お役立ち情報
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介護職の職業病ともいえる「肩こり」。身体介助や事務作業などで、日常的に肩こりに悩まされているという介護士さんも少なくありません。今回は介護職は何故肩がこりやすいのか、その解消法やおすすめのストレッチ、肩こりを防ぐ方法について解説します。
介護職の悩みとして圧倒的に多い「肩こり」。
なぜ介護職は肩こりに悩みがちなのでしょうか。
その原因についてまとめました。
介護職は利用者様の身体介助や移乗介助、入浴介助など、利用者様の体を持ち上げるといった体力を使う仕事を行うことの多い職業です。
これらの業務を日常的に行っていることから、体に負担がかかり、肩が凝ってしまうことも。
他にも重い備品を運んだり、施設内を動き回るなどの疲労が蓄積することも原因としてあげられるでしょう。
介護職の業務には、利用者への介助業務だけでなく事務作業といったデスクワークも発生します。
このデスクワークが原因で肩がこり固まってしまう、といったケースも多く挙げられるのです。
デスクワークは悪い姿勢のまま続けていると、首から背中にかけての筋肉に負担がかかってしまうことも。
猫背や反らしすぎに注意して、正しい姿勢でデスクワークを行うことが大切です。
特に居住型の介護施設の場合は夜勤シフトがあり、日勤と夜勤を組み合わせながら働き続けることで生活習慣が乱れてしまうことも。
昼夜逆転してしまい、昼間になかなか疲れが取れないと肩こりの原因になってしまいます。
夜勤明けに体をしっかり休めてから次の日勤に備えるなど、無理をしないことが大切です。
介護職はストレスの溜まりやすい職業ともいわれており、ストレスからくる自律神経の乱れが肩こりの原因となることがあります。
ストレスは肩こりだけでなく、体へのさまざまな不調の元凶となることも。
ストレスは蓄積せずに、しっかり発散することが大切です。
肩こりを解消するためには、どういった方法があるのでしょうか。
簡単にできる解消法について解説します。
マッサージで凝ってしまった肩を直接もみほぐす方法です。
肩こりは放置していると腕を回せなくなるまで悪化してしまうこともあるため、早めに自分でできるマッサージを取り入れることがポイントです。
誰かに肩を揉んでもらったり、マッサージ器具でほぐすなどさまざまな方法があります。
肩こりの解消には、「肩周辺の血行を良くする」がポイントです。
40度のお湯に10~15分ほど肩までしっかり入浴し、体を温めましょう。
ゆっくり湯船に浸かることで副交感神経が働き、リラックス効果を高めることもできます。
心身の緊張がやわらぎ、肩こり解消につながります。
肩こりの解消法としてマッサージを紹介しましたが、マッサージはあくまでリラクゼーション目的であり軽度の肩こりを解消することに向いています。
しかし肩こりがひどくなってしまった場合は、整体院で施術を受けることもひとつの手段です。
整体は骨格のゆがみや筋肉をほぐし、体の不調を改善する目的があります。
「どうしても辛い」という場合は、整体でプロの施術を受けてみましょう。
肩こりの原因にはストレスも起因しています。
このストレスを根本的に解消するために、まずは十分な睡眠を取ることが大切です。
痛めてしまっている肩に負担がかからないように、枕は自分が心地いいと感じる高さ・柔らかさのものを選ぶことがポイント。
睡眠をしっかり取ることで自律神経が整えられ、肩こりが解消されることがあります。
肩こりは運動不足が原因で引き起こされることもあります。
運動不足により筋力が低下し血行不良につながり、結果的に肩がこってしまうのです。
体全体の血の巡りをよくするためにも、定期的に運動する機会をつくるようにしましょう。
以下では、肩こりを改善できるストレッチを紹介します。
肩甲骨が硬くなっている状態だと、肩こりは解消されづらくなります。
まずは肩甲骨をほぐして、肩の周りを軽くしましょう。
座りながら簡単にできるストレッチのため、作業中の空いた時間で積極的に取り入れてみましょう。
肩や首をほぐすストレッチです。朝出勤前や寝る前などに、たった6分でしっかりほぐすことができます。
ストレッチはリラックス効果を得ることもできるため、ストレス発散にも良いでしょう。
肩こりは普段からある点に気を付けることで、未然に防ぐことができます。
肩こりを予防するための3つのポイントをまとめました。
まずは正しい姿勢を維持することが何よりも大切。
猫背になっていたり反り腰気味だと、血行が悪くなるだけでなく筋肉に負担がかかり、結果的に肩が凝り固まってしまいます。
「耳の穴・肩の中央・くるぶし」が一直線になるようなイメージで、しっかり背骨を伸ばすことを意識しましょう。
参照:第一三共ヘルスケア|くすりと健康の情報局「肩こりの予防」
肩こりを防ぐために、気付いたときに体をほぐす癖をつけてみましょう。
事務作業の後に肩を回したり、体力を使う仕事をしたあとは伸びをするなど、筋肉の緊張状態をほぐしてあげることが大切です。
また頻繁に体をほぐすことで、仕事中でもリフレッシュすることができるでしょう。
自律神経の乱れによる肩こりを防ぐためには、ストレスを溜めないことも大切です。
仕事で受けてしまったストレスはプライベートなどで上手く発散し、溜め続けてしまわないようにすることがポイント。
プライベートは趣味の時間に費やすなど、仕事以外のことを考える時間を作るようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「介護士のためのメンタルヘルスチェック|ストレスの原因と解消法」
介護職の職業病ともいわれる肩こり。
肩がこったままだと仕事や日常生活に支障が出てしまうため、早めに解消することが大切です。
入浴やマッサージなどで解消しながら、普段から肩がこらないように予防することにも気をつけましょう。
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