簡単で楽しい!介護施設におすすめの脳トレレクのネタをご紹介

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介護施設におすすめの、脳トレに特化したレクリエーションをご紹介します。脳トレとは、脳を活性化させるトレーニングのことを指します。普段から介護施設で行っているレクリエーションに脳トレの要素を組み込むことで、利用者様に楽しみながら脳トレに取り組めるようになるでしょう。



介護施設で脳トレレクを行う理由・目的



レクリエーションを実施する前に、なぜ介護施設で脳トレレクを行うのか、その理由や目的を職員がしっかりと理解しておくことが重要です。

ここでは、介護施設で脳トレレクを行う理由や目的について紹介します。

認知症予防

脳トレレクを行う最大の目的は、認知症の予防や認知症の進行を遅らせることだといえます。

脳トレとして行われるレクリエーションは、頭を使ったり指先を動かしたりすることで、脳の活性化を促進します。

また、年齢を重ねるとともに衰えがちな記憶力や思考力、判断力などを鍛えることにもつながります。

コミュニケーションの促進

利用者様が互いに競い合ったり、協力し合ったりすることで、自然と利用者様間のコミュニケーションが生まれます。

普段はあまりほかの利用者様と積極的に交流しないという利用者様でも、レクリエーションで盛り上がっている場面では楽しくコミュニケーションが取れる方は多いものです。

ほかの利用者様との交流によって脳が刺激され、更なる脳トレ効果が期待できるでしょう。

生きがいややりがいの創出

脳トレレクでは、利用者様が達成感を感じながら楽しんで取り組めるよう、さまざまな工夫がされています。

「次はもっと早く解けるようにしよう」などと目標を立てることで、生きがいややりがいにつながります

利用者様が意欲的に参加できるよう、難易度を難しくしすぎず、飽きにくい脳トレレクを計画することが大切です。

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【ゲーム編】介護施設でできる脳トレレク4選

介護施設の脳トレレクにおすすめのゲームをご紹介します。

モグラたたき



紙コップをモグラに見立てたモグラたたきゲームです。

モグラを叩くという動作により、手を動かしたり、瞬発力を鍛えたりできます

獲得した紙コップの数に応じて点数を競うのもおすすめです。

獲得した点数の合計を計算することで、頭の体操にもなります。

間違い探し

間違い探しは、ルールもシンプルで誰にでも参加しやすいレクリエーションの1つです。

2つのイラストを見比べて間違いを探し出すことで、集中力や注意力を鍛えることができます

イラストを大きく印刷して大勢で参加していただいたり、1枚ずつ配布して自分のペースで楽しんでいただいたりと、さまざまな遊び方が可能です。

連想ゲーム

1つの言葉から別の言葉を連想し、関連する言葉をつなげていくゲームです。

発想力や創造力を使うことで、脳の活性化になります

ゲームを進行する際は、口頭で単語を言ってもらったり、紙やホワイトボードに単語を書いてもらったりすると良いでしょう。

利用者様の状況に合わせて遊び方を工夫することが大切です。

かるた

利用者様にとって親しみ深いかるたも、脳トレには効果的です。

読まれた札を探し出し、素早く札を取ることで、判断力や瞬発力を鍛えることができます

取った札の数で競い合うことで、利用者様により意欲的に参加していただきやすいためおすすめです。

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【クイズ編】介護施設でできる脳トレレク4選

介護施設の脳トレレクに使えるクイズをご紹介します。

ことわざクイズ

空欄に当てはまる言葉を埋め、ことわざを完成させるクイズです。

よく耳にするものから、あまり聞きなれないものまで、さまざまなことわざに触れることができます。

「どこかで聞いたことがある」といったことわざを思い出すことで、脳の活性化につながります

文字並び替えクイズ

文字を正しく並び替えて、単語を完成させるクイズです。

文字数が多くなればなるほど難易度が高くなるため、利用者様の状況に応じた難易度になるように調整しましょう

問題を作成するのに時間がかからないため、手軽に取り入れられるレクとしてもおすすめです。

イントロクイズ

昔流行った曲や昭和歌謡などのイントロを流し、イントロクイズをするのも良いでしょう。

何の曲のイントロなのか、過去の記憶を思い出すことで脳を刺激し、脳トレ効果が期待できます

クロスワードクイズ

2つの単語に共通する真ん中の文字を考えるクロスワードクイズです。

3文字の単語であれば、簡単すぎず難しすぎないため、どの利用者様にも楽しく参加していただきやすいでしょう。

 

【体操編】介護施設でできる脳トレレク3選

介護施設の脳トレレクにおすすめの体操をご紹介します。

座ったままできる体操

「コグニサイズ」と呼ばれる、認知機能の低下を予防する体操です。

座ったままでできるため、どなたでも参加していただきやすいためおすすめです。

脳と体の両方を同時に動かすことで、認知症予防により効果的な脳トレになるでしょう。

体を使った体操

リズムに合わせて、全身を動かす体操です。

音楽に合わせて楽しく体を動かすことができ、利用者様にも積極的に参加していただきやすいでしょう。

立ったまま体を動かすことが難しい方は、椅子に座った状態でも参加することができます。

指先・手足の体操

普段あまり動かすことの少ない指先を重点的にほぐせる体操です。

簡単な動きに見えますが、指先や足の先までしっかり動かすことができるため、運動不足解消にも効果的です。

>>>あわせて読みたい「【介護士必見】高齢者向け体操で健康に!おすすめの歌や注意点」

 

介護施設で脳トレレクを行う際のポイント

介護施設で脳トレレクを行う際に気を付けるべきポイントについて解説します。

誰もが楽しく参加できるルールにする

大前提として、利用者様全員が楽しんで参加できるかどうかが、レクリエーションを成功させるためには重要なポイントです。

レク自体が盛り上がっていたとしても、一部の利用者様が楽しむことができていなければ、そのレクのルールや進行には何かしらの問題があると考えられるでしょう。

どの利用者様にも平等に楽しく参加してもらえるようなレクを意識することが大切です。

利用者様に合わせた難易度に設定する

クイズやゲームなどの脳トレレクを行う際は、利用者様にとって難しすぎる難易度にならないように注意しましょう。

かといって、簡単すぎる内容にすると、すぐに飽きてしまう可能性が高いためNGです。

利用者様に合わせた内容になるよう工夫したり、さまざまな難易度やジャンルを用意して利用者様に選んでもらえるようにしたりすると良いでしょう。

継続して続けられるよう計画を立てる

脳トレレクは、1回行うだけでは効果はほとんどなく、継続して行うことで初めて効果を発揮します。

そのため、利用者様が継続しやすいレクの内容を考え、計画的に実施していくことが大切です。

また、利用者様が飽きないよう、常に新しいレクを取り入れていくこともおすすめです。

 

まとめ

今回は、介護施設でできる脳トレレクについてご紹介しました。

脳トレレクは、クイズやゲーム、体操などさまざまなジャンルのネタがあるため、介護施設でも取り入れやすいおすすめのレクです。

また、利用者様同士のコミュニケーションの場を増やせるなどといったメリットもあります。

ぜひ本記事を参考に、利用者様に楽しんでもらえるような脳トレレクを計画してみましょう。

 

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