お役立ち情報
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介護施設で利用者様の長寿祝いを行ってみてはいかがでしょうか。日本では古くから、長生きをお祝いする「長寿祝い」という文化があります。利用者様へ日頃の感謝の気持ちを伝えるといった意味でも、長寿祝いは介護施設でも大切にしたいイベントの一つです。今回は、長寿祝いの種類やおすすめのお祝いアイデア・プレゼントなどについてご紹介します。
■目次
長寿祝いとは、特定の年齢に達した節目を祝い、さらなる長寿や健康などを願う風習です。
60歳の「還暦」から始まり、節目ごとにさまざまな年齢で長寿祝いの機会が存在します。
長寿祝いはもともと数え年で祝っていましたが、最近では満年齢で祝うことも多くなってきています。
実は長寿祝いは、60歳から120歳までたくさんの種類があります。
ここでは、長寿祝いの年齢と種類をご紹介します。
種類 | 年齢 | テーマカラー |
---|---|---|
還暦(かんれき) | 60歳 | 赤・朱 |
緑寿(ろくじゅ) | 66歳 | 緑 |
古希(こき) | 70歳 | 紫・紺 |
喜寿(きじゅ) | 77歳 | 紫・紺・黄・金茶 |
傘寿(さんじゅ) | 80歳 | 紫・黄・金茶 |
半寿(はんじゅ) | 81歳 | 金茶 |
米寿(べいじゅ) | 88歳 | 黄・金茶 |
卒寿(そつじゅ) | 90歳 | 紫・黄・金茶・白 |
白寿(はくじゅ) | 99歳 | 白 |
紀寿(きじゅ) |
100歳 | 白・桃 |
茶寿(ちゃじゅ) | 108歳 | なし |
珍寿(ちんじゅ) | 110歳 | なし |
皇寿(こうじゅ) | 111歳 | なし |
大還暦(だいかんれき) | 120 | なし |
介護施設で長寿祝いを行うことによる効果やメリットをご紹介します。
長寿祝いは利用者様にとって、健康で長生きすることの大切さを改めて感じていただける機会にもなります。
「次の長寿祝いの節目も、元気に迎えたい」と、年を重ねることに対して前向きな気持ちを持っていただけるきっかけにもなるでしょう。
お祝いを通じて、少しでも健康でいられるよう、積極的に健康維持に取り組んでいただけることが期待できます。
長寿祝いは、長生きしてくれていることへの感謝を伝えるタイミングでもあります。
「長生きしてくれて嬉しい」「これからも元気で長生きしてほしい」といった気持ちを、感謝の言葉とともに伝えることが大切です。
利用者様は自分の存在を認められることで自己肯定感が高まり、自分の存在意義を再確認していただけることにつながります。
長寿祝いは、職員やほかの利用者様とコミュニケーションを図るのにもってこいの機会です。
昔の思い出話で盛り上がったり、普段なかなか話すことが少ない方とも積極的に交流してみたりすると良いでしょう。
人との関わりを持つことで、社会的孤立感の軽減や認知症予防などの効果も期待できます。
介護施設での長寿祝いは、どのように行えば良いのでしょうか。
長寿祝いするにあたって、おすすめのお祝いアイデアをご紹介します。
長寿祝いは、普段のお誕生日よりも特別なお祝いの日です。
通常のお誕生日会よりも少し豪華な記念式典を開催してみてはいかがでしょうか。
施設内の飾りつけや、長寿祝いごとのテーマカラーに合わせた装飾などを作ってみるのもおすすめです。
長寿祝いを迎えた利用者様のために、普段とは違った食事を提供してみましょう。
その方の好みに合わせた料理や、季節を意識したメニューを提供することで、特別感を演出することができます。
また、食事会を通して、利用者様同士の交流を深める良いきっかけにもなります。
せっかくの節目の日の思い出を、写真にして残しておくのもおすすめです。
普段なかなか写真に映りたがらないという方でも、長寿祝いのタイミングであれば前向きに写真撮影に参加していただきやすいです。
特に還暦では、赤いちゃんちゃんこを着ての撮影が定番です。
利用者様の趣味に合わせたイベントを行ってみるのも良いでしょう。
特に、外部の方を招いての演奏会や鑑賞会は、利用者様にも喜んでいただきやすい人気のイベントです。
また、職員で出し物を考えたり練習したりして発表してみたりしても盛り上がること間違いなしです。
>>>あわせて読みたい「絶対盛り上がる!介護士が敬老会でできるおすすめの出し物12選」
長寿祝いでは、利用者様への感謝の気持ちをこめてプレゼントを用意してみましょう。
長寿祝いでおすすめのプレゼントは以下の通りです。
●健康グッズ(マッサージ器具、歩数計、血圧計など)
●似顔絵
●旅行や食事の招待券
●趣味に使えるアイテム(ガーデニングや書道など)
●フォトフレーム
●名前入りのグッズ
●メッセージカードや寄せ書き
>>>あわせて読みたい「介護施設で贈りたい!敬老の日のおすすめプレゼント10選」
介護施設で長寿祝いをする際、気をつけるべき注意点について解説します。
長寿祝いで主役となるのは、利用者様ご本人です。
そのため長寿祝いを計画する際は、その方に喜んでもらえる内容かどうかを何より重要視しなければなりません。
利用者様の好みや趣味などを日頃からリサーチしておくことが大切です。
長寿祝いの際は、利用者様のご家族の方も招いて一緒にお祝いするのもおすすめです。
事前にご家族の方と連絡を取り合い、参加意思の確認やスケジュール調整を行います。
ご家族の方に参加していただけることで、利用者様にもより一層喜んでいただけるでしょう。
長寿祝いを計画する際には、入居者の健康状態に十分配慮することも重要です。
体力や持病に応じて無理のないプランを立て、過度な負担を避けるようにします。
例えば、長時間のイベントや重い食事は避け、適度な休憩時間を設けることが大切です。
今回は、介護施設での長寿祝いについてご紹介しました。
長寿祝いは、利用者様の健康や長寿を祝うだけでなく、日頃の感謝を伝えられる機会でもあります。
ぜひ本記事を参考に、介護施設の利用者様の長寿祝いを盛大にお祝いしてみてください。
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