介護職で出世する人・早期にキャリアアップできる人の特徴を解説

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介護職で出世する人の特徴やキャリアプランについて解説します。介護職は無資格・未経験でも始められ、実際の仕事を通じて専門的スキルを習得します。介護職の経験を積むと、資格取得や出世を目指したいという目標ができるでしょう。介護の仕事で出世する人や、早期にキャリアアップできる人にはどんな特徴があるのでしょうか。本記事では、介護職で出世する人の特徴や早期出世のコツをご紹介します。

介護職で出世する人の特徴3つ

介護職は介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格取得に加え、リーダー職・介護主任・管理職・施設長へ出世することができます。

介護職で出世を実現する人の特徴を3つご紹介します。

国家資格保持者

出世を実現する介護職は、自己成長への意欲が高い人が多いです。

日頃からスキルアップのために研修会に積極的に参加したり、国家資格取得に挑戦し保持しているなどの実績があれば、評価されやすくなるでしょう。

特に複数の国家資格を保持している人は仕事への意欲的姿勢や努力が認められ、早期出世が実現しやすくなります。

勤続年数が長い・経験が豊富

実務経験を重視する介護業界では、勤続年数が長く介護職としての経験が豊富な人が出世する傾向にあります。

リーダー研修を受けるには実務経験5年以上であることが条件のため、実務経験5年以上の介護職はリーダー研修への参加を検討してみましょう。

また、以前勤めていた介護施設で責任者や管理者などの役職に就いていた場合、転職先の職場でも出世しやすくなります。

周囲の職員からの信頼が厚い

上司・先輩・後輩、誰にでも分け隔てなく接することができ、周囲からの信頼が厚い介護職は早期出世しやすい傾向にあります。

リーダー職や管理職に求められるのは、仕事の要領の良さだけではありません。

職員一人ひとりの個性や適性を偏見なく見極め、それに沿った業務内容の分担を提案することが求められます。

また出世した後もスムーズに仕事をするためには、周囲からの