介護士を目指す20代必見!20代介護士のメリット・デメリット

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「20代で介護士として働きたいけど不安もある…」という方は多いのではないでしょうか。今回は、20代で介護士として働くメリットやデメリット、就職・転職の際に押さえておきたいポイントについて解説します。本記事を参考に、若い世代からも注目を集めつつある介護業界での働き方をイメージしてみましょう。

20代の介護士は需要が高い?

近年、高齢化や人材不足といった問題がますます深刻になりつつある介護業界

日本の人口全体としての高齢化が進んでいるだけでなく、介護職員における高齢化も大きな問題になっているのが現状です。

公共財団法人介護労働安定センターの調査によると、40代から60代の介護士の割合は全体の60.1%であることが発表されています。

それに対して、20代の介護士の割合は7.8%で、若い年代の介護士の数は大幅に少ないという結果になっています。
 
参照:公共財団法人介護労働安定センター|平成30年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査結果報告書

介護士の将来性

日本の高齢化および介護職員の高齢化が進むにつれて、介護士の需要は今後さらに高まると考えられます。

中でも、体力や将来性がある20代の若い人材を求めている施設の数は少なくありません

人材不足や高齢化などの問題を抱える介護業界では、20代の介護士は貴重な人材だといえるでしょう。

そのため、今後も需要が高く安定して働ける介護士は将来性の高い職業だといえます。

 

20代で介護士として働くメリット

20代で介護士として働いた場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは5つのメリットをご紹介します。

