絶対盛り上がる!介護士が敬老会でできるおすすめの出し物12選

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介護施設で行う敬老会にて、介護士におすすめの出し物を12本紹介します。敬老会での出し物には職員が披露する「お披露目型」と、利用者様も参加できる「参加型」の2種類があります。そこで今回は、敬老会を行うメリットと注意点を解説しつつ、おすすめの「お披露目型」出し物、「参加型」出し物を6つずつ紹介します。

介護施設での敬老会とは?

介護施設における敬老会とは、高齢の利用者様に日頃の感謝を伝えるため開催されるイベントのこと。

9月第3月曜日の「敬老の日」に合わせて行われることが多いですが、利用者様に対するサービスの一環として、敬老の日以外でも定期イベントとして行われることもあります

敬老会のプログラムとしては、利用者様を楽しませるために職員が出し物を用意することが一般的。

職員と施設内の利用者様のみが参加対象となることもあれば、地域の保育施設や自治体などと連携して開催されることも多くあるようです。

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介護施設で敬老会を行うメリット

介護施設で敬老会を行うことで、利用者様にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ストレス発散になる

敬老会で声を出したり体を動かしたりたくさん笑うことで、日頃のストレス発散につながるでしょう。

普段できないような特別な体験を行うことは、心身に良い刺激となります。

「楽しい」と思える敬老会の時間を過ごすことで機嫌が良くなったり、暗い気持ちを吹き飛ばす効果を期待できるのです。

コミュニケーションの促進

敬老会での時間を通じて、利用者様と職員、また利用者様同士のコミュニケーションを図ることができます。

コミュニケーションの機会が増えることは信頼関係の構築にもつながり、結果として質の良いケアの提供にも直結します。

敬老会の出し物や雑談を通じて、普段あまり話す機会のなかった方とのコミュニケーションも促進することができるでしょう。

脳の活性化

頭を使う敬老会での出し物は、脳の活性化にもつながります。

例えば歌詞を思い出しながら歌う、クイズを解くなどの行動は、脳に良い影響を与えるのです。

脳を動かすことで脳の血流が促進され、認知症の予防にも効果的でしょう。

楽しみが生きがいになる

敬老会が利用者様にとって「楽しみ」なイベントとなると、定期的に開催されることを楽しみに待っていただき、それが生きがいにつながるということも考えられます。

特に入居型の施設においては、施設内でできることが利用者様の生活の全てであり、施設内で何か楽しみなことがないと生きがいを失くしてしまいがちです。

敬老会はそういった利用者様にとって楽しみなイベントとなり、生きがいを作るきっかけとなるでしょう。

【お披露目型】介護士におすすめ敬老会の出し物6選

敬老会で介護士におすすめしたい、お披露目型の出し物を6つ紹介します。

歌や演奏

職員による歌や演奏の披露は、施設内全体がにぎやかになりおすすめです。

利用者様も知っている曲であれば、手拍子で一緒に楽しんでいただくこともできるでしょう。

敬老会を実施する時期に合わせて、季節にちなんだ曲を選んでも盛り上がります。

<歌のアイデア>
童謡
合唱曲
演歌
昭和の歌謡曲

<演奏のアイデア>
ハンドベル
リコーダー
鍵盤ハーモニカ
ギター

二人羽織

二人羽織とは、一枚の羽織に二人が入りながら、まるで一人で動いているかのように演技すること。

頭を出す職員と、後ろから手を動かす職員に分かれます。

あたふたと動く二人羽織の姿に、利用者様も大爆笑間違いなし。

お箸を使った寸劇や化粧をする寸劇、顔を洗う寸劇などがおすすめです。

劇や芝居

職員による劇や芝居の披露も大いに盛り上がります。

昔話やおとぎ話など、有名な話であれば利用者様が理解しやすいだけでなく、職員の準備もスムーズに進むでしょう。

元々のストーリーをそのまま演じるのもいいですが、実際の職員を本人役で登場させるなど、オリジナルでストーリーを創作しても盛り上がります

<劇や芝居のアイデア>
日本昔話
水戸黄門
有名アニメ など

ダンス

視覚的に最も楽しい出し物といえるダンスは、施設内の雰囲気を盛り上げるのにおすすめ。

創作ダンスよりも、歌手やお笑い芸人による有名曲のカバーなどがいいでしょう。

曲にぴったりな衣装を作って、本人さながらに披露をすると笑いが巻き起こること間違いなしです。

<ダンスのアイデア>
マツケンサンバⅡ
