お役立ち情報
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介護士の就職・転職で採用面接を受けた後、応募先の介護施設・介護事業所にお礼メールを送るべきかと悩んでいませんか?結論から述べると、お礼メールを送った方が採用担当者の目に好印象にうつります。本記事では、介護士が採用面接を受けた後に送るべき、「お礼メール」の例文やマナーについて解説します。
■目次
介護士が採用面接を受けた後、面接のお礼メールは送るべきでしょうか?
結論から述べると、お礼メールを送った方が採用担当者の目に好印象にうつるため、送るべきだといえるでしょう。
業種・業界問わず、採用面接を受けた人の3人に1人が面接のお礼メールを応募先に送信しています。
お礼メールの有無が採用の可否に直接つながるわけではありませんが、お礼メールを送ることで礼儀正しさや律義さがアピールできるでしょう。
また、面接のお礼メールでは、「時間を割いていただき、ありがとうございます」と、採用担当者への気遣いや感謝の気持ちを伝えます。
思いやりの心やホスピタリティが重視される介護の仕事では、面接のお礼メールを自発的に送ることができる方は特に好印象を持たれがちです。
>>>あわせて読みたい「介護士の面接でのマナー|準備物やチェックされるポイントを解説」
面接のお礼メールを送る際は、ビジネスマナーを守ることが大切です。
ここでは、介護士が面接のお礼メールを送る際のマナーを3つご紹介します。
面接のお礼メールを送る際、意外と忘れがちなのがメールの件名欄です。
件名欄を無題のまま送信してしまうと、メールを受け取った側がメールに気づかなかったり、誤って削除してしまったりする可能性があります。
他の人が送ったメールと混在してしまわないよう、件名欄には「令和〇年〇月〇日の面接のお礼(送信者の氏名)」と入力しましょう。
面接のお礼メールを送る際、時候の挨拶を入れるべきか悩む人が多いようです。
面接のお礼メールでは、基本的に時候の挨拶は不要です。
時候の挨拶は、手紙やはがきなどの書面で連絡をする場合に使用します。
メールの場合は時候の挨拶を適度に省略し、本題である「面接のお礼」を自分の言葉を使って伝える方が、読み手の印象に残りやすくなります。
応募者の採用の可否は、一般的に面接から1週間以内に郵送・電話・メールのいずれかで応募者に通知されます。
介護業界は他の業種・業界に比べ、採用の可否が決定するのが早い傾向にあります。
面接から2、3日で応募者に採用の可否が通知されるケースが最も多く、最短で面接当日に採用の可否が決定する場合もあるのです。
もし、お礼メールを送る前に先に採用通知が届いてしまった場合、お礼メールは送らずに、介護施設に出向いた際に直接採用担当者にお礼を伝えることをおすすめします。
採用の可否が早くに決定しやすい介護士の場合、お礼メールを送るべきかと迷っている間に採用通知が届いてしまうことがよくあるでしょう。
介護士が採用面接を終えた後、どのような内容のお礼メールを送ると採用担当者に好印象を与えることができるのでしょうか。
ここでは、介護士が送るべき面接のお礼メールの例文を2つご紹介します。
お礼メールでは時候の挨拶は必要ありませんが、採用担当者や施設長・理事長がご年配の方の場合、時候の挨拶を加えた文章が好まれやすい傾向にあります。
必要に応じて、時候の挨拶を含むお礼メールを送るようにしましょう。
件名:「令和〇年〇月〇日の面接のお礼(送信者の氏名)」
本文:
社会福祉法人A 特別養護老人ホームB
採用担当 〇〇様
拝啓
春暖の候、貴施設益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
本日はご多忙の中、貴重なお時間を面接に割いていただき、誠にありがとうございました。
面接では大変緊張しておりましたが、〇〇様をはじめ、人事部の皆様が和やかに進めてくださったお陰で落ち着いてお話することができました。
特別養護老人ホームBの皆様のお人柄に触れ、一層貴施設への入社意欲が強くなりました。
前職での経験を是非、貴施設での介護業務に活かすことができればと考えております。
末筆ながら、貴施設の益々の発展を心よりお祈りいたします。
敬具
山田太郎(応募者の氏名)
応募者の郵便番号・住所
応募者の携帯電話番号もしくは自宅の電話番号
応募者のメールアドレス
時候の挨拶を含むお礼メールの例文を先述でご紹介しましたが、基本的に面接のお礼メールは、時候の挨拶を含む必要はありません。
以下では、時候の挨拶を省略した、一般的なお礼メールの例文をご紹介します。
件名:「令和〇年〇月〇日の面接のお礼(送信者の氏名)」
本文:
社会福祉法人A 特別養護老人ホームB
採用担当 〇〇様
お世話になっております。
本日の〇時より採用面接をしていただきました、山田太郎(応募者の氏名)と申します。
ご多忙の中、貴重なお時間を面接に割いていただき、誠にありがとうございました。
また、施設見学にもご対応いただき、ありがとうございました。
〇〇様の丁寧で分かりやすいご説明を拝聴し、貴施設の質の高いサービス内容について理解を深めることができ、より一層貴施設への入社意欲が強くなりました。
まずは面接と施設見学のお礼を申し上げたく、メールをいたしました。
末筆ながら、貴施設の益々の発展を心よりお祈りいたします。
山田太郎(応募者の氏名)
応募者の郵便番号・住所
応募者の携帯電話番号もしくは自宅の電話番号
応募者のメールアドレス
面接のお礼メールを送る際は、マナーを守ることが大切です。
ここでは、面接のお礼メールを送る際、マナー違反になってしまうNG行為を2つご紹介します。
面接のお礼メールは、面接を受けた日の当日中に送ります。
翌日または数日後にお礼メールを送信すると、採用担当者から「なんで当日じゃなくて今頃?」と思われてしまうでしょう。
もし当日にお礼メールを送ることができなかった場合は、何も送らない方が無難です。
メールよりも、気持ちがこもった手書きの文章が良いのではと、面接のお礼を手紙やはがきで郵送する方もいるのではないでしょうか。
しかし、手紙やはがきは送ってから郵送先に届くまでに数日かかります。
また、手紙やはがきで面接のお礼を伝えると、採用担当者が返事を書く手間がかかるため、かえって迷惑をかけることになりかねません。
メールの方が面接を受けたその日のうちに送信することができ、採用担当者の返事の手間が省けるため、面接のお礼を伝えるのに適しています。
面接後、お礼メールの宛先が分からないことでどこに送るべきなのかと困ったり、そもそもお礼メールを送るべきなのかと迷ったりしがちです。
お礼メールを送るべきかどうか迷っている時間の方がもったいないため、面接後はすぐお礼メールを送るようにしましょう。
また、お礼メールの宛先が分からないと困ったときは、以下の解決策がおすすめです。
● 面接のときにもらった採用担当者の名刺に記載されている氏名とメールアドレスに宛ててお礼メールを送る
● 応募先の公式ホームページに記載されているメールアドレスに「採用担当者様宛て」と記載してお礼メールを送る
もし、採用担当者の氏名とメールアドレスがどうしても分からないという場合は、無理に調べてまでお礼メールを送る必要はありません。
介護士の採用通知は他の業種・業界に比べて届くのが早い傾向にあるため、採用されて介護施設に出向いたときに、直接お礼を伝えるようにしても良いでしょう。
面接のお礼メールは、必ずしも送らないといけないという決まりはありません。
また、お礼メールを送らないことで、不採用が決定するわけではありません。
お礼メールはあくまでも、面接に対応してくださったことへのお礼を伝えることです。
マナーやルールをわきまえ、自分自身の言葉で感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
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