お役立ち情報
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介護施設の夏祭りで提供したい、おすすめの屋台メニューを紹介します。定番メニューはもちろん、高齢の利用者様が多数参加されるからこそおすすめのメニューまで。介護施設で夏の楽しい思い出を作ってもらえるような夏祭りにするには、どのような屋台メニューがいいのでしょうか。
■目次
夏の介護施設での一大イベントといえば、夏祭り。
さまざまな縁日や職員の出し物、盆踊り大会などの企画で盛り上がる楽しいイベントです。
そんな夏祭りで欠かせないのが、屋台の食べ物ですよね。
介護施設の夏祭りでも、本物の夏祭りさながらの屋台メニューを出してみましょう。
いつもと違う特別な食事に、盛り上がること間違いなしです。
>>>あわせて読みたい「介護施設で夏祭りをしよう!おすすめの高齢者向け夏祭り企画」
介護施設の夏祭りで、おすすめの食事メニューを紹介します。
屋台として出す食事メニューは、利用者様の目の前で調理できるようなホットプレートを使ったメニューがおすすめ。
以下では、屋台のホットプレートで出せる食事メニューを挙げてみました。
人気の屋台メニューといえば焼きそば。
焼きそばは大きなホットプレートで大量に作ることができ、調理方法も簡単なため、調理係の負担も少ないというメリットがあります。
また、利用者様にあわせて一皿ずつの量を調整しやすいという点でもおすすめです。
野菜も一緒に摂取できるため、栄養バランスも偏りづらいでしょう。
たこ焼きも焼きそば同様、ホットプレートで調理できる点がおすすめポイント。
利用者様の目の前で調理することで、お祭りの屋台感を演出できるでしょう。
冷凍食品商品もあるため、電子レンジで簡単に作ることもできます。
中身の具をタコだけでなく、チーズやキムチにするなどのアレンジをしても盛り上がりそうです。
咀嚼しやすいように、タコは小さめに切ることがポイントです。
えびせんべいで挟み、「たこせんべい」にしてもいいでしょう。
生地を作っておくだけで、ホットプレートで一気に調理できるお好み焼きもおすすめメニュー。
ひっくり返す瞬間は、施設内が盛り上がる瞬間にもなりますね。
好きな量を利用者様に取ってもらい、ソースなどの味付けを自由にしていただくのもいいでしょう。
野菜をたくさん入れることができ、栄養価もバッチリです。
好き嫌いがなく、誰でも気軽に食べられるおにぎりもおすすめ。
特に粉ものやソース系の料理が苦手という方がいる場合、準備しておきたいメニューです。
屋台を演出できるように、数種類の具を用意し好きな具を選択できるようにすることで、お祭りのように楽しんでもらえるでしょう。
お祭りの屋台メニューとして定番のフランクフルトですが、施設での夏祭りでも人気のメニューです。
ホットプレートに並べて焼いているところを見られるだけでも、お祭りの雰囲気を演出できますね。
串が付いていて食べづらいという方もいるため、串から外してカットしたものも用意しておきましょう。
介護施設の夏祭りで、おすすめのおやつメニューを紹介します。
たこ焼き器やホットプレートを使い、ホットケーキミックスでも作ることができるベビーカステラ。
柔らかくて小ぶりなため、高齢の利用者様にとっても食べやすいおやつです。
お祭りのように紙バッグに入れると、より本格的ですね。
利用者様が「懐かしい!」と感じるような駄菓子もおすすめ。
身近に感じてもらいやすく、お話のネタとしても盛り上がるでしょう。
昔のお話に花が咲けば、回想法にもつながります。
屋台でのおすすめの駄菓子には、以下のようなものが挙げられます。
>>>あわせて読みたい「介護施設でも実践できる回想法|認知症への効果や進め方について」
お祭りの定番おやつとして人気のチョコバナナ。
ホットプレート上に置いた容器でチョコレートを溶かし、バナナにつけて冷ますだけで完成です。
チョコバナナは、大人になってからでは案外食べるタイミングがないもの。
お祭りの機会に楽しんでいただけるでしょう。
1本を細かくカットしたものであれば、ハードルが下がりたくさんの方に手に取っていただけそうです。
