介護士でよかった!介護職のやりがいや今後の課題点について

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介護職は大変な仕事というイメージですが、一方で嬉しいことも多い仕事です。実際に介護職のほとんどの方が「この仕事をしていて良かったと思う瞬間がある」という結果が得られています。今回は介護職で嬉しかったことやりがい、辛いと思ったことについて紹介します。

介護の仕事をしていてよかったと考える人は9割!

東京都高齢者福祉施設協議会が行ったアンケートの結果、介護職をしていてよかったと感じる職員の割合は9割以上という結果が報告されています。

大変なことの多い仕事ですが、介護職にやりがいを感じている方が非常に多いということが分かります。

人とのかかわりを行う介護の仕事では、たくさんの人の笑顔や喜びを共有することができ、この点で他職種では味わえないやりがいを感じることが多いでしょう。

やりがいの理由や詳細は、後述で詳しく紹介します。

参照:東京都高齢者福祉施設協議会 利⽤者⽀援検討委員会|職員のやり甲斐アンケート 報告書

介護の仕事のやりがい・魅力とは?

以下では、介護の仕事でやりがいに感じること・魅力を紹介していきます。

自分が成長できる

介護職のやりがいとして、自分が成長できるという点が挙げられます。

介護や薬、健康についての知識はもちろん、人とのかかわり方について学べることは介護職の大きな特徴です。

また人生の先輩である利用者の方からさまざまな話を聞くことで、自分では気付かなかった視点に気付いたり、自視野が広がるということもあります。

こういった自分自身の成長が実感できる介護の仕事は、毎日やりがいを感じることが多いでしょう。

利用者様とのかかわり

利用者様とのかかわりを通じて、仕事のやりがいを感じるという点が挙げられます。

信頼関係ができた、利用者様の健康が回復した、利用者様ができなかったことができるようになったなどの瞬間は、介護士として大きな喜びを感じるでしょう。

利用者様の生活を支えることが仕事である介護士にとって、利用者様に良い変化が表れることはそのまま仕事の評価にもつながります。

このように目に見える形で利用者様とのかかわりが好転することで、やりがいを感じる介護士が多いようです。

感謝や笑顔をたくさん見れる

介護士のやりがいとして、たくさんの人の感謝や笑顔が見られるということが挙げられます。

利用者様だけでなくご家族の方から感謝されることも多い介護職は、「ありがとう」という言葉をもらうことが多い仕事

自分が一生懸命行ったケアを通じてたくさんの人の笑顔を直接見られるということは、大きなやりがいを感じるでしょう。

キャリアアップしやすく安定できる

介護職はキャリアアップに年齢や性別が左右されにくく、誰にでもキャリアアップできるチャンスがあります

また基本的には、ケアマネージャーや社会福祉士などの資格を取ることでキャリアアップの道が開けることとなるため、若くても資格を取れればどんどん出世できる業界ともいえるでしょう。

長期的に安定してキャリア形成を行える業界でもあるため、家庭や趣味と両立して働きたいという方におすすめの仕事です。

休みが充実している

介護職でよかったこととして、「休みが充実している」という声も多く挙がります。

介護の仕事はシフト制であることが多く、正社員でも平日に休みを取りやすい傾向があります。

さらに夜勤になると昼間の時間が自由に取れることも。

そのため子どもの行事参加や、市役所に行くといった平日昼間しかできない用事にも対応しやすい面もあります。

また、残業の時間が少なく、ほぼ毎日定時で帰ることができるという点も大きなメリットでしょう。

介護業界の課題点

やりがいの多い介護職ですが、今後もっと楽しく仕事をするためにさまざまな課題があることも事実です。

以下では、介護業界が抱えている課題点についてまとめました。

人手不足

介護職員は増加傾向にありますが、高齢者の増加率のほうが高く、2021年の有効求人倍率は3.99倍求職者1人当たりにおおよそ4件の求人があるという結果になりました。

少子高齢化の影響もあり、介護職員の人手不足は深刻な問題です。

現状では必要な人員を補うことが難しい施設もあり、どうしても業務が多くならざるを得ないといった状態になることも。

そのため、人材派遣会社の導入や労働環境の整備に取り組み、人材確保を図っている施設や事業所もあるようです。

参照:厚生労働省|一般職業紹介状況

低賃金

介護業務が負う責任に対して、賃金が安すぎるといった声も決して少なくありません。

しかし賃金については、そもそも施設ごとに体系が大きく異なるという点も。

介護の技術が身についている上で賃金に不満がある場合、他の施設への転職も検討してみるといいでしょう。

やりがいを感じられなくなったときは?

介護の仕事にやりがいを感じられなくなったときは、どのように考えるべきなのでしょうか。

なぜ介護職をはじめたのか思い出す

自分がどうして介護職についたのか、志した理由を改めて思い出してみましょう。

利用者の方々の生活を支えたい、笑顔を見たいなど、そこには素敵な理由があったはずです。

自分の目標や働く意味をしっかり持って、前向きに日々の業務に取り組みましょう。

業務に無駄がないか確認

今行っている業務に無駄な作業がないか振り返ってみましょう。

作業が煩雑になればなるほど、仕事が「面倒なもの」になってしまいます。

仕事のモチベーション維持のためにも、業務のアップデートを行っていくことは大切

介護職のやりがいが感じられない、大変だと感じたときは、より効率の良いやり方を模索してみましょう。

資格取得を目指す

先述の通り、介護職は資格を取得することでさらなるキャリア形成を見込むことができます。

資格を取得することでできる仕事の範囲も増えてくるため、今の業務にマンネリを感じている場合は資格取得を目指してみましょう

>>>あわせて読みたい「介護福祉士とは?資格の特徴や魅力をわかりやすく解説!」
>>>あわせて読みたい「社会福祉士とは?仕事内容や活躍できる場、給与について解説」
>>>あわせて読みたい「ケアマネージャーとは?仕事の魅力や働き方を具体的に解説!」

転職する

どうしても今の仕事にやりがいを感じられなくなってしまったときは、思い切って転職をすることもひとつの手段です。

環境を変えることで心機一転頑張れるということも。

介護の事業所にはたくさん種類があるため、自分にあう職場を探していきましょう。

アドバイザーに相談する

まとめ

介護の仕事は大変なこともありますが嬉しいことや、やりがいも多い仕事です。

高齢の利用者様とかかわりながらさまざまな体験ができることは、介護士ならではのこと。

やりがいのある介護職に挑戦してみたいという方は、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。

 

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