介護士は生活リズムが乱れがち?NG行動や改善策も解説

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介護士として働いていると、どうしても生活リズムについての悩みがつきもの。身体への負担を減らして健康的な生活リズムを身につけるには一体どうすればいいのでしょうか。今回は、介護士のよくある生活リズムの悩みやNG行動、改善のためのポイントをご紹介します。

介護士の勤務時間

介護施設で勤務している介護士はシフト制で働いていることがほとんどです。

施設によって勤務時間はさまざまですが、一般的には早番・日勤・遅番・準夜勤・夜勤といった24時間体制のシフトを組んでいることが多いでしょう。

介護士は不規則な生活リズムになる人が多い?

介護士は日によってさまざまな時間帯で働いていることが多い職種です。

そのため、不規則な生活リズムになってしまう介護士は多いといえます。

特に入所型の施設で働く介護士は早番から夜勤まで幅広いシフトを組み合わせて働くことが一般的です。

そのため、日夜問わず仕事をすることで生活リズムにまつわる悩みや不安を抱えている介護士の方は少なくないでしょう。

 

介護士の生活リズムに関する悩み

不規則な生活を送る介護士が抱える、生活リズムにまつわる悩みの例をご紹介します。

安定した睡眠時間が確保できない

人間の身体には体内時計があるため、決まった時間に眠り、決まった時間に起きるというサイクルが自然に形成されるようになっています。

そのため、早番や夜勤などのシフトがあり不規則な生活を送る介護士は安定した睡眠を取ることが難しいといえるしょう。

十分な睡眠時間を確保できないことにより、日々の疲れが蓄積して常に身体が疲れている状態……という介護士の方も多いのではないでしょうか。

家族や友達と休日が合わない

朝早くに出勤したり夜中に働いたり、日によって勤務時間が大きく異なる介護士。

一般的な他の職種とは勤務時間が入れ違いになってしまうことも少なくないでしょう。

友達と予定を合わせて遊びに行こうとしても、不規則なシフトが原因でなかなか時間が合わせられないというのも介護士ならではの悩みだといえます。

体調を崩しやすい

「介護士になってから体調を崩しやすくなった」という方は少なくありません。

これは、不規則な生活が原因で自律神経やホルモンバランスが乱れ、免疫が下がってしまうことが原因だといえるでしょう。

特に身体的にも精神的にも負担が大きい夜勤の仕事が多い場合、自分が感じている以上に疲れやダメージが溜まっている可能性が高いです。

健康のためにも、体調の変化を感じたり風邪の引き始めの症状がないかを常に意識しておくことが重要です。

ストレスがたまる

生活リズムが乱れていると、睡眠不足や自律神経の乱れが原因で普段よりイライラしやすくなったりストレスが溜まりやすくなってしまいがちです。

忙しいシフトが続いている時期はついつい周囲への当たりが強くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。

溜まったストレスを発散することも難しいため、常にストレスを抱えながら仕事をしている介護士の方は少なくありません。

 

