介護職の転職初日にすることは?準備すべきものや当日の注意点

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介護職への転職初日は、挨拶や手続きなどで慌ただしく過ぎていきます。問題なく無事に乗り越えるためには、前日までにしっかり準備しておくことが大切。具体的にどのような準備をして、当日どのように過ごすのでしょうか?今回は、介護職の転職初日についてまとめてみました。

介護職の転職初日までに準備することは?

介護症の転職初日までに、準備しておくべきことがいくつかあります。

初日になって「忘れていた…」ということがないように、前日までにしっかり準備しておきましょう。

持ち物のチェック

初日に必要なものは、前日までに採用担当者に確認するようにしましょう。

メモ用の筆記用具や仕事に必要なエプロンなどはもちろん、雇用契約のために必要な書類などもあります。

一般的に介護施設の転職初日に必要とされる持ち物には、以下が挙げられます。

・仕事着
・エプロンや靴
・筆記用具
・クリアファイル
・印鑑
・源泉徴収票
・雇用保険被保険者証
・住民票記載事項証明書
・マイナンバーカード
・年金手帳
・給与振込先の通帳のコピー
・資格証明書
・運転免許証 ※送迎業務がある場合
・健康診断書(領収書)

通勤経路・時間をチェック

家から職場までの通勤経路を確認しましょう。

公共交通機関を使用する場合は、時刻表や乗り換えの時間、駅までの徒歩ルートも確認します。

通勤時間はドア・トゥ・ドアで計算し、当日は少し早めの時間に出発するようにしましょう。

なお職場に到着する適切な時間は、職場により異なります。
前日までに採用担当に、「〇日は初日のため少し早めに到着しようと思っているのですが、何時ごろが適切でしょうか?」のように聞いてみるといいでしょう。

自己紹介の文章を考えておく

転職初日は職員全員の前で自己紹介を行ったり、利用者様にご挨拶周りを行ったりします。

その場で慌てることのないように、自己紹介の文章はあらかじめ考えておくようにしましょう。

<例文>
おはようございます。
本日よりお世話になります、〇〇と申します。

前職は訪問介護事業所でホームヘルパーとして約5年間従事しておりました。
通所介護施設での勤務は初めてとなりますが、お力になれるよう精一杯頑張りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

介護職の転職初日にすることは?

介護施設への転職初日は、さまざまなことを行いながら慌ただしく過ぎていきます。

具体的にはどのようなことを行うのでしょうか。

挨拶と自己紹介

まずは朝礼などの機会で、職員全員に挨拶と自己紹介を行います。

自己紹介の文章は、先述した内容を参考に前日までに考えておきましょう。

職員への挨拶が済んだ後は、利用者様に挨拶を行います。
このときに一人ひとりのお顔をしっかり拝見し、早いうちに顔と名前を一致させて覚えられるよう工夫する必要があります。

