お役立ち情報
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デイサービスをはじめとした介護施設で、ハロウィンにおすすめのレクリエーションをご紹介します。10月のイベントとして挙げられるハロウィンは、愉快で楽しいというイメージから介護施設でも広く取り入れられているイベントです。今回は、介護施設でやりたいハロウィンレクのアイデアや、注意点について解説します。
■目次
10月のイベントといえば、ハロウィン。
デイサービスなどの介護施設における10月のレクリエーションに、ハロウィンを取り入れてみませんか?
ハロウィンにちなんだ楽しいレクを企画できるだけでなく、レクリエーションに季節感を織り交ぜることで、季節の移り変わりを感じ脳の活性化にもつながります。
ハロウィンはお化けやお菓子といった特徴があるため、普段のゲームにひと工夫加えるだけで簡単に「ハロウィンバージョン」を作ることができます。
利用者様の様子にあわせて、適切なハロウィンレクを企画してみましょう。
介護施設でできる、ハロウィンにちなんだゲームのレクリエーションを紹介します。
お正月のゲームとして定番の福笑いですが、ハロウィンではかぼちゃの「ジャック・オ・ランタン」の顔で行うこともできます。
ジャック・オ・ランタンには馴染みのない方も多いので、事前に顔つきについてしっかり説明するようにしましょう。
画用紙で簡単に作成でき、ルールもわかりやすいため介護施設でのレクリエーションにおすすめですよ。
介護施設で人気のゲームとして挙げられるボウリング。
ハロウィンバージョンでは、ボウリングのピンにハロウィンのお化けを描いた画用紙を貼り付け、「お化け退治」というテーマで行ってみましょう。
お化けごとに点数を付けて、倒せたピンの点数を競うのも楽しいですよ。
ピンポン玉とスプーンを使って行われるスプーンリレーですが、ピンポン玉を目玉に見立てて「目玉運びリレー」にすると、ハロウィンっぽい雰囲気づくりができます。
市販の「目玉グミ」を活用してもいいでしょう。
なおピンポン玉に油性ペンで目玉を描いても、消毒用エタノールで拭けば落とすことが可能です。
介護施設でできる、ハロウィンにちなんだ体操のレクリエーションを紹介します。
AKB48の楽曲「ハロウィンナイト」にあわせたハロウィンの体操です。
手を中心に大きく使うことができ、アップテンポな音楽で楽しく踊ることができます。
座りながら行うため、車椅子の方でも参加できます。
ハロウィンシーズンの定番曲であり、マイケル・ジャクソンの名曲である「スリラー」を使った体操です。
肩や首も使うため、先述した「ハロウィンナイト体操」よりも多数の部位を動かすことにつながります。
前に出て見本を見せる介護職員が、動画のようにマイケル・ジャクソンの仮装をしているとより盛り上がりそうですね。
介護施設でできる、ハロウィンにちなんだ製作のレクリエーションを紹介します。
折り紙一枚でできる、ハロウィンのお化けの折り紙製作アイデアです。
一枚しか使わないのに、色のある帽子を被っている白いお化けを表現できます。
完成したときの満足度も高い折り紙です。
紙皿リースのハロウィンバージョン。
カラフルな折り紙やマスキングテープ、ハロウィンモチーフを使って飾りつけをしていくだけの簡単な製作です。
完成品は施設の壁面に装飾することもできます。
介護施設でできる、ハロウィンにちなんだおやつのレクを紹介します。
あんこでお化けを表現したかわいらしいミニどら焼き。
どら焼きの生地はホットプレートで焼くこともできます。
あんこを挟んだり、目玉を付ける過程などではぜひ利用者様にも参加していただきましょう。
材料5つで本格的にできるかぼちゃのクッキーです。
形がかぼちゃそのものなため、登場しただけで盛り上がること間違いなし。
しっとりと口当たりがよく、たくさんの方に食べていただけそうです。
ゲームや体操、製作、おやつといった定番のレクリエーションをご紹介してきました。
ハロウィンでは、もっとさまざまなアイデアが挙げられます。
以下では、デイサービスなどの介護施設でできる、ハロウィンにちなんだ変わり種のレクリエーションを紹介します。
ハロウィンといえば仮装。
職員がさまざまな姿に仮装しているだけでも、いつもとは大きく異なった施設内の雰囲気を演出できるでしょう。
ドラキュラや魔女などの仮装が一般的ですが、高齢者向けの仮装もおすすめ。
利用者様も気軽に仮装できるカチューシャや帽子があれば、記念撮影時などで活躍できそうです。
ハロウィンでは本来、仮装した子どもたちが近隣の家を周り「トリック・オア・トリート(お菓子くれなきゃいたずらするぞ)」を唱えてお菓子をもらうという文化があります。
その文化をアレンジして、介護施設では職員がお菓子を配り歩くイベントを行うのもいいでしょう。
施設によっては、地域のハロウィンイベントに参加する施設もあります。
例えば保育園と交流し、仮装した子どもたちを施設に招いておかしを配るなど、地域の人々との交流をはかることもできるでしょう。
他にもハロウィンパーティーやバザーを開いたり、劇団を招待してのイベント開催などを企画する施設もあるようです。
介護施設でハロウィンレクを実施する際には、以下の2点に注意しましょう。
ハロウィンが日本で一般的になったのは80〜90年代といわれており、高齢の利用者様には馴染みのないイベントであるといえます。
そのため、ハロウィンが何かを知らないという方も少なくないでしょう。
ハロウィンレクを実施する際には、ハロウィンとは何かについて説明する時間を設けるといいでしょう。
利用者様のなかには、馴染みのないハロウィンのレクリエーションに興味を持たなかったり、仮装などのイベントをやりたがらない方もいらっしゃるかもしれません。
そういった場合は、参加を無理強いさせず、利用者様のペースにあわせましょう。
おやつだけは提供する、折り紙や塗り絵など参加しやすいレクリエーションに促すなどの配慮が必要です。
デイサービスをはじめとした介護施設でのハロウィンレクリエーションには、ゲームや体操、製作、おやつだけでなく、仮装大会や地域との交流などさまざまなアイデアがあります。
しかし高齢の利用者様にとってハロウィンは馴染みのないイベントといえるため、実施する際にはハロウィンについて説明する・参加を無理強いさせないなど配慮が必要です。
本記事を参考に、レクリエーションを通して介護施設でハロウィンを楽しみましょう。
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