お役立ち情報
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2月も半ばに差し掛かり、3月のひな祭りレクリエーションを企画検討している介護職員の方も多いのではないでしょうか。ひな祭りは高齢者の方にも馴染み深いイベントなため、介護施設のレクリエーションに最適です。そこで今回は、介護施設でひな祭りを楽しむためのアイデアをご紹介します。企画にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
■目次
3月3日に行われるひな祭り。
桃の節句とも呼ばれるこの行事は、女の子の健やかな成長や幸せを祈る節句のお祭りです。
そんなひな祭りですが、工夫次第で年齢や性別を問わず楽しめるイベントになるのをご存じですか?
春の訪れを感じられるひな祭りをレクリエーションを取り入れて、利用者様に楽しんでいただきましょう。
>>>あわせて読みたい「介護のレクリエーションって何のため?目的や盛り上げ方を解説」
介護施設で行うひな祭りレクにおすすめの、製作アイデアをご紹介します。
折り紙を使えば、手軽にひな祭りらしい作品を作ることができます。
紙を折る動作は、脳の活性化や手指のリハビリ、認知症予防などにもつながるため、介護施設のレクリエーションにぴったり。
また、折り紙は手に入りやすく、準備や後片付けの手間がかからないのもポイントです。
簡単におひな様を作れる折り紙セットも販売されています。
折り紙からもうひと手間加え、立体的なひな人形を作るのもおすすめです。
紙コップや紙皿、トイレットペーパーの芯などを使えば、比較的簡単にオリジナルのひな人形が完成します。
>>>あわせて読みたい「【3月のレク】介護施設におすすめ!高齢者向けレクを紹介」
介護施設のレクリエーションとして人気が高いおやつ作り。
一見手間がかかりそうな桜餅ですが、実は簡単に作ることができます。
利用者様と協力して、ぜひ挑戦してみてください。
【関西風】炊飯器で作れるレシピ
【関東風】フライパンやホットプレートで作れるレシピ
>>>あわせて読みたい「介護施設でのおやつの役割は?高齢者向きのおやつを選ぶポイント」
ひな祭りに食べるちらし寿司は、見た目も華やかで、気分を高めてくれるご馳走のひとつ。
さまざまな具材が入って栄養も豊富なため、健康的なメニューといえるでしょう。
少し手間はかかりますが、みんなで和気あいあいと作ることができ、レクリエーションに最適です。
この機会にぜひチャレンジしてみてください。
輪投げには手で物を掴む動作や、腕・肩を使って物を投げる動作があるため、適度な上半身の運動になります。
また、チーム戦にすれば、利用者様同士のコミュニケーションを促進させることもできるでしょう。
輪を投げる的をひな祭り風にアレンジすれば、気分が盛り上がること間違いなし!
ひな祭りらしいレクリエーションとして、縁起物を取り入れるのはいかがでしょうか。
ひな祭りに食べると縁起がよいものといえば、はまぐりです。
はまぐりは貝殻が一対になった二枚貝であるため、仲の良い夫婦の象徴とされてきました。
そのため、「将来よい人とめぐり合えるように」との願いを込めて、ひな祭りに食べられるようになったのです。
そんなはまぐりを使った遊びのなかに、平安時代から伝わる貝合わせがあります。
ルールはトランプの神経衰弱に似ており、内側に絵が描かれた二枚貝の貝がらをばらばらに並べ、対になる貝がらを探し当てるというもの。
優雅な気分で脳トレができるため、レクリエーションにぴったりです。
しかし、高価なものも多い貝合わせ。手に入りづらい場合は、画用紙などを用いて手作りするのもおすすめです。
ひな祭りの童謡として定番の『うれしいひなまつり』を使った、簡単な体操レクリエーションをご紹介します。
「♪あかりをつけましょ ぼんぼりに」のメロディにあわせてテンポよく体を動かすため、介護の予防としても効果的。
座ったまま行えるため、無理なく取り組んでもらえるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【介護士必見】高齢者向け体操で健康に!おすすめの歌や注意点」
子どものころから親しんできたひな祭り。
しかし、意外と知らないことや、忘れてしまっていることも多いのではないでしょうか。
頭の体操もかねて、ひな祭りにまつわるクイズを出題してみましょう。
Q:ひな祭りに飾る花は? <①桜の花 ②梅の花 ③桃の花>
A:③桃の花
Q:ひな祭りで食べるのは? <①豆 ②あられ>
A:②あられ
Q:ひし餅の色の順番で正しいのは? <①桃・白・緑 ②桃・緑・白>
A:①桃・白・緑
Q:三人官女が持っているのはなに?
A:長柄銚子・加銚子・盃(三宝)
Q:ひな祭りのときに飲むお酒の種類は? <①甘酒 ②白酒 ③ワイン>
A:②白酒
性別問わず楽しめるとはいえ、やはりひな祭りは女性にとって特別な行事。
そこで、女性が中心となって楽しめるメイクセラピーを導入するのはいかがでしょうか。
メイクセラピーとは、利用者様に化粧を施し、QOLの向上を目指す活動のこと。
化粧療法とも呼ばれ、自己肯定感の高まりや気分の高揚、外出促進などさまざまな効果があるといわれています。
利用者様に、ひな祭りの思い出を語ってもらうのもおすすめです。
ご自身の幼少期の思い出はもちろん、お孫さんとの出来事などを話してもらうのもよいでしょう。
また、介護施設における思い出話は回想法とも呼ばれ、認知症に対する心理療法として活用されています。
認知症の方は昔の記憶を覚えている傾向があるため、過去の話をすることで楽しい気持ちになったり、自信を取り戻したりする効果が期待できます。
>>>あわせて読みたい「介護施設でも実践できる回想法|認知症への効果や進め方について」
今回は、3月におすすめのひな祭りレクリエーションについてご紹介しました。
一般的なレクリエーションにひな祭りの要素を少し加えるだけでも、雰囲気がぱっと華やかになります。
春の訪れを感じて、利用者様も明るい気持ちになるでしょう。
施設形態や利用者様の状況に合うものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
本記事を参考に、とびきり楽しいひな祭りを企画しましょう。
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