お役立ち情報
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12月・1月・2月に介護施設で歌いたい、高齢者におすすめの冬の歌を16曲紹介します。冬におすすめの歌は、懐かしい昭和の冬の景色が浮かぶものや、寒さを吹き飛ばすあたたかい歌。血行を良くして体を温めるために、簡単な振付を作って体操にすることもおすすめです。今回は、冬のさまざまなシーンで楽しめる高齢者向けおすすめの冬の歌を紹介します。
■目次
冬の介護施設でのレクは、冬の歌を使ったカラオケレク・音楽療法がおすすめ。
寒い冬の日は、施設内だけで行うレクの回数が増えます。
懐かしい冬の歌で盛り上がれば、寒さを乗り越えられるかもしれませんね。
歌うだけでなく、体操として体を動かすのもいいでしょう。
今回の記事では、利用者様も楽しめる楽曲を中心に冬の歌を16曲をピックアップしてみました。
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冬に介護施設で歌いたい高齢者向け冬の歌を、童謡・唱歌に絞って8曲紹介します。
1913年(大正2年)に尋常小学唱歌に掲載された唱歌です。
秋の季語である「さ霧」が消える様子を歌っていることから、秋から冬への季節の移り変わりを表していることが分かります。
1番から3番まで、さまざまな冬のシーンを表しています。
「♪かきねの かきねの まがりかど」でお馴染みの『たき火』。
歌詞に出てくるサザンカは秋から初冬にかけて咲くことから、秋から冬への季節の変わり目の歌であることが分かります。
1941年(昭和16年)にNHKのラジオ番組で放送されて以来、現在にわたり広く親しまれている楽曲です。
幅広い世代に知られている『北風小僧の寒太郎』は、1974年(昭和49年)にNHK『みんなのうた』に初登場しました。
当時は俳優の堺正章さんと東京放送児童合唱団が歌唱を担当したことで話題となり、以降長年にわたり放送されている童謡です。
若い職員でも知っている人が多く、みんなで歌える冬の歌であるといえるでしょう。
「♪ゆきやこんこ あられやこんこ」の歌詞でお馴染みの『雪』は、1911年(明治44年)に尋常小学唱歌に掲載された唱歌。
最近でもよく聴く有名な唱歌ですが、なんと明治時代から歌い続けられてるのです。
歌詞の「こんこ」の意味は諸説ありますが、「来い来い」という意味で歌われているのではないかといわれています。
1947年(昭和22年)に中学の音楽教科書に掲載された唱歌で、1871年に発表されたアメリカの楽曲『Mollie Darling(Molly Darling)』が原曲。
「オリオン」「スバル」「北斗」のような星座が歌詞中に登場します。
冬の星空が思い浮かぶような楽曲です。
「♪おおさむこさむ」の歌いだしで有名な『おおさむこさむ』ですが、地域によって歌詞のバリエーションが異なるという特徴があります。
それぞれの地域で歌われてきた歌詞を披露しあってもおもしろいでしょう。
輪唱で歌うこともできるため、脳トレにも最適です。
満州への移民向けに作られた楽曲で、1924年(大正13年)に満州唱歌集に掲載されました。
詩人の北原白秋が作詞したことでも有名です。
「ペチカ」とはレンガなどで作られた暖炉のことを指します。
満州での生活を想像して作られましたが、歌詞に満州というワードが出ないため、現在でも冬の歌として親しまれています。
1912年(明治45年)に尋常小学唱歌に掲載された唱歌。
囲炉裏を囲んで、母は裁縫を、父は縄をないながら、冬の夜を過ごす家族の情景を表しています。
仲睦まじい家族の様子が思い浮かび、歌いながらほっこりできそうな歌です。
冬に介護施設で歌いたい高齢者向け冬の歌を、懐かしい昭和の歌謡曲に絞って8曲紹介します。
「♪上野発の夜行列車 おりた時から」の歌いだしで有名な、石川さゆりさんの代表曲です。
1977年(昭和52年)に発表されました。
津軽海峡とは、北海道と青森県のあいだにある海峡で、本州から故郷である北海道へ帰る女性の心情を表しています。
この曲は職員が本気で歌っても盛り上がりそうですね。
1986年(昭和61年)に発表された吉幾三さんの楽曲。
これまでコミックソング路線だった吉幾三さんが初めて本格演歌歌手としてリリースした曲で、100万枚を超えるミリオンセラーを記録したヒット曲となりました。
同じ吉幾三さんの楽曲では、『俺はぜったい!プレスリー』『俺ら東京さ行ぐだ』といった楽曲も介護施設で盛り上がりますよ。
1975年(昭和50年)に発表された都はるみさんのヒット曲で、作詞家・阿久悠さんが作詞を手がけています。
翌年の『第27回NHK紅白歌合戦』では紅組トリ楽曲として披露されました。
2021年にはカップうどんのCMソングにも起用されたことから、幅広い世代に知られています。
19世紀のアメリカのフォークバラード『いとしのクレメンタイン(Oh My Darling, Clementine)』が原曲で、ダークダックスが1959年(昭和34年)に発表した楽曲です。
冬の歌には寂しい歌が多いですが、なかでも『雪山賛歌』は明るく陽気な楽曲で、気分を上げたいときにおすすめ。
NHK『みんなのうた』で放送されたこともあり、広く親しまれています。
1983年(昭和58年)に森昌子さんの41枚目のシングルとして発表された楽曲。
同年の『第34回NHK紅白歌合戦』にもこの曲で出場を果たしています。
森昌子さんの楽曲はカラオケでは難しい曲が多いですが、だからこそ盛り上がるところも多いでしょう。
1980年(昭和55年)に発表された北島三郎さんの冬の曲です。
津軽三味線奏者の高橋竹山をモデルにした詞で、伴奏にも三味線が使用されています。
『NHK紅白歌合戦』では、大量の紙吹雪とともに披露するステージが定番となっており、知っている方も多いでしょう。
「サブちゃん」の愛称で人気を博す北島三郎さんの楽曲は、介護施設のカラオケレクとしておすすめです。
1952年(昭和27年)に発表されたヒット曲で、本来はラジオの連続放送劇の挿入歌として発表されましたが、その後高英男さんによって歌唱されレコード化された楽曲です。
その後NHK『みんなのうた』でも放送されました。
なお高英男さんは日本初の男性シャンソン歌手として知られています。
ザ・ドリフターズの曲として知られる『いい湯だな(ビバノン・ロック)』ですが、元々は群馬県のご当地ソングとして発表されたものでした。
ザ・ドリフターズがカバーした『いい湯だな(ビバノン・ロック)』は、TBS系『8時だョ!全員集合』、フジテレビ系『ドリフの大爆笑』のエンディングソングとして起用され、幅広い世代に知られています。
あたたかい温泉や大笑いのお茶の間が想像でき、寒い冬も明るく乗り切れそうな楽曲です。
冬に介護施設で歌いたい歌を16曲紹介しました。
冬に歌う歌は、懐かしい情景が浮かぶものや、寒さを吹き飛ばすあたたかい歌がおすすめ。
血行を良くして体を温めるために、簡単な振付を作って体操にするのもいいでしょう。
本記事を参考に、冬のカラオケレクや音楽療法を楽しみませんか?
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