【7月】介護施設から家族への手紙|書き出しや内容の文例を紹介

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7月に介護施設から家族へ送る手紙のアイデアを紹介します。7月の手紙では、七夕などの季節のイベントに関するお知らせやご報告、熱中症や脱水症防止対策に関する内容がおすすめ。気温が高くなり利用者様の生活スタイルも変わってくるため、ご家族の方が安心できるような夏の介護施設の過ごし方についてお伝えしてみましょう。他にも7月に介護施設から家族へ送る手紙の内容や書き出し、文例についてまとめました。

7月の家族への手紙で伝えたいこと

7月に介護施設から家族に送る手紙では、利用者様の様子以外にどのようなことを伝えるべきでしょうか。

「7月ならでは」を感じられる内容について紹介します。

季節(七夕)イベントのこと

7月の季節のイベントといえば、7月7日の七夕が挙げられます。

介護施設でも七夕祭りのイベントを実施するところは多いでしょう。

季節のイベントは利用者様にとって季節を感じられるタイミングになるだけでなく、リフレッシュやストレス発散の場にもなるため、たくさんの方に参加していただきたいところです。

7月に七夕祭りのような楽しいイベントがあることを手紙で告知することで、利用者様が施設で過ごす時間を楽しみに感じてもらえ、たくさんの方に参加いただけるかもしれません。

またご家族の方がイベントのことを知ることで、施設での時間の充実度を伝えることもできるでしょう。

>>>あわせて読みたい「【7月のレク】介護施設におすすめ!高齢者向け7月のレクを紹介」

熱中症・脱水症予防について

7月は気温が30度を越える日が多く、強い暑さを感じる日々が続きます。

そんな気候で注意したいところが、熱中症や脱水症のことです。

高齢者は加齢により体温調節機能が低下することから、暑さを感じにくく知らずのうちに熱中症になってしまうことも。

また水分補給を適度に行っていないと、脱水症の状態に陥ってしまいます。

施設でこういった体調不良の対策を行うことはもちろん、ご家庭でも留意していただけるよう手紙でお伝えしましょう。

>>>あわせて読みたい「介護現場でできる熱中症対策とは?主な症状や熱中症対処方法まで」
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リハビリの様子

暑くなり施設内で過ごすことが快適に感じると、リハビリにも精が出ます。

ご家族は普段利用者様がどのようなリハビリを行っているのか把握しづらいため、文章や写真を添えてリハビリの様子をお伝えすると良いでしょう。

リハビリ専門職の職員に一言メッセージをもらうことも一つのアイデア。

今後どのようなリハビリを行っていくか、簡潔に伝えるだけでもご家族に安心していただけるでしょう。

7月の家族への手紙の書き出し例

7月に介護施設から家族に送る手紙における、書き出しの文章例を使用時期別に紹介します。

<上旬>

暑い夏も間近となりました。いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ夏の到来を迎えます。○○様につきましては、ますますお健やかにお過ごしのことと存じます。

梅雨明けが待たれる今日このごろ、お元気でお過ごしでしょうか。

色とりどりの七夕飾りに、夏の訪れを感じる季節になりました。お変わりありませんでしょうか。

七夕飾りが軒先で揺れております。お元気でお過ごしのことと存じます。

<中旬>

梅雨が明け、猛暑の日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。

白南風が梅雨明けを告げる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。

青空に入道雲が湧き上がる盛夏の季節になりました。お元気でお過ごしでしょうか。

にぎやかな蝉時雨の季節になりました。お健やかにお過ごしでしょうか。

いよいよ本格的な夏を迎え、ますますご発展のこととお喜び申し上げます。

<下旬>

日ごとに暑さが増してきましたが、お元気でいらっしゃいますか。

猛暑厳しき折、お健やかにお過ごしでしょうか。

炎暑しのぎがたい今日このごろですが、体調をくずされてはいませんか。

夕立後の風が心地よく感じられる今日このごろ、お元気でお過ごしのことと存じます。

日没後も気温の下がらない日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。

7月の家族への手紙の文例

7月に介護施設から家族に送る手紙の文例を紹介します。

「季節(七夕)イベントのこと」

色とりどりの七夕飾りに、夏の訪れを感じる季節になりました。
お変わりありませんでしょうか。

さて、当施設では○日に七夕祭りのイベントを行う予定です。
当日は七夕にちなんだ脳トレレクやクイズ大会、七夕特別メニューのお食事とおやつをご用意しております。
七夕祭りは今月の当施設におけるメインイベントとなりますので、○○様におかれましてはぜひ参加いただきたいと存じます。

