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介護の仕事に興味があり転職を考えているものの、「介護の資格も経験もないのに採用されるのか?」と不安を感じている方は少なくありません。介護職は無資格・未経験でも始めることができ、性別や年齢が不問の求人がほとんどです。本記事では、介護業界へ転職する際に感じる不安と解決策について解説します。
■目次
異業種から介護業界への転職を考えているものの、未経験ゆえにさまざまな不安を感じ、転職への一歩がなかなか踏み出せないという方は少なくありません。
異業種から介護業界への転職を考えている方には、どのような不安があるのでしょうか。
ここでは、介護業界へ転職する際に感じがちな不安を5つご紹介します。
介護の仕事は一切経験がないという方の場合、無資格・未経験でも採用されるかと不安になりがちです。
しかし介護業界は高齢化による要介護高齢者の増加に伴い、深刻な人手不足を抱えている状態。
そのため、介護職は無資格・未経験でも採用されやすく、働きながら資格を取得することも可能です。
介護の仕事は、世間一般的に「給料が安い」というイメージがあります。
では、介護職の実際の給与額はどのくらいなのでしょうか。
介護職の平均月収額と全産業の平均月収額の違いは、以下の通りです。
介護職の平均月収額 | 31万6,610円 |
---|---|
全産業の平均月収額 | 39万1,408円 |
参考:厚生労働省|令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果
参考:厚生労働省|2021年6月度「定期賃金調査結果」の概要
厚生労働省の調査では、介護職の平均月収は全産業よりも約8万円少ないという結果です。
また、介護職は人手不足の介護現場て肉体労働を担うため、仕事内容と給与額が釣り合わないという不満を抱える方も少なくありません。
介護職が給与アップを目指すには、資格の取得がおすすめです。
>>>あわせて読みたい「介護士におすすめの資格21選|キャリアアップできる資格は?」
24時間体制で利用者様への介護サービスを提供する介護施設に転職する場合、夜勤シフトでの勤務も行うことになります。
初めて夜勤で働く場合、夜間の仕事内容や生活リズムの乱れなどの心配から不安を感じることも多いでしょう。
しかし夜勤では就寝している利用者様の見守りやナースコール対応、朝食準備が主な業務のため、日勤帯よりも自分のペースで仕事を進めることができます。
また、体調や私生活の都合などで夜勤に入ることができない場合、日勤のみで働くことも可能です。
「50代で無資格・未経験だけど、採用されるのか不安」
「介護職は女性が多いイメージだけど、男性でも転職できるか不安」
このように、自分の年齢や性別が原因で転職が不利になるのではと不安を感じている方も少なくありません。
しかし介護業界では、年齢や性別での制限なく介護人材の採用を行うことが一般的。
男女問わず18歳以上~70代の幅広い年代層が活躍している介護施設も多くあります。
また、年齢や性別により体力面での不安があるという場合は、面接時に相談しておくと配慮してもらえるでしょう。
「介護の仕事は肉体労働が多くて、体力的に大変そう」
「介護職は残業が多くて、休日数が少なそう」
こういったイメージから、仕事と私生活が両立できるかという不安を抱える方も多いです。
しかし最近では、介護職の処遇改善が進んでいるため、「年間休日数120日以上」「1日の実労働時間7時間」「週休3日制」といった介護求人も増加しています。
ゆずれない条件とゆずれる条件を整理して、私生活と仕事のバランスをうまく取れる職場を探すことが大切です。
介護職の仕事内容や給与相場は、具体的にどのようなものなのでしょうか。
ここでは、介護職の仕事内容や給与相場について、深掘りします。
介護職の仕事内容は、以下の2つに大別されます。
身体介護:食事・入浴・排泄・更衣・移乗など、利用者様の身体に直接触れて行う介助
生活援助:掃除・洗濯・買い物・調理など、利用者様の身体に直接触れずに行う介助
日勤で仕事内容を覚えた後、夜勤を任されるという流れが一般的です。
介護職の夜勤体制には「2交代制」と「3交代制」の2つがあり、それぞれの勤務時間は以下のイメージです。
2交代制 | ・日勤 08:30~17:30 ・夜勤 17:00~09:00 |
---|---|
3交代制 | ・日勤 08:00~17:00 ・準夜勤 17:00~23:00 ・深夜勤 23:00~08:00 |
体調や家庭の事情などで夜勤に入ることができない場合は、職場の上司に相談しましょう。
「日勤スタッフとして勤務」「夜勤日数の調整」「デイサービスへ配属」などの配慮が受けられます。
介護施設に勤務する介護職の給与相場は、具体的にどのくらいの額なのでしょうか。
