介護士のボーナスの平均はいくら?施設形態や職種別に比較

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介護士はやりがいが大きい仕事ですが、仕事を長く続けるためには収入面も気になりますよね。介護業界は職場によって、ボーナスの有無や支給される金額には大きく差があります。今回は介護士のボーナスの平均額と、介護士がボーナスの金額をアップさせるポイントを中心にお伝えします。



ボーナス(賞与)とは

ボーナスとは、毎月の固定給が支払われている労働者に対し、定期給与とは別に支給される給与のことです。

ボーナスのほかに、賞与や特別手当といった呼び方があります。

査定基準は会社によりさまざまですが、個人の能力や勤続年数などによって総合的に判断するケースが多いようです。

ボーナスの支給時期

ボーナスの支給時期は、法人が自由に定めることができます。

一般的には1年のうち、夏や冬の年に1~2回にボーナスを支給する会社が多いようです。

介護士の場合も事業所によって多少の差はありますが、夏は6月~7月、冬は12月上旬に支給されるケースが多い傾向です。

ボーナスの金額や支給条件は会社による

会社によってボーナスの支給額や支給対象となる条件は異なり、就業規則で定められています。

ボーナスは法律上では必ず支払わなければならないものではなく、会社が支払うと決めた場合のみ労働条件に加わり、支払い義務が生じます

通常の給与とは異なり、勤務成績次第で支給されるものであるため、ボーナスが減額される場合もあるでしょう。

また、欠勤や遅刻が多いなどの出勤状態や勤務態度に問題がある場合も、ボーナスの査定に悪影響を及ぼします。
やむをえない場合以外は、なるべく欠勤や遅刻は控えましょう。

支給条件のなかには、ボーナスの支給日に在籍していることを条件としている場合もあれば、支給日の1か月前に在籍していることを条件にしている会社もあります。

就業規則はしっかり確認し、支給条件などを理解しておきましょう。

 

介護士のボーナス平均額

介護士のボーナスの平均額はいくらぐらいなのでしょうか?

令和2年に介護労働安定センターが実施した介護労働実態調査によると、介護士のボーナスの平均額は626,094円でした。

ボーナスの一般的な年2回の支給回数で考えると、1回のボーナスにつき31万円程度になると考えられます。

参照:公益財団法人 介護労働安定センター|令和2年度「介護労働実態調査」結果の概要について 

主なサービス形態ごとのボーナス平均額

介護士の仕事内容は、それぞれの施設や事業所が提供している介護サービスの種類によって異なります。

仕事内容によってボーナスの金額の差はどの程度あるのでしょうか?

訪問介護:463,724円

訪問入浴介護:297,385円

通所介護(デイサービス):498,991円

通所リハビリテーション:620,827円

認知症対応型共同生活介護(グループホーム):405,578円

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム):807,779円

介護老人保健施設:727,013円

介護老人保健施設や介護老人福祉施設といった24時間体制で比較的多くのご利用者様の対応をする施設は、ボーナスの平均額も高い傾向があります。

対して、訪問系の事業所はボーナスの平均額は比較的低い傾向です。

参照:公益財団法人 介護労働安定センター|令和2年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査 結果報告書

職種ごとのボーナス平均額

同じ介護に関わる仕事でも、職種によってボーナスの金額に差があります。

介護職員:564,352円

訪問介護員:458,561円

サービス提供責任者:648,425円

生活相談員:698,850円

介護支援専門員:691,502円

介護業界は現場で働く介護職員や訪問介護員からキャリアアップし、生活相談員や介護支援専門員、サービス提供責任者になるケースが少なくありません。

例えば訪問介護員から、訪問介護員を指導する立場であるサービス提供責任者へキャリアアップすると、ボーナスの平均額は約19万円上昇します。

キャリアアップするにしたがってボーナスの金額も高くなる傾向があります。

参照:公益財団法人 介護労働安定センター|令和2年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査 結果報告書


介護士がボーナスアップさせるには?

介護士の仕事はやりがいや喜びもありますが、苦労も少なくありません。

働きに見合うボーナスが受け取ることができると、仕事のモチベーションも高まりますよね。

介護士がボーナスの金額をアップさせるためには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

資格を取得する

介護関連の資格を取ると、給与に資格手当がついたりボーナスの査定、さらには転職でも有利になる場合があります。

さまざまな種類の資格があるので、一部をご紹介します。

介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、誰でも受講でき介護の基礎から応用までを学べます。
試験合格までに掛かる期間は平均で約3か月であり、この介護職員初任者研修を取得しているかどうかで、携われる仕事内容は大きく異なります。
>>>介護職員初任者研修とは?
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士になるためには欠かせない資格です。
介護士として働くうえで必要な介護過程の展開や、認知症などについて学ぶことができます。
標準的な研修時間は450時間と定められていますが、既に取得している資格によって受講する科目が免除されるため、研修終了までに掛かる期間はそれぞれ異なります。
>>>介護福祉士実務者研修とは?
介護福祉士
介護福祉士は、介護関連の資格では唯一の国家資格です。
生活相談員などの役職につく場合も、介護福祉士の有資格者でないとならない事業所もあります。
介護福祉士の試験を受けるには、実務経験3年以上に加えて介護福祉士実務者研修を修了している必要があります。
>>>介護福祉士とは?
介護支援専門員
介護支援専門員はケアマネージャーとも呼ばれ、介護を必要とする方に介護保険サービスを提供するうえでの中心的存在として、重要な役割を担っています。
介護支援専門員の試験を受けるには、医療福祉系の国家資格に基づく5年以上かつ900日以上の実務経験が求められ、試験の合格後も実務研修を修了する必要があります。
>>>介護支援専門員(ケアマネとは?)

責任者や管理職などの役職に就く

介護士には管理者や主任、サービス提供責任者などの役職があります。

役職に就くと責任も大きくなりその分プレッシャーも掛かりますが、そのような大変な部分もあるからこそボーナスの金額も高くなる傾向があります。

また、役職の経験は転職時にも強みになるでしょう。

今後より条件の良い職場への転職を考えている場合も、責任の大きい役職を経験することにより、転職市場における自分の市場価値を高めることができます。

基本給の高い職場へ転職する

介護士のボーナスは、基本給を基準に算出されるケースが多い傾向です。

そのため基本給が高い職場へ転職すると、おのずとボーナスの金額も高くなる可能性があります。

また介護士の給与は、国の介護職員処遇改善対策によって上昇傾向であり、この介護職員処遇改善加算を取っている事業所と取っていない事業所では給与に大きな差があります。

基本給や処遇改善手当以外にも、夜勤手当や住宅手当などがあり、支給される金額は職場によって差があるでしょう。

転職を検討する場合は、これらの手当やそのほかの条件なども確認し、総合的に判断する必要があります。

 

まとめ

介護士のボーナスの平均額と、介護士がボーナスの金額をアップさせるポイントを中心にお伝えしました。

介護士のボーナスの金額は職場によって大きく差があり、資格の取得や役職に就いてキャリアアップをしたり、新たな職場も視野に入れることにより、今よりアップすることが可能です。

今回ご紹介した介護士のボーナスアップのポイントなどが、キャリアを見つめ直す参考になれば幸いです。

 

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