需要が高く採用されやすい

人材不足に悩む施設が多い介護業界は、他の業界に比べて求人の数も多い傾向にあります。

また、人手を集めるために経験の浅い方や無資格の方でも採用を行っている施設も珍しくありません。

それほど人材を求めている介護業界だからこそ、20代の若い世代の採用率は高く、比較的どのような方でも始めやすい職業だといえるでしょう。

体力を活かせる

身体介護や夜勤などがある介護士は、体力が求められる職業です。

年齢が上がるにつれて体力面が原因で介護の仕事に不安を抱く介護士も多いでしょう。

そのため、力や体力のある20代の介護士は介護の現場で非常に重宝されるといえます。

若さの象徴でもある体力や元気を活かして活躍できるのが20代の介護士ならではのメリットだと考えられます。

早い段階で経験を積める

介護士は何歳からでも始められる職業だといわれています。

しかし、20代から介護士として働くことで早い段階から介護士としての基礎をしっかりと身につけた上で自分のスキルを磨くことができます

若いうちは知識や技術の吸収も早く、介護士として早く成長したいという方には大きなメリットだといえるでしょう。

キャリアアップを目指せる

介護士として現場で経験を積むうちに、さらなるキャリアアップを目指すことができます。

実力さえあれば、若いうちにリーダーなどの役職に就ける可能性もあるでしょう。

介護士としての経験を積んだあとは、ケアマネージャー・社会福祉士・サービス提供責任者などの資格を取得するという道もあります。

20代の内から現場を積むことで、将来的なキャリアアップを見据えて働くことができるでしょう。

家族や身内の介護に活かせる

家族や身近の方に、いつ介護が必要な場面が訪れるかは分かりません。

20代のうちから介護士として働くことで、身の回りの大切な人の役に立てる日が必ず来ます

「もっと早く介護の知識を身につけておけばよかった…」と後悔することなく、自分の知識や経験をスムーズに活かすことができるでしょう。

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20代で介護士として働くデメリット

20代で介護士として働く場合、メリットだけでなくデメリットも存在します。

入職後のギャップを防ぐためにも、事前にどのようなデメリットがあるのかをしっかりと把握しておくことが重要です。

給与面や待遇が良くない

介護士は仕事量の割に給料が低く、待遇が悪いといわれることがあります。

近年、介護士の給料や待遇を改善するために処遇改善手当や福利厚生などのさまざまな対策が取られています。

しかし、施設によってはまだまだ改善が追いつかないといった場合もあるのが現状です。

そのため、同年代の他の職種に比べて平均年収が低くなったり、待遇が良くないと感じるかもしれません

生活リズムが不安定

施設によっては夜勤や早番などのシフトがあり、介護士の生活リズムは不安定になりがちです。

「若いから」という理由で夜勤を頻繁に任されたり、休みを取れずに過酷なシフトをこなさなければいけない、などといった状況もあるようです。

20代の内は体力に余裕があるとはいえ、介護の仕事を長く続けるためにも健康面には注意が必要です。

食事のバランスや睡眠時間の確保など自分で体調管理をしっかりと行う必要があります。

精神的に負担が大きい

ただでさえストレスを抱えている方が多い介護士。

まだ経験の浅い20代の介護士にとっては、日々の業務や人間関係での悩みがかなりの負担に感じてしまうこともあるかもしれません。

忙しい施設では若い介護士でも1人で大量の業務を任されることもあるため、ストレスや精神的な負担が溜まりがりになってしまうこともあるでしょう。

利用者様とのコミュニケーションが難しい

20代の若い介護士の中には、利用者様とのコミュニケーションを苦手に感じる方は珍しくありません。

50歳以上も年の離れた利用者様と、どのような話をすればよいのか、どのような接し方をするべきなのか、慣れないうちは戸惑う場合も多いようです。

まずは利用者様の目線に立って物事を考えることを意識しましょう

そして、先輩介護士の対応を参考にしながら自分らしいコミュニケーションの取り方を見つけていく必要があります。

>>>あわせて読みたい「介護業界へ転職する際に感じる不安とは|不安要素と解決策を紹介」 

 

20代で介護士として働く際のポイント

20代で介護士に就職・転職を考えている方が、注意するべきポイントについてご紹介します。

希望の条件を明確にする

介護業界では幅広い働き方が可能です。

例えば、安定した生活リズムを重視したいという方は、日勤のみで働けるデイサービスや訪問介護などの働き方が向いているといえるでしょう。

体力に自信がある方は、夜勤の回数を増やすと収入アップも実現できるためおすすめです。

求人探しの際は、まずご自身の希望の条件や適性をしっかりと見極めることが重要です。

施設ごとの特徴を理解する

さまざまな施設形態が存在する介護業界。

施設形態によって働き方や業務内容が異なる場合もあります。

「介護の仕事は初めてだから不安…」という方は、比較的要介護度の低いデイサービスや有料老人ホームなどの施設を中心に探してみると良いでしょう。

施設ごとの特徴や違いを把握し、自分に合う施設を明確にしておくことが大切です。

>>>あわせて読みたい「ホワイト介護施設の特徴とは!条件が良い職場に転職するポイント」 
>>>あわせて読みたい「【新卒向け】介護職の職場の選び方は?施設の種類や選ぶポイント」

理想とのギャップを受け入れる

介護業界では、入職前の理想と入職後の現実とのギャップが大きいと感じる方が少なくないようです。

「高齢者の方を支えたい」という夢を持って介護士になったものの、いざ入職すると自分自身の力不足で歯痒い思いをすることもあるかもしれません。

自分の思い描く理想の介護を実現するためには知識や経験を培い、焦らず少しずつ介護士として成長していく必要があるでしょう。

転職エージェントを活用する

20代で介護士への就職・転職を検討している方の中には、さまざまな不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

転職エージェントを活用することで、悩みを1つ1つ解決しながら自分の理想に合った求人を効率的に見つけることができます

キャリアアドバイザーに相談する

>>>あわせて読みたい「【学生必見】新卒で介護士目指すなら就職エージェントがおすすめ」
>>>あわせて読みたい「介護士の新卒採用面接でよく聞かれる質問・質問の回答例を紹介」

まとめ

今回は20代で介護士として働くメリットやデメリットなどについて解説しました。

20代で介護の道へ進むことは不安なことも多いかもしれません。

仕事探しや転職活動にお悩みの方は、介護求人ラボのキャリアアドバイザーにお気軽に相談してみましょう。

 

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