介護職の平均年収・平均月収・平均賞与(ボーナス)は、以下の通りです。
平均年収 | 約353万円 |
---|---|
平均月収 | 約25万円 |
平均賞与(ボーナス) | 約52万円 |
上記は、介護職の保有資格や勤務年数、役職などを問わずに算出した平均額です。
そのため、実際の給与額は保有資格・勤務年数・役職によって異なります。
なお、介護職の平均月収である約25万円から所得税・住民税・社会保険料・労働保険料などを控除するため、手取り額は約18万円~20万円になることが予想されます。
介護職への転職前に、介護の仕事に必要な知識を身につけておくことが大切です。
介護知識が習得できる介護資格には、転職までに事前に取得できるものがあります。
介護職への転職を考えている方は、以下の2つの資格取得を目指してみましょう。
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識が習得できる入門資格です。
130時間の研修受講と筆記試験に合格後、資格取得となります。
受講要件は特になく、これから介護の仕事を始める方でも気軽にチャレンジできます。
介護職は無資格でも仕事をすることが可能ですが、1人で利用者様宅へ訪問して介護を行う「訪問介護事業所」の場合、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。
>>>あわせて読みたい「介護職員初任者研修とは?受けるメリットや取得する方法について」
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修よりも専門性の高い介護知識が習得できる資格です。
450時間の研修受講で資格取得となります。
介護職員初任者研修を取得した方は、研修の一部が免除されます。
将来、介護福祉士を受験するには、介護福祉士実務者研修の取得が必要です。
>>>あわせて読みたい「介護福祉士実務者研修とは?資格の特徴と取得方法を徹底解説!」
初めて介護業界へ転職する方には、さまざまな不安がつきまとうでしょう。
しかし、介護職は需要が高いため、豊富な求人の中から自分自身の希望条件に合った職場が探しやすいというメリットがあります。
ここでは、介護職のやりがい・魅力を2つ紹介します。
介護の仕事の最大のやりがいは、利用者様やご家族から直接感謝の言葉をいただけることです。
利用者様に丁寧な介護を行えば行うほど、感謝の言葉を聞くことができ、仕事へのモチベーションアップにつながります。
利用者様やご家族から感謝の言葉をいただくことで、「人の役に立てている」「利用者様の支えになれている」という充実感を得ることができるでしょう。
日本の高齢化により、要介護高齢者の人数が年々増加し続けています。
そのため、介護業界は慢性的な人手不足を抱えており、介護職の需要が高まっています。
介護職の求人は豊富にあり、応募者の性別・年齢・居住地は問いません。
性別問わず18歳以上~70代でも活躍することができ、「日勤のみ」や「夜勤専従」など、希望に沿った日時で働くことが可能です。
介護業界は求人数が通年で豊富なため、転職先探しに困りません。
>>>あわせて読みたい「介護士でよかった!介護職のやりがいや今後の課題点について」
介護業界は慢性的な人手不足を抱えているため、地域や時期を問わず求人数が豊富です。
しかし、自分に合った転職先を見極めなければ、早期離職につながってしまいます。
ここでは、無資格・未経験の方が働きやすい職場選びのポイントを2つ紹介します。
無資格・未経験で介護業界へ転職する方には、教育体制や資格取得支援が整っている介護施設がおすすめ。
介護の基礎知識や技術を習得できるだけでなく、介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修・介護福祉士などの資格取得を目指すことができます。
知識・技術の習得や資格取得を通じ、介護職としてのスキルアップ実現が可能です。
特別養護老人ホーム・デイサービス・ショートステイ・訪問介護事業所など、複数の事業所を併設している介護施設があります。
無資格・未経験で介護業界へ転職する方には、複数の事業所を併設している「規模が大きい介護施設」がおすすめです。
規模が大きい介護施設では、さまざまな種別の事業所で経験を積むことができ、自分に合った配属先を見つけることができます。
日本では、高齢化の進行に伴い、要介護高齢者の人数が増加しています。
そのため、介護業界は慢性的な人手不足を抱えており、無資格・未経験者の採用を積極的に行っています。
介護業界は求人数も豊富なため、転職者の希望条件に合った求人が豊富です。
介護の仕事に興味がある方は、ハードルを感じずに挑戦してみましょう。
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