お役立ち情報
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介護施設で行われる誕生日会は、どのような目的があってどのように行われるのでしょうか。誕生日を迎えることは誰しもめでたいこと。介護施設でも、誕生日を迎えた利用者様をお祝いしましょう。今回は、介護施設で誕生日会を行う目的や内容、介護士におすすめの出し物について解説します。
介護施設で毎月行われる誕生日会には、どのような目的があるのでしょうか。
誰しも、誕生日を迎えることはめでたいこと。
歳を重ねたことへの施設からのお祝いとして、誕生日会を行います。
特に入所施設の場合、ほぼ毎日利用者様の顔をあわせることから、利用者様にとって職員はもはや家族よりも身近な存在です。
そんな職員からお誕生日を祝ってもらえると、利用者様も喜んでいただけるでしょう。
自分が主役になって誕生日を祝ってもらうことは、誰でも特別感を感じるものです。
たくさんの人に「おめでとう」と言ってもらうことで、自己肯定感が向上し明るい気持ちになれます。
誕生日の利用者様には、元気になってもらうためにもたくさん声掛けを行いましょう。
誕生日を通してお祝いしてもらったり、プレゼントをもらったり、過去の楽しかったことを思い出すことで、脳を刺激し脳を活性化させることにもつながります。
また楽しかったことを思い出すことは回想法にもつながり、認知症予防の効果も。
嬉しい出来事を通じて脳を動かすことで、感情も豊かになるでしょう。
誕生日会を定期的に行うことで、施設の雰囲気を明るいものにすることができます。
「自分の誕生日が楽しみ」と期待していただけたり、楽しい雰囲気につられて施設内の活性化をさせることもできるでしょう。
また利用者様の誕生日会を定期的に行っていることは、施設探しを行っている方のアピールポイントにもなります。
介護施設で行う誕生日会では、主に以下のことを行います。
誕生日を迎えた利用者様に、ささやかながら施設からプレゼントを贈ります。
よくあるプレゼントの種類は、主に以下の3つです。
●メッセージカード
●花束
●フォトフレーム
メッセージカードは、職員からのメッセージやご家族からのメッセージを預かって記入します。
思い出に残るよう、写真などを貼り付けるとより華やかになるでしょう。
花束は小さめで、飾りやすいものがおすすめ。
フォトフレームは職員が準備しやすく、誕生日プレゼントにも最適な贈り物です。
誕生日の方にはおやつにケーキを提供したり、食事が少し豪華になるなどのプレゼントを行う施設もあります。
ケーキは糖分やカロリーが高く、利用者様によっては食べられない方もいらっしゃるため、医師やご家族にきちんと確認を取るようにしましょう。
ケーキでなくとも、その方の大好物などでも喜んでいただけます。
誕生会の様子を写真で撮影し、後日利用者様やご家族にお渡ししましょう。
高齢になると、なかなか自分で自分の写真を撮ることが減ってしまいます。
そのため誕生日会などの機会に、改めて利用者様の写真を撮ることはご家族にも喜ばれます。
歳を重ねた記念として、何枚か撮影して現像・プレゼントすると良いでしょう。
以下では、介護施設の誕生日会で職員が行うおすすめの出し物をいくつか紹介します。
職員による合唱の出し物は、誕生日会では定番。「ハッピーバースデートゥーユー」や、利用者様が好きな歌謡曲などを準備することが多いです。
毎月の誕生日会で歌えるように、職員共通のレパートリーがあれば良いでしょう。
誕生日会が盛り上がる職員によるダンスのアイデアです。
職員が披露するのも良し、簡単な振り付けで利用者様にも参加してもらうのもよし。
準備する時間が必要ですが、利用者様に確実に喜んでいただける時間をつくることができるでしょう。
誕生日会を行っている季節にちなんだクイズや、主役の利用者様に関するクイズも盛り上がります。
利用者様に関するクイズを出題するときは、利用者様に失礼のないようあらかじめクイズ内容を打ち合わせしておくとよいでしょう。
誕生日を迎えた利用者様について深く知ることもでき、利用者様同士の親睦も深まるでしょう。
介護施設での誕生日会は、利用者様の誕生日をお祝いすると同時にさまざまな目的があります。
何歳になっても誕生日を祝ってもらえることは、誰しも喜びを感じるもの。
利用者様の思い出に残るような誕生日会を企画しましょう。
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