生活リズムが悪くなる介護士のNG行動

生活リズムへの悩みを抱えがちな介護士が、普段の生活の中でついついやってしまいがちなNG行動をまとめてみました。

休日に寝溜めする

体力的にも疲れが溜まりがちな介護士。仕事から帰ってくるとれてつい何時間も眠ってしまうという方は多いのではないでしょうか。

仕事で頑張った分しっかりと休息を取ることは、疲れを蓄積させないためにも非常に大切です。

しかし、昼過ぎや午後まで寝てしまうことで夜の寝付きが悪くなってしまったり、日中と夜間の切り替えができず身体の気怠さがなかなか取れなくなってしまいます

>>>あわせて読みたい「介護士の夜勤明けはどう過ごす?だるさを残さない過ごし方とは?」

夜勤明けに食べ過ぎる

夜勤明けに必要以上に食事を摂りすぎてしまうことも、生活リズムに悪影響を及ぼす可能性が高いです。

夜勤の疲れやストレスを解消するためについ食べ過ぎてしまうことで、胃に負担がかかりすぎたり睡眠の妨げになってしまいます。

また、偏った食事を続けていると十分な栄養を補えず、体調を崩しやすくなったり疲れが取れなくなってしまうため注意が必要です。

外に出ず家に引きこもる

1日中外に出ず家に引きこもってしまうことは、生活リズムや精神的にもあまり良い影響はありません。

ずっと家の中にいることで気分転換やリフレッシュができず、自分では気付かないうちに気分が落ち込んだりマイナス思考になってしまうことも。

また、適度に身体を動かさなければ体力の低下やストレスの蓄積にもつながりかねません。

日中の活動量が少ないことにより寝付きが悪くなってしまい、ますます生活リズムを悪化させてしまう可能性もあります。

 

介護士が生活リズムを改善するためのポイント

生活リズムを改善するためにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

具体的なポイントをご紹介します。

就寝時間と起床時間を決める

日中と夜間のメリハリをつけて生活することが、不規則な生活リズムを正すためには非常に重要です。

例えば、「夜は遅くても23時には布団に入る」など自分の中でルールを設けてそれに従った生活を心がけてみましょう。

夜勤明けの日も昼12時以降は起きるようにする、などの対策を取ることで生活リズムを大きく乱すことなく夜勤のあるシフトにも身体を適用させることができます。

胃にやさしい食事を摂る

生活リズムの改善には食生活の見直しも必要不可欠です。

1日3食の食事を摂ることはもちろん、胃に負担の大きいものはなるべく控えることが生活リズムの改善には大切です。

特に疲れている夜勤明けなどは、消化に良いうどんやあたたかいスープなどを選ぶことで睡眠を邪魔をせず栄養のある食事を摂ることができます

ストレスを溜めない

介護士は精神的にストレスが溜まりやすい職業です。

利用者様とのコミュニケーションや職場の人間関係に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

ストレスが溜まっていると睡眠の質も悪くなり、生活リズムに悪い影響を与えてしまいます。

休日には仕事のことを忘れて趣味に没頭したり家族や友人との時間を作り、気分をリフレッシュすることが大切です。
>>>あわせて読みたい「介護士のためのメンタルヘルスチェック|ストレスの原因と解消法」

ストレッチや運動をする

介護士の職業病ともいえる腰痛や肩こりも、生活リズムを悪化させる原因となります。

適度な運動やストレッチなどを習慣的に行うことで、疲れを少しでも軽減できるよう心がけてみましょう。

身体を動かすことで気持ちがリフレッシュされたり、体力を使うことで睡眠の質をより良いものにすることができるでしょう。
>>>あわせて読みたい「介護職が悩む「腰痛」原因は?対策法や改善できるストレッチ方法」
>>>あわせて読みたい「肩こりは介護職の職業病?原因や解消法、肩こり予防について解説」

負担の少ないシフトに変更する

夜勤や早番などのシフトによる負担が大きいと感じている方は、シフトを変更できないか検討してみてもいいかもしれません。

日勤帯メインでの勤務であれば負担も軽減でき、生活リズムを改善することもできます。

日勤のみの勤務が難しい場合は、夜勤の回数を減らすだけでも身体への負担やストレスを軽減することができるためおすすめです。

転職する

シフトの変更も難しいという方は、思い切って日勤のみの施設への転職を考えてみるのもいいでしょう。

デイサービスや訪問介護であれば、夜勤なしで働くことができます。

日勤のみの仕事に転職することで、安定した生活リズムを手に入れることができるでしょう。

 

まとめ

仕事が忙しい介護士は生活リズムに悩むことも多いでしょう。

生活リズムを改善することで、疲れやストレスが溜まりにくくなります。

介護士として今後も長く活躍していくためにも、今回ご紹介したポイントを参考にした生活を心がけてみましょう。

 

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