施設内共有ホールには、○○様にご作成いただいた短冊や七夕飾りを展示しております。
ぜひ見にいらしてくださいね。

すっきりしないお天気が続きますが、お体ご自愛下さい。

「熱中症予防について」

梅雨が明け、猛暑の日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。

毎日30度近くまで気温の上がる日々となりました。
当施設におきましては、利用者様の熱中症対策に取り組んでおります。

消防庁の調査では、熱中症で搬送される高齢者のうち、ほとんどが室内で熱中症を引き起こしていると報告されています。
加齢により暑さに関する感覚機能や体温調節機能が低下するため、ご本人が「平気」と仰っていても実は体は危険な状態にあることが多いのです。

当施設におきましては、適切な温度の空調設定、室温・湿度の管理、利用者様の衣類のご提案など、熱中症防止に関する取り組みを継続してまいります。
ご自宅でも、くれぐれも熱中症に気を付けてお過ごしください。

ご壮健にてこの夏を乗り切られますようお願い申し上げます。

「脱水症予防について」

にぎやかな蝉時雨の季節になりました。
お健やかにお過ごしでしょうか。
○○様は夏風邪も引かず、元気に過ごされています。

夏に気を付けたい体調不良の一つに、脱水症が挙げられます。
脱水症とは、大量の発汗や下痢など体から水分が減少することで水分不足に陥る状態のこと。
高齢者は加齢により脱水症のリスクが高くなっているため、当施設では脱水症予防のため積極的な水分補給を行っております。

適度な水分補給を促す、ゼリーなどおやつに水分量の多いものを提供する、大量の発汗を防ぐために室温と湿度の管理を行うなどの取り組みで、利用者様が健康敵に夏を乗り越えられるよう努めてまいります。

蒸し暑い日が続きますが、体調には十分お気を付けください。

「普段の様子」

炎暑しのぎがたい今日このごろですが、体調をくずされてはいませんか。
○○様は暑さにも負けずお元気に過ごされております。

当施設におきまして、先日流しそうめん大会を行いました。
職員が竹を組み立てて作成した流しそうめんの台を使用し、室内開催ながらも本格的に実施した当施設の一大イベントです。

○○様はこの流しそうめん大会を非常に楽しみにされていたご様子で、子どもの頃よく流しそうめんをやったお話をたくさん聞かせてくださいました。
美味しいそうめんもお腹いっぱい食べられたようで、満足そうにされていたお姿が印象的でした。
また来年も実施したいですね。

盛夏のみぎり、ご家族の皆様のご健康をお祈りいたしております。

「リハビリの様子」

日没後も気温の下がらない日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。

涼しい施設内で過ごす時間が快適なこの季節。○○様は、涼しい室内でも体を動かせるリハビリに一生懸命取り組んでおられます。
ご本人より「釣り堀へ釣りに行きたい」とご希望をお伺いし、釣り堀まで移動するための徒歩訓練からスタートし、今週からは実際に釣竿を動かす訓練を行っています。

積極的にリハビリに参加する○○様の姿に、職員一同脱帽です。
涼しくなれば釣りに行けるように、引き続き職員一同サポートさせていただきます。

例年になく暑い日が続きますが、お体ご自愛下さい。

まとめ

7月に介護施設から家族へ送る手紙には、七夕などの季節のイベントに関するお知らせやご報告、熱中症や脱水症防止対策に関することなどをお伝えすることがおすすめです。

他にもリハビリや施設内での過ごし方など、普段の様子も伝えられると、より充実したお手紙になります。

本記事を参考に、7月にご家族に喜んでいただけるような手紙を作成しましょう。

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