お役立ち情報
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ケアマネージャーの志望動機の書き方について解説します。ケアマネージャーへの転職を考えている方で、志望動機が思いつかないと悩んでいる方は少なくありません。どうすれば、仕事への熱意が伝わる志望動機を書くことができるのでしょうか。本記事では、ケアマネージャーの志望動機の書き方や例文をご紹介します。
■目次
ケアマネージャーへの転職を決める前に、まずは「なぜ転職したいのか」について考える時間を作ります。
また、計画的かつスムーズに転職活動を進めるためにも、転職活動のスケジュールを考えることが重要になります。
ここからは、ケアマネージャーが志望動機を考えたり、転職活動を始めたりする前に行うべきことを3つご紹介します。
ケアマネージャーへの転職を考える方の多くが「給料が低い」「スキルアップがしにくい」など、今の仕事に対して不満を抱えています。
中には、職場に対する不満がつのり、後先考えずに勢いで転職先を決めてしまう人もいます。
しかし、それでは転職に失敗してしまうだけです。
まずは、「本当に転職をするべきか」「転職せずに今の不満を解決することはできるのか」について、しっかりと考えることが大切です。
ケアマネージャーへの転職を決めたものの「いつ、何をするべきか」が分からなければ、転職活動をスムーズに進めることができません。
特に履歴書に書く「志望動機」について、時間をかけて考えたいという場合は、事前に転職活動のスケジュールを立てておくことが重要です。
ケアマネージャーの転職スケジュールは、以下の通りです。
Step1 | 退職の意思を上司に伝える(目安:退職日の3ヶ月前) |
---|---|
Step2 | 次の担当ケアマネージャーに引き継ぎを行う(目安:退職日の2ヶ月前) |
Step3 | 転職先への応募・内定決定(目安:退職日の1ヶ月半~1ヶ月前) |
Step4 | 利用者様の自宅を訪問し、退職報告と次のケアマネージャーの紹介をする (目安:退職日の1ヶ月前) |
Step5 | デイサービスや訪問介護事業所など、提携の事業所に退職の旨を伝える (目安:退職日の2週間~1週間前) |
上司への退職報告は一般的に退職日の1ヶ月~2ヶ月前、遅くとも2週間前までに行います。
しかし、ケアマネージャーは次の担当ケアマネージャーへの業務の引き継ぎに時間を要します。
また、利用者様やご家族の方、ほかの職員への挨拶などの時間も考慮し、早めに退職する旨を伝えるようにしましょう。
>>>あわせて読みたい「ケアマネの転職におすすめの時期は?転職理由や必要な準備も解説」
利用者様の介護サービスの利用を全面的にサポートする役割を持つケアマネージャーは、責任感が強い人が多い傾向にあります。
そのため、引き継ぎの段階で「転職なんて無責任だったんじゃないか」と後悔する方も少なくありません。
せっかく決断した転職を後悔することがないよう、転職に対する気持ちを整理し、一貫した気持ちを持つことが大切です。
きちんと引き継ぎを行って転職することは、決して無責任ではないことをしっかり頭に入れておきましょう。
ケアマネージャーの転職では、どのような志望動機を書くことで採用担当者の目に留まりやすくなるのでしょうか。
採用担当者の目に留まりやすい志望動機を書くポイントは、以下の3つです。
●「なぜケアマネージャーとして働きたいのか」を言語化する
●「自分が持っているスキルをどう活かしたいか」を言語化する
●「なぜその事業所を選んだのか」を言語化する
ケアマネージャーの志望動機では「なぜケアマネージャーとして働きたいと思ったのか」を、きっかけなども踏まえて具体的に記載することが大切です。
また、数ある求人の中からなぜその事業所を選んだのかについて明記することで、採用担当者に熱意を伝えることができるでしょう。
特に、自分自身がどのようなスキルを持っていて、そのスキルを転職先でどう活かしたいかについても具体的に伝えることが重要です。
ケアマネージャーの志望動機は、実際にどのように書けばいいのでしょうか。
ここからは、履歴書に記載するケアマネージャーの「志望動機」の例文をご紹介します。
採用担当者がよくチェックするポイントを把握することで、より好印象を与えやすい志望動機を書くことができます。
採用担当者が、ケアマネージャーの志望動機をチェックするポイントは、主に以下の3つです。
●これまでどこの事業所でケアマネージャーの経験を積んだのか
●これまで担当してきたケアプランの件数やケース内容
●未経験者の場合、これまでどのような職種として働いた経験があるのか
ケアマネージャーは、主に居宅ケアマネージャーと施設ケアマネージャーの2つに大別され、それぞれ経験する業務内容が異なります。
また、地域包括支援センターで地域全体の高齢者や障がい者を支えるという選択肢もあります。
そのため、経験者の場合はどの事業所でどのような経験を積んでいたのかが特に重視されます。
これまで担当してきたケアプランの件数やケース内容など、具体的な経験内容が問われる場合もあります。
なお、ケアマネージャー未経験者の場合は、これまでどのような職種として働き、どのようなスキルや経験を積んできたのかが確認されます。
>>>あわせて読みたい「【テンプレあり】ケアマネージャーの職務経歴書の書き方を解説」
ケアマネージャーが志望動機を書く際に知っておいてもらいたいのが、履歴書の基本的なマナーです。
ここからは、履歴書を作成する際に注意するべきポイントを3つご紹介します。
履歴書を書くにあたって、守るべき基本マナーがいくつかあります。
●人柄や誠意を伝えるために、パソコンを使わず丁寧な文字で手書きする
●書き間違えても修正液や修正テープは使わず、新しい用紙に書き直す
●空欄の項目が少ないようにする
また、学歴を偽って書いたり、短期間働いていた会社を省いたりせず、すべて正直に書くことが大切です。
もし、何らかの理由で履歴書の嘘が発覚した場合、今後の信用問題につながりかねません。
場合によっては、不採用または解雇となる可能性があります。
ご自身が保有している免許や資格について、正式名称を忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
「免許・資格」の項目は、取得年月の古い順番から記載します。
保有している免許や資格は、以下のように正しい名称を使って記載しましょう。
免許・資格 |
---|
普通自動車第一種免許 取得 |
原動機付自転車免許 取得 |
介護職員初任者研修課程 修了 |
介護福祉士実務者研修課程 修了 |
介護福祉士国家資格 取得 |
介護支援専門員 取得 |
特に「ケアマネージャー」や「ケアマネ」は通称のため、正式名称の「介護支援専門員」と書くようにします。
履歴書の志望動機や自己PRの項目では「4W1H」を意識して文章を作成することで、内容の具体性が上がります。
この機会にぜひ「4W1H」での文章の書き方を覚えてみてください。
What | 今まではどんな仕事をしていたのか |
---|---|
When | いつ・どれくらいの期間、その仕事をしていたのか |
Where | どこでその仕事をしていたのか |
Why | なぜその仕事をしていたのか |
How | どのような仕事をしていたのか |
ケアマネージャーの志望動機は、自分が持っているスキルを転職先でどう活かしたいかについて具体的に記載します。
しかし、長くなりすぎてしまうと採用担当者の印象に残りません。
長くなりすぎず、簡潔かつ採用担当者の目に留まる内容の志望動機を書くようにしましょう。
1人での転職活動に不安がある方は、専門の転職エージェントを活用することで、転職のプロから履歴書の添削をしてもらえます。
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