ヒゲダンス
バブリーダンス
盆踊り など

マジックショー

簡単なマジックのショーもおすすめです。

簡単なネタであっても、利用者様にとっては「あの職員がすごいことをしている」というだけで盛り上がりやすくなります。

マジックネタはコインなどの見づらいものではなく、遠くからでも見やすいようなネタを採用しましょう。

落語

落語を覚えて披露することもおすすめ。

落語は高齢の利用者様にとって馴染みのあるもののため、しっかり準備して披露すれば大ウケすることも間違いなしです。

誰が見ても楽しめるように、有名で笑えるような演目を選ぶようにしましょう。

【参加型】介護士におすすめ敬老会の出し物6選

利用者様も一緒に参加でき、盛り上がりやすい敬老会の出し物を紹介します。

ビンゴ大会

車椅子の方も寝たきりの方もみんなが参加できるゲームといえば、ビンゴ大会。

運試し要素の強いゲームのため、争いも起きにくく楽しく盛り上がることができます。

景品は食品などよりも、実用性のあるものがおすすめです。

カラオケ大会

好きな曲を歌って盛り上がるカラオケ大会もおすすめです。

利用者様から曲のリクエストをあらかじめ聞いておき、カラオケ音源を流すだけで成立するため、職員の準備の負担も比較的少ないでしょう。

利用者様全員が楽しめるように、歌手やジャンルが偏らないように気を付けることがポイントです。

クイズ大会

全員参加型でスコアを競うクイズ大会もおすすめ。

クイズは脳トレにもつながるため、介護施設で広く取り入れられているレクリエーションの一つです。

利用者様の様子を見ながら難易度を設定することがポイント。

正解・不正解が分かりやすいように、〇✖クイズにしても良いでしょう。

長寿祝いの表彰

喜寿や傘寿のお祝いなど、その歳に該当する方全員の長寿祝いを表彰することもおすすめです。

利用者様の前で表彰されることで、「自分も表彰されたい」と生きる力につながるということも。

表彰は表彰状や写真など、すぐに準備でき部屋に飾れるようなものがおすすめです。

食事会

利用者様のリクエストなど、少し特別な料理を準備した食事会を開催することもおすすめです。

食事をするだけのため、出し物に参加することが恥ずかしいという利用者様でも参加しやすいでしょう。

食事の内容は栄養士と相談しつつ、いつもと違うメニューを提供し特別感を演出することが大切です。

記念撮影

敬老会を開催するごとに記念撮影を行うこともおすすめです。

高齢になると写真を撮る機会が減ってしまうため、敬老会のたびに写真が増えると特にご家族に喜んでいただけます。

撮影した写真は印刷してただ渡すだけでなく、メッセージを書いて渡すとより感動していただけるでしょう。

思い出が手に取って形に残るという点も写真の良いところですね。

敬老会で出し物をする注意点

敬老会で出し物をする際の注意点について解説します。

利用者様になじみのあるものにする

若者にウケやすいけど高齢の方には理解されにくいような内容の出し物は、できるだけ避けるようにしましょう。

参加していただく利用者様は高齢の方です。

例えば最新のお笑いネタやアイドルソングなどは、あまりなじみがなく盛り上がりにくいことも。

高齢の利用者様になじみのあるような内容で、直感的に楽しんでいただけるよう工夫しましょう。

全員が参加できるよう配慮する

敬老会の主役は利用者様です。

敬老会の出し物には、利用者様全員が参加できるように配慮するようにしましょう。

参加しきれていない方がいたらさりげなく声かけしたり、職員と一緒に参加するよう促すなどサポートすることが大切です。

あまり積極的に参加しない利用者様が多くいらっしゃる場合は、参加型でなく見るだけで楽しめる出し物を多めに企画するなど工夫しましょう。

参加中の体調の変化に注意する

利用者様が出し物に参加している間も、急な体調の変化などがないか注意して観察するようにしましょう。

急に動くことで血圧が上がって気分が悪くなる方や、体を痛めてしまう方もなかにはいらっしゃいます。

出し物に参加しつつも、介護士として全体をしっかり見渡すことが大切です。

まとめ

介護施設で行う敬老会は、高齢の利用者様へ日頃の感謝を込めて行われる行事です。

ストレス発散やコミュニケーションの促進、生きがいのきっかけ作りなどのメリットがあります。

敬老会で行う出し物には「お披露目型」と「利用者参加型」があり、利用者様の様子を見ながら企画していくことがポイント。

本記事を参考に、楽しい思い出となるような敬老会の出し物を企画しましょう。

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