社員などの雇用形態によっても勤務時間が異なるため、自分自身に合った働き方を選ぶようにしましょう。
同じ「正社員・夜勤あり」の介護求人でも、介護施設Aは「月給21万円~」と記載しており、介護施設Bは「月給19万円~」と記載している場合があります。
なぜ介護施設によって給料に差があるのか、実際に職場見学を行い、その理由について探ってみることも大切です。
研修会の頻度・キャリアアップ制度・教育期間など、介護士としての成長に必要な制度が整っているかも事前に確認しておきましょう。
求人情報や介護施設の公式ホームページで分からなかった場合、職場見学を行い、担当者に質問することをおすすめします。
>>>あわせて読みたい「介護士が求人を見極めるコツ|ホワイトな介護施設の特徴とは?」
介護業界は深刻な人手不足のため、通年を通して求人が掲載されています。
そのため、介護士は時期を問わず自分自身のタイミングで転職することが可能です。
しかし、計画性を持って転職活動を行わなければ、早期退職や施設とのトラブルなどにもつながりかねません。
スムーズかつ円満に転職するためには、しっかり計画を立ててから転職活動を始めることが重要です。
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