介護士だけどレクリエーションが苦手…克服方法や進行のポイント

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介護施設で利用者様に楽しい時間を持っていただくためのレクリエーションですが、苦手意識を持っている介護士さんは少なくありません。レクリエーション業務の苦手意識をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。今回は、介護士がレクリエーションを苦手に感じる理由や苦手の克服方法、レクリエーションを上手く進めるポイントについて解説します。

介護レクが苦手になる理由

レクリエーションが苦手な介護士は多いですが、苦手になる理由にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

人前に立つのが苦手

人前に立ち、たくさんの目線が自分に集中することが苦手な人にとって、利用者様の前に立つレクリエーションは苦手な業務になりがちです。

ましてや全員を仕切ったりレクの説明をするなど、進行役となると緊張してしまう介護士さんも多いのではないでしょうか。

人前で声を張って何かをすることに慣れていない人は、苦手さを感じることが多いです。

盛り上げられない

いざ進行してみても、上手く盛り上げられない、利用者様の楽しんでいる様子が見られないと、レクリエーションのモチベーションが下がり苦手さを感じてしまうことも。

自分が進行しても利用者様に楽しんでいただけない」と考えてしまい、苦手意識を持ってしまう介護士さんは少なくありません。

盛り上げ方が上手な介護士に学んだり、自分のやり方を改める必要があるでしょう。

企画や準備の余裕がない

介護職は人手不足であり、ただでさえ通常業務で立て込んでいる状況です。

その中でレクリエーションの企画や準備を行う余裕は多くなく、担当になってしまうと多忙になるという理由から、苦手意識を持つ介護士さんも多いでしょう。

この場合は、職員の業務改善をまずは行う必要があるでしょう。

介護レクの苦手を克服するには

介護士がレクリエーション業務の苦手意識を克服するには、どのようにするべきなのでしょうか。

一人で抱え込まない

レクリエーションの企画や準備は、一人で抱え込まず周りの職員と連携するようにしましょう。

アイデアの相談をしたり、必要なものの準備の共有、当日の役割分担など、他の職員と一緒に考えることでスムーズに進みます。

苦手に感じていることを話して、周りの職員に協力してもらいましょう。

利用者様とコミュニケーションを取る

普段から利用者様とコミュニケーションを取り信頼関係を築いていることで、レクリエーションの進行がスムーズになります。

誰しも心を許している相手には、明るい気持ちで接することができるもの。

仲の良い利用者様がレクリエーションを盛り上げてくれるかもしれません

場数を踏んで慣れる

レクリエーションは何度も進行を経験することで、流れや盛り上げ方を学ぶことができます

場数を踏んでいくことでだんだんと慣れて、業務が苦痛でなくなったという介護士さんも少なくありません。

まずは慣れるためにも経験してみましょう。

介護レクを上手く進行するポイント

介護のレクリエーションを上手く進行するには、以下のポイントを押さえることが大切です。

他の職員にアイデアを相談する

自分が考えたレクのアイデアが利用者様にとって最適かどうか、他の職員に相談してみましょう。

レクリエーションが得意な先輩の場合、何かアドバイスをもらえることにもつながります。

また相談していることで、今後の段取りにおいて他の職員に協力してもらえやすくなります

必要な準備を職員で共有する

レクリエーションにおいて必要な備品や役割を、他の職員に早いうちに共有しましょう。

早めに共有することで、他の職員が業務の調整を行いやすくなります。

自分ひとりで全てを準備しようとしてしまうと担当の負担が大きくなり、より苦手意識が増してしまうことも。

日頃からレクリエーションに対して、職員全体で協力する体制を作ることが大切です。

利用者様の様子を見ながら進行する

レクリエーションの進行は、利用者様がついてこれているか、楽しめているか様子を見ながら進めましょう。

ルールが理解できていない場合は何度説明してもOK、他の職員に対応をお願いしてもOK。

利用者様全体で楽しめるような環境ができているか確認し、進行役の介護士だけが一人走りしてしまわないように気を付けましょう

職員に盛り上げてもらう

進行役以外の周りの職員には、拍手をしてもらったり声掛けをしてもらうなど、場を盛り上げてもらうこともポイントです。

周りの職員が盛り上がっている様子を見せることで、利用者様もつられて楽しくなってくるもの。

その場に一体感ができるため、進行もしやすくなります。

自分自身が楽しむ

自分が進行するレクリエーションで利用者様に楽しんでもらうためには、まずは自分自身が楽しむことが大切です。

進行役が緊張していたり楽しそうでない様子を見せてしまうと、利用者様にもそのことが伝わってしまいます。

自分も進行しながら楽しめるようなレクリエーションを企画し、楽しい時間になるような工夫を行いましょう。

まとめ

介護施設で大切な業務のひとつであるレクリエーション。

苦手意識を持つ介護士さんは多いですが、苦手を克服するためにはいくつかのポイントがあります。

本記事を参考に、自信を持ってレクリエーションを進行できるよう工夫してみましょう。
 

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