介護職のメイク事情は?ネイル、髪色はどこまでOK?

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介護職をしている人のメイクやネイル、髪色事情はどうなっているのでしょうか。どこまでOKなのか、どこからNGなのかをしっかり把握することが大切です。今回は介護職のメイク・ネイル・髪色事情についてまとめました。

介護職のメイク事情は?

介護職で働いている女性のメイク事情についてまとめました。

基本はナチュラルメイク

介護職で働いている人のメイクは、基本的にはナチュラルメイクが無難です。

介護職は人と接するいわゆる接客業の一面もあるため、メイクをはじめとした身だしなみはしっかり整える必要があります。

このことから、むしろすっぴんは避けてナチュラルなメイクを推奨している事業所がほとんど

ただし利用者様に不快感を与えてしまうような濃いメイクは避けるようにしましょう。

<おすすめのメイクポイント>

崩れないようベースメイクをしっかりめにする

チークやリップは濃くならないように注意

アイシャドウはベージュなどナチュラルなカラーで

アイラインやマスカラなどで目の周りが黒く見えないように注意

フィクサーなどで崩れにくくなる工夫をする

夜勤はすっぴん派多数

基本的にはナチュラルメイクが推奨されている介護職ですが、夜勤の場合は薄化粧あるいはすっぴんで勤務するという声も多数上がっています。

夜勤は利用者様が就寝中の見回り業務や事務作業が中心となることや、夜勤明けすぐに入浴したいという方が多いことから、しっかりメイクすることを控える方が多いようです。

日焼け止め・スキンケアで肌を健康に

介護職は人とじっくり接する仕事であることから、日焼け止めやスキンケアをしっかり行って肌を健康に保つことが大切です。

介護業務による疲労やストレス、夜勤による生活習慣の乱れによって、肌は荒れやすくなってしまいます。

体の健康はもちろんですが、肌の健康にも気を遣って過ごすとよいでしょう。

介護職のネイル事情は?

介護職で働いている女性のネイル事情についてまとめました。

基本はナチュラルネイル

マニキュアなどのネイルは、グループホームやデイサービス、有料老人ホームなどではOKとしている事業所が比較的多い傾向です。

一方で、病院や訪問介護ではNGにしている事業所が圧倒的多数

ネイルは華美に見えてしまうだけでなく、利用者様を傷つけてしまう可能性があるため、施すときは事業所のルールを確認して慎重に行いましょう。

ネイルがOKの場合でも、基本的にはナチュラルなカラー・デザインで抑えましょう。

どの程度であればOK?

介護施設でネイルがOKとなっている場合、主にOKラインとされているのは以下の通りです。

  • クリアネイル(透明のマニキュアなど)
  • 肌に近い色(薄いピンクなど)
  • デザインなしワンカラー(無地)
  • 爪の長さは指の長さを越えない

ネイルのOKラインは事業所によって大きく異なる部分でもあります。

必ず自分が働く事業所のルールを確認しましょう。

介護職の髪色事情は?

介護職で働く介護士の髪色事情についてまとめました。

ヘアカラーOKの事業所は多い

介護職の髪色について、ヘアカラーOKにしている事業所は案外多い印象

金髪や原色など奇抜なカラーでなければ許可されることが多いでしょう。

インナーカラーやグラデーションなどのデザインヘアカラーは、施設の規定に合わせて施すようにしましょう。

どの程度であればOK?

介護施設でヘアカラーがOKとなっている場合、主にOKラインとされているのは10トーン程度の明るめの茶髪までです。

髪色のトーンは1トーンが最も暗く、6トーン程度になると「暗めの茶髪」、8トーン程度で「やや明るめの茶髪」となります。

10トーン以上になると金髪のように明るく見えてしまうため、介護職の場合は1~10トーンのあいだでカラーリングをするようにしましょう。

>>>あわせて読みたい「介護職で適切な髪型は?ポイントやNG、おすすめの髪型を解説」

介護職のNG身だしなみとは?

身だしなみを整える際は、「何がNGなのか」についても把握する必要があります。

介護職のNG身だしなみについてまとめました。

濃いメイク

濃いメイクは利用者様に威圧感を与えてしまうだけでなく、少し触れたときに色移りし利用者様の私物を汚してしまうこともあります。

濃すぎるリップや過度なファンデーションをしている顔を守るために、身体介助などで支障が出てしまうことも。

介護現場に相応しいナチュラルメイク程度に抑えるようにしましょう。

長い爪

介護職は利用者様の体に触れる仕事。

長い爪は利用者様にケガをさせてしまう可能性があり、危険です。

爪が邪魔で業務に支障が出てしまうこともあるため、爪の長さは指の長さに揃えるようにしましょう。

ケガの恐れのあるアクセサリー

ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーは、利用者様がケガをしたり、業務中に介護士自身がケガをする可能性があります。

介護業務に不必要なアクセサリーは外した上で業務を行いましょう。

また結婚指輪についても、業務中は外しているという意見が多数。

介護業務の邪魔になったり、業務中に外れて失くしてしまうこともあるため注意が必要です。

利用者様が嫌がる身だしなみ

事業所がOKしている身だしなみであっても、利用者様が「嫌」といえばその身だしなみはどうしても避ける必要があります。

クレームが出てトラブルに発展してしまう前に、抑えるところは抑えつつ、利用者様に対応方法についてしっかり説明するようにしましょう。

まとめ

介護職の身だしなみは、事業所によってOKラインが大きく異なります。

メイクやネイル、髪色などは働いている事業所のルールを確認しながら、介護現場に相応しい身だしなみを心がけることが大切です。

利用者様にとって職員の身だしなみが不快に写っていないか、改めて自分の身だしなみを振り返ってみましょう。
 

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