お役立ち情報
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介護士1年目でよくある失敗談には、どのようなものがあるのでしょうか。介護士1年目は、失敗を繰り返しがち。失敗から学んで、どんどん介護士として成長していきましょう。今回は、介護士1年目でよくある失敗談や、よくある失敗に対する解決策について解説します。
介護士になりたての1年目は、失敗がつきものです。
全く新しい業務内容や覚えるべき介護の知識でいっぱいいっぱいになり、ミスをしてしまうということも決して珍しくありません。
介護士1年目のときによくある失敗談として、以下の5つを挙げてみました。
どういうときに失敗してしまうのか、どういった悩みがあるのかを分析して、一つずつ解決させていきましょう。
年齢差のある高齢の利用者様とのコミュニケーション方法が分からない、何を話していいのか分からない、介護拒否されてしまうなど、利用者様と上手くコミュニケーションが取れないことで悩んでしまう方も多いでしょう。
利用者様とのコミュニケーションが上手くいかない原因には、以下の点が考えられます。
●信頼関係が築けていない
●人見知りしてしまっている
●相手のことをよく知らない
●介護士が自信なさそうにしている
●コミュニケーションが受け身になっている
信頼関係がしっかり築けている介護士と利用者様は、円滑なコミュニケーションができます。
また相手のことをしっかり知ろうとしないと、コミュニケーションが難しくなってしまうことも。
受け身にならず、介護士から積極的に相手のことを知ろうとする努力が必要です。
介護士はさまざまな業務を担いますが、そのなかで「この介助業務は苦手」と感じるものも出てくるでしょう。
そういった苦手な介助が上手くならず、上達する気配がない…と悩んでしまう介護士さんも少なくありません。
介護士1年目の新人介護士が苦手としやすい介助には、以下のようなものがあります。
●入浴介助を効率よくできない
●オムツ交換に慣れない
●移乗介助に自信がない
●口腔ケアの順序が覚えられない
入浴介助や移乗介助など、介護士の体力を必要とする介助業務の場合、体力に自信がないことから上手くならないと悩むことも。
またオムツ交換や排泄介助など、これまで行ったことないような業務内容になかなか慣れないというケースも珍しくありません。
いくら苦手だからといってその業務が減るわけではないため、慣れるための努力が必要です。
介護士はシフト制であることから、利用者様の状態に関する情報の伝達・共有が非常に大切です。
こういった伝達事項をし忘れてしまう、ミスしてしまうことも、介護士1年目によくある失敗といえます。
●介護記録に記録する内容を忘れてしまい、正確に書けなかった
●遅番の介護士に必要な情報を伝え忘れてしまった
●伝達事項を間違った意味で解釈してしまい、間違ったまま他の職員に伝えてしまった
利用者様の命を預かることとなる介護士は、特に「報・連・相」が必要な職種です。
伝達し忘れやミスがないように、聞き間違いや伝達忘れに十分気を付けましょう。
介護士1年目のうちは、新しい業務を忙しくこなすことに精一杯です。
また介護業務だけでなく、書類整理や清掃、物の管理場所まで覚えることが多数。
はじめから全てを完璧にこなすことは難しいため、最初のうちは何度も同じミスを繰り返してしまいがちです。
同じミスを繰り返してしまう要因には、以下の点が挙げられます。
●ミスの原因を分析していない
●ミスが繰り返し起こりやすい環境
●業務内容がしっかり頭に入っていない
一度起こしてしまったミスは、「なぜ起こってしまったのか」「どうすれば次は起こらないか」という点をしっかり分析することが大切です。
ミスの原因や起こりやすい環境を知ることで、次からミスが起こりにくくなるでしょう。
介護施設には介護士だけでなく、介護福祉士やケアマネージャー、看護師、リハビリ専門職などさまざまな職種の職員が在籍しています。
利用者様の健康的な生活のためには、介護士だけでなくこれらの職種の方々と連携することが大切です。
しかし介護士1年目のうちは、この連携が上手く取れないと悩むことも多いでしょう。
悩んでしまう理由には、以下の点が挙げられます。
●他の職種の仕事内容を把握していない
●介護の価値観の違いを理解できていない
●介護士だけ(自分だけ)で背負おうとしてしまっている
●人見知りしてしまっている
上手く連携するには、お互いがお互いの仕事内容を知り、尊重する必要があります。
職種を越えて上手く連携することで、利用者様の健康的な生活につながるということを覚えておきましょう。
>>>あわせて読みたい「【介護士と看護師】上手く連携するためには?対立しやすい訳は?」
介護士1年目でよくある失敗に対する解決策として、以下の5つが挙げられます。
失敗を何度も起こさないために、まずは以下の点から少しずつ意識してみましょう。
コミュニケーションは受け身にならず、自分から積極的に取ってみましょう。
コミュニケーション方法は一人で習得することはできず、現場でどんどん学んでいくものです。
また利用者様としっかりコミュニケーションが取れていることで、利用者様の満足度も上がるだけでなく、介助業務がスムーズにいくようお手伝いしていただけることも。
「話し方が分からないから」とコミュニケーションを後回しにせず、自分から進んで取り組んでみましょう。
コミュニケーションが苦手という介護士さんは、以下の記事を参考にしてみてください。
>>>あわせて読みたい「コミュニケーションが苦手でも介護職はできる?改善方法5つ」
苦手な介助は、先輩職員が行っている姿を見て学んでいきましょう。
自分とどこが違うか、どこをポイントにしているかを観察し、真似してみることで上達できます。
先輩の介助を見せてもらえる機会があれば、積極的に見せてもらいましょう。
またどうしても苦手な場合は、「この介助が苦手です」と伝えて、しっかりと教育してもらうことも大切です。
伝達忘れや伝達のミスを防ぐためには、業務中に頻繁にメモを取ることがポイントです。
介護士1年目のうちは、業務に必死で伝達すべきことがあっても流れてしまいがち。
後になってから「何だったっけ?」とならないために、その都度メモを残しておくことがポイントです。
また伝達してもらったことは、メモをしながら復唱して、聞き間違いや解釈の違いがないか確認しましょう。
介護業務中に分からないことが発生したら、周りに聞いて指示を仰ぎましょう。
自分の判断で間違ったケアを行ってしまうと、介護事故につながる可能性も。
また分からないことをよく質問していることで、周りの職員に「勉強熱心だ」「意欲的だ」と評価してもらえることにもつながります。
分からないながら不安に業務を進めるのでなく、常に自信を持って業務が行えるよう分からないことはすぐ聞くようにしましょう。
これまで失敗してしまったことに対して、どういったときに・どういう内容の失敗をしやすいのか分析してみましょう。
自分のミスに対して冷静に向き合うことで、自分がどのようなミスをしやすいか明確にさせることができます。
介護士1年目にありがちな失敗を繰り返さないためにも、自分の行動を客観視して分析してみましょう。
介護士1年目は失敗がつきものです。
しかし一番大切なことは、失敗に対してしっかり分析を行うこと。失敗から学ぶことで、介護士としてどんどん成長していくことができます。
自分を客観的に観察しながら、失敗を減らしていきましょう。
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