新入職員の印象は、この挨拶と自己紹介で決まるといっても過言ではありません

笑顔でハキハキと行うようにしましょう。

施設内案内

自己紹介が一通り終わったあとは、施設内の案内をされます。

施設の間取りやどこに何があるかなど、メモを取りながら周りましょう。

広い施設だと覚えるのが大変なため、あらかじめ館内図をもらっておくこともポイントです。

なお利用者様へのご挨拶は、この案内の際にまとめて行うこともあります。

事務手続き

雇用契約や口座の登録など、初日は事務手続きを行うことが多いです。

書類などの持ち物はこの際に必要になるため、忘れ物のないようあらかじめしっかり確認しておきましょう。

パソコンが支給される場合は、パソコンのセットアップも行います。

他にも勤怠管理システムへの登録や社員証の発行など、施設によって必要な事務手続きが行われます。

労働条件通知書など施設側からもらう書類もあるため、クリアファイルを持参するといいでしょう

新人研修

いざ仕事に入る前に、まずは新人研修が行われます。

施設を運営している法人についてのことや経営理念、具体的な仕事内容などについての説明が主な内容です。

介護業界が未経験の人の場合は、介護業界について学ぶ時間が設けられることもあるでしょう。

介護の職場では、教育やOJTを担当する先輩が1対1で教育を行うことが多いです。
分からないことがあれば、今日教育担当の先輩に質問して解決してきましょう。

なお経験者の場合、基本的な研修は行わずすぐにOJTに入ることもあります。

介護職の新人に求められること

介護の現場において、新人には最初から難しい業務をこなすことを求められません。

では新人には求められることには、どのようなことがあるのでしょうか。

挨拶はしっかり

新人のうちは、自ら積極的に挨拶していくことを意識しましょう。

「先輩がしていないから自分もしない…」ではいけません。

仕事をまだ覚えられていない新人だからこそ、当たり前にできる挨拶の部分はしっかり行うことが大切です。

職員と利用者様の顔と名前を覚える

介護職は人と人のコミュニケーションが何よりも大切な仕事です。

コミュニケーションを円滑にし介護業務を安心安全に行うためには、まずは職員と利用者様の顔と名前を覚えるようにしましょう。

名前を覚えるコツは、その人との会話や第一印象で印象に残っているものと名前を一緒にメモしておくこと。

例えば「野球選手のファンの〇〇さん」のように、名前とイメージを紐づけることで覚えやすくなります。

自ら積極的に動く

挨拶はもちろん、雑用や先輩のお手伝いなど、自ら積極的に動くようにしましょう。

介護職は臨機応変にテキパキと動くことが求められます。

新人のうちから積極的に動く癖を付けることで、独り立ちした後も柔軟な対応ができるようになるだけでなく、先輩からの評価が上がることも期待できます。

「何をしたらいいか分からない」とぼーっとしてる時間を作るのではなく、「何かお手伝いできることはございますか?」とひと声かけるなど、自分からできることを探すようにしましょう。

前の職場でのやり方を持ち込まない

経験者の場合、前の職場でやっていた仕事のやり方と新しい職場でのやり方が違うことがあります。

このときに、前の職場でのやり方のほうが慣れているからといって、自分勝手に動くことのないようにしましょう。

やり方が決まっているのは、業務効率化はもちろんですが、その職員間でやり方を統一することによって職員が連携しやすくするという目的もあります。

新しい職場でのやり方を学んで、自分から変わる努力をしましょう。

介護職の転職初日に注意すること

介護職の転職初日を乗り越えるためには、いくつかの点に注意する必要があります。

遅刻しない

公共交通機関の乱れなどの不可抗力を除き、初日から遅刻することがないように気を付けましょう。

「今回の新人は時間にルーズだな」という印象を与えてしまいます。

万が一何らかの事情で遅刻しそうな場合は、施設の担当者に電話で連絡し丁寧に報告しましょう。

寝坊することがないように、前日は準備を済ませた上で早めに就寝することが大切です。

忘れ物をしない

指定されていた持ち物の忘れ物には気を付けましょう。

雇用契約など、決まった書類がないと手続きできないものもあります。

書類は前の職場や市役所でないと手に入らないものもあるため、余裕を持って準備しましょう。

持ち物のセットは当日ではなく、前日までに済ませておくこともおすすめです。

身だしなみを整える

第一印象で清潔感を感じてもらえるように、身だしなみを整えましょう。

ボサボサの髪やしわ・汚れのある服、伸びた爪、ボロボロの靴はNG。

また女性の場合は適切なメイクを施すことも大切です。

>>>あわせて読みたい「介護職で適切な髪型は?ポイントやNG、おすすめの髪型を解説」
>>>あわせて読みたい「介護士のOK・NGメイクは?夜勤のおすすめメイクも紹介」

まとめ

介護職の転職初日は緊張しがち。

無事に乗り越えるためには、しっかりと準備しておくことが何よりも大切です。

今後問題なく仕事を行うためにも、本記事を参考に初日の過ごし方を確認しておきましょう。

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