お役立ち情報
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介護士の就職・転職活動において、「内定後の流れがよくわからない…」「内定をもらったけど辞退していいの?」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、介護士が内定後に注意すべきことや辞退したい場合の対処法、内定後の流れについて徹底解説します。転職検討中の方も、内定後の流れを事前に確認しておくことでスムーズに転職活動が行えるため、ぜひ参考にしてみてください。
■目次
介護士の採用面接では、面接後1週間以内に採用の可否が記載された通知が届きます。
内定が決まった場合、まずは採用担当者に感謝の言葉を伝えることが大切です。
伝え方は電話やメール、はがきなどさまざまですが、お礼を直接伝えられる電話が最もおすすめです。
【例】
「内定の通知をいただきました、〇〇と申します。
先日はご多忙の中、面接のお時間をいただきまして、ありがとうございます。
本日、内定の通知をいただききましたこと、心よりお礼申し上げます。
入社後はご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」
気持ちを伝える際は、丁寧な言葉遣いや正しい敬語を使うことを意識しましょう。
配属先や入社日の持ちものなどについては、郵送された書類に同封されていることが一般的です。
しかし、入社日などの情報が記載された書類が見当たらない場合は、お礼の際に確認しておく必要があります。
>>>あわせて読みたい「【例文あり】介護士の採用面接でお礼メールは必要?マナーを解説」
新卒者が応募先から内定を得る時期は、学校によって異なります。
専門学生の場合、一般的な内定の決定時期は2年次の10月頃〜12月頃です。
その時期に内定が決まらなかった場合、翌年の1月〜2月に内定が決まることもあります。
大学生の場合は、4年次の7月~10月頃に内定が出ることが多いです。
では、新卒者は内定後にどのようなことをすべきなのでしょうか。3ステップで解説します。
新卒者には、採用担当者や研修担当者との連絡方法が明確に案内されるでしょう。
通常メールや専用の連絡アプリ、LINEグループなどを活用してスムーズな情報共有を図ります。
これにより、研修日程や必要書類の提出日などの重要事項を確認でき、新卒者の不安を軽減します。
内定が決まった場合、オリエンテーションや施設見学の案内がくることが多いです。
オリエンテーションは、新卒者に対して会社の理念や職場環境、基本的なルールを伝える重要な場です。
参加することにより、入職前に安心して準備を進めることができます。
また施設見学は、実際の職場や業務内容を把握するために実施されます。
現場の雰囲気や介護の流れを確認し、働くイメージを明確にする機会です。
新卒者にとって、自分の適性や疑問点を確認する貴重な経験となります。
内定が決まった学生は、入社するまでの期間に「介護福祉士」「社会保険福祉士」「精神保健福祉士」などの在学中に「資格取得見込み」であった資格の取得を目指します。
新卒者の内定後の流れは、資格取得にかける時間が非常に長いことが特徴です。
そのほかには、外部講師を招いて社会人マナーを身につけるという学校もあります。
>>>内定後のサポートも充実!介護士の就職・転職なら『介護求人ラボ』
転職者の場合は、新卒者のように正確な採用時期は決まっていません。
基本的には、応募先の求人が出ている間であればいつでも転職できます。
しかし、現在勤めている会社から新たな職場に転職する際には、行うべきことがいくつかあります。
ここでは、転職者が内定後に行うべきことを3ステップで解説します。
内定が決まった場合、転職先から「いつ頃から働けますか?」と尋ねられることが多いです。
「明日からでも可能です!」と言いたいところですが、新しい職場で働く前に、現職の上司に退職意思をきちんと伝える必要があります。
基本的に上司へ退職の意思を伝えるのは、退職予定日の1カ月前までとされています。
仕事の引き継ぎのことを考え、ある程度の余裕を持って伝えることが大切です。
例えば3月上旬に内定が決まった場合、その1カ月後である4月上旬から働くことに決めましょう。
その間に、上司への退職報告や仕事の引き継ぎをしっかりと済ませておきます。
もし会社独自のルールがある場合は、そのルールに従って退職手続きを進めるようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「介護職は退職時に引き止められる?理由や状況別の対処法を解説」
制服や名札、ロッカーのカギなど、会社から借りていたものは退職までにすべて返します。
また、ロッカーに私物が残っていないか確認する必要もあります。
転職後に忘れものに気づいても、すぐに取りに行くことは不可能です。
万が一忘れものをしてしまった場合は、必ず会社に電話をかけて氏名と用件を伝えてから、指定された日時に出向きましょう。
退職する際には、「源泉徴収票」「年金手帳」「離職票」などの必要書類を受け取る必要があります。
事務社員が余裕を持って準備できるよう、退職意思を早めに伝えておくことが大切です。
これらの書類は転職先に提出するため、忘れずに受け取りましょう。
以下のような理由で求職者が内定を辞退するケースは、珍しいことではありません。
転職活動中の方の中には、「内定を辞退したいけど、どのように伝えていいかわからない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
しかし、連絡をせずに内定先からの通知を放置することはマナー違反にあたります。
角が立たない理由や丁寧な言葉遣いを心がけ、辞退意思をきちんと伝えることが大切です。
内定とは、入社手続きが完了するまでの仮段階の合意です。
そのため、失礼な態度をとっていると内定が取り消されてしまう可能性もあります。
ここからは、内定後のNG行動を3つご紹介します。
就職・転職活動をしていると、内定が決まっている職場よりも条件の良い求人が見つかることもあります。
また、内定が決まっている職場に入社した先輩から「あの介護施設はやめておいたほうがいい」と嫌な噂を聞くことも。
そのようなことがあれば、内定の辞退を考えてしまうのも無理はありません。
しかし「せっかく内定をもらったのに、相手に怒られるのではないか」「嫌な対応をされるのではないか」などと考えてしまい、連絡せずに辞退を決めてしまうことは非常識な行為です。
内定辞退の連絡をするよりも反感を買ってしまうため、必ず応募先に無断で内定の辞退をすることはやめましょう。
>>>あわせて読みたい「介護の転職では複数応募が当たり前?スムーズな転職のコツを紹介」
内定の通知に気づかず届いた日から数日・数週間空いてしまった場合、入社への意思が低いと思われてしまいます。
しばらく連絡しなかったにもかかわらず、一度目の連絡で「内定をいただき、本当にありがとうございます」の一言だけを送ってしまうと、印象がさらに悪くなってしまうため要注意です。
また、内定後や入社後に連絡が一切つかない場合も、仕事に対する意欲がないと判断されてしまうでしょう。
新卒者の場合、内定が決まってから実際に入社するまでにある程度の期間があります。
また、転職者はいつでも入社することができますが、家事や子育てなどとの両立により急に予定が変更する可能性もあります。
そのため、内定通知に記載されている入社日が頭から抜けてしまい、ドタキャンしてしまう方も少なからず存在するのです。
本人に悪気がなかったとしても、入社後も無断欠勤・無断遅刻を繰り返すのではないかと思われ、一気に信用を失うため注意しましょう。
就職・転職活動中の方は、応募先から内定をもらった場合、なるべく早くお礼の電話やメールをすることが大切です。
また、内定を承諾するにしても辞退するにしても、早めに応募先へ伝える必要があります。
連絡が遅いと、入社への意欲が低いとみなされてしまうため注意しましょう。
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