介護施設の夏祭りで、おすすめの冷たい屋台メニューを紹介します。
ひんやりと冷たさを感じるキュウリの漬物もおすすめ。
キュウリ自体のカロリーが少ないため、漬物にしても低カロリーというメリットがあります。
一方で栄養価はあまり期待できないため、あくまでおやつやおかず程度で提供しましょう。
また塩分過多には要注意です。
お祭りでは1本漬けが定番ですが、介護施設の夏祭りでは食べやすいように細かくカットして提供しましょう。
夏のおやつとして定番のかき氷。
材料は氷とシロップだけで完成するため、たくさんの食材を準備する必要もありません。
かき氷機とさまざまなシロップを用意し、本物の屋台さながらに準備すると盛り上がります。
咀嚼や嚥下に問題のある方でも楽しんでいただけるでしょう。
フルーツとサイダーで作る夏の定番おやつ。
大きなボールでたくさん作ることができ、器への取り分けも簡単です。
水分補給のきっかけにもなるため、普段あまりお水を飲まれない利用者様へのおやつとしてもおすすめ。
使用するフルーツは缶詰を使うこともでき、調理が簡単というメリットもあります。
介護施設の夏祭りで、おすすめの飲み物メニューを紹介します。
お祭りの定番飲み物として人気のラムネ。
利用者様の「懐かしい!」を引き出すために、昔ながらの瓶ラムネでの準備がおすすめです。
氷水を入れたクーラーボックスに入れて冷やしているだけでも雰囲気を演出できます。
ビールやお酒が好きな利用者様には、ノンアルコールビールの提供がおすすめ。
先述した屋台の焼きそばなどの料理と一緒に飲みたい!という利用者様も多いでしょう。
アルコールは入っていなくても、どこか楽しい気分になれそうです。
また、介護施設でノンアルコールビールを提供できる機会はそうありません。
珍しい光景に特別感を感じることもできるでしょう。
冷房で手足が冷えてしまう、冷たい飲み物を飲みたくない、という利用者様にはしょうが湯がおすすめ。
生しょうがに含まれるジンゲロールという成分は、血管を拡張し血行を良くするという効果を期待できるため、体がぽかぽかとあたたかくなることを実感できます。
お祭りでは冷たい飲み物や食べ物が多いため、しょうが湯のようなあたたかい飲み物を準備しておくこともポイントです。
甘酒は実は、古くから夏バテ予防の飲み物として親しまれてきました。
近年では「飲む点滴」ともいわれるほどさまざまな栄養素を含みます。
暑さで夏バテ気味になってしまいがちな利用者様におすすめしてみましょう。
介護施設では、アルコールを含まない麹甘酒(こうじあまざけ)の提供がおすすめです。
介護施設の夏祭りで食材を提供する際には、以下の点に注意しましょう。
屋台メニューはどうしても栄養が偏りがちになってしまいます。
また塩分や糖分の過剰摂取にも注意が必要です。
必要であれば、栄養士とも相談しながらメニューを決定していきましょう。
チョコバナナやきゅうりの1本付けなど、利用者様が食べづらいものはあらかじめカットして提供するようにしましょう。
無理やり食べることで誤嚥を起こす可能性も。
またバイキング方式にする際は、利用者様が食べられないものを選んでいないか、介護士がしっかり確認しましょう。
夏場は細菌性の食中毒が発生しやすくなります。
食材の管理には細心の注意をはらうようにしましょう。
また調理を担当する職員は手洗い・消毒をしっかり行い、調理器具を清潔に取り扱うことも大切です。
屋台メニューの食べ残しは残して提供せず、速やかに処分しましょう。
>>>あわせて読みたい「介護施設では食中毒に注意!発症しやすい食中毒と対策法とは?」
介護施設の夏祭りでは、雰囲気をより演出できる屋台メニューの提供がおすすめ。
焼きそばなどの定番メニューから、昔ながらの駄菓子といった利用者様が親しみを感じるメニューを取り揃えることがポイントです。
昔話に花が咲けば、そのまま回想法を続けることもできるでしょう。
本記事を参考に、盛り上がる夏祭りを企画しませんか。
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