お役立ち情報
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介護士の転職で必ず必要となる履歴書の書き方を徹底解説します。転職活動をする際、履歴書をいざ作成するとなると「どう書いていいのか分からない…」と手が止まってしまう介護士さんも少なくありません。今回はそんな介護士さん必見の、履歴書の書き方やポイントについて解説します。テンプレートも用意しているため、初めて転職活動をする方にもおすすめですよ。
■目次
履歴書とは、採用担当者が応募者のプロフィールを確認するための書類です。
氏名・生年月日や住所などといった情報から、証明写真、これまでの学歴・職歴、保有資格などについてを記載します。
自分よりも先に採用担当者と出会う、いわゆる「自分の化身」。
写真を添付することもあり、第一印象となりうる書類のため、履歴書はていねいにきちんと作成しなければなりません。
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以下では、履歴書の書き方について項目別に解説します。
日付は履歴書を提出する日付を記入します。
名字と名前の間はスペースを空け、ふりがなは履歴書の表記が「ふりがな」の場合ひらがな、「フリガナ」の場合カタカナで記入しましょう。
電話番号は連絡の取りやすい番号であれば、携帯電話でも固定電話でも問題ありません。
Eメールアドレスも同様で、連絡の付きやすいアドレスを記入しましょう。
現住所は現在居住している住所を記入し、連絡先欄は現住所と異なる場合のみに記入、それ以外は「同上」と記入します。
証明写真は横2.4〜3cm×縦3.6〜4cmのサイズのもので、3ヶ月以内に撮影したものを貼り付けます。
自分の第一印象となるもののため、服装や髪型、表情は好印象を与えられるように撮影しましょう。
万が一写真が剥がれてしまったときのために、写真の裏にはボールペンで氏名を記入しておきます。
>>>あわせて読みたい「介護士の履歴書に使う証明写真の撮り方と準備方法について解説」
転職の場合、学歴は高校・専門学校以降から記入します。
学部・学科・コースなども正式名称で記入し、「年」は西暦か年号かの表記を履歴書全体で統一するようにしましょう。
職歴は時系列で、これまで勤務してきた施設名を正式名称で記入します。
また施設名だけでなく、運営している会社名や社会福祉法人も記入する必要があります。
ここでのポイントは、社会福祉法人などの組織の場合は「入社」ではなく「入職」を使うということ。
「入社」は会社に雇われることを意味するワードで、社会福祉法人などの組織の場合は使うことができません。
介護施設には社会福祉法人などの組織が多いため、会社以外での勤務経験がある場合は「入職」で統一するといいでしょう。
最後は「現在に至る」あるいは「令和〇年 〇月 株式会社〇〇 介護付き有料老人ホーム〇〇 退職予定」と記入し、その次の行の右下に「以上」と記入して締めくくります。
免許と資格を取得年月日順に、正式名称で記入します。
<取得している場合必ず書くべき資格例>
●訪問介護員2級養成研修課程修了
●介護職員初任者研修課程修了
●介護福祉士実務者研修課程修了
●介護支援専門員
●介護福祉士
●社会福祉士
<アピールポイントになる資格例>
●移動介護従事者(ガイドヘルパー)
●介護事務(ケアクラーク)
●難病患者等ホームヘルパー
●認知症ケア専門士
●福祉住環境コーディネーター1級・2級・3級
●福祉用具専門相談員
●介護食士
●介護予防運動指導員
●高齢者コミュニケーター
>>>あわせて読みたい「【記入例あり】介護士に資格は絶対必要?履歴書の資格欄の書き方」
なぜその施設を志望しているのか、自身の具体的な経験を交えて記入します。
採用担当者は以下の項目をチェックします。
自己PRは同時に提出することの多い職務経歴書に記載できるため、あくまで志望動機を中心に作成しましょう。
職務経歴書の提出が不要の場合、自己PRも交えながら記入すると良いでしょう。
>>>あわせて読みたい「【例文あり】 介護職の志望動機の考え方|志望した理由とは?」
通勤時間は家を出てから職場に着くまでのドア・トゥ・ドアの時間を記入しましょう。
採用担当者は応募者の通勤に無理がないか、希望勤務地とマッチしているかなどの確認を行うだけでなく、通勤手当や住宅手当などが認められるかどうかも確認します。
必ず正確に記入しましょう。
扶養家族とは自分の収入で養っている家族のことで、入職後に社会保険手続きをする際に必要な情報となります。
基本的に合否に関わることはなく、事務的な確認事項のため正確に記入するようにしましょう。
配偶者や配偶者の扶養義務についても同様です。
わざと事実とは異なる内容を記入した場合、虚偽申告とみなされトラブルに繋がってしまうことも。
入職可能日や希望勤務地などの希望を記入できる欄です。
あくまで勤務に関することのみを記入し、志望動機や自己PRはここでは記入しません。
また給与や待遇についての希望には触れないようにしましょう。
特筆すべきことがない場合は、「貴社の規定に従います。」と記入します。
なお社会福祉法人などの場合は、「貴法人の規定に従います。」と書き方を変える点も注意が必要です。
パート・アルバイトの場合、下記の項目を本人希望記入欄に記入することができます。
●勤務時間や日数(例:週2〜3日での勤務を希望します。19時までの勤務を希望します。)
●扶養範囲内での勤務希望(例:扶養範囲内での勤務とさせていただければ幸いです。)
今回の記事で紹介した履歴書は以下のボタンからダウンロードできます。
本記事を参考にしながら、履歴書を作成してみましょう。
履歴書は、自分の第一印象となりうる書類です。
それぞれの項目で注意すべき点があるため、確認を徹底しながら書くことが大切です。
本記事を参考に、正しく履歴書を書いて提出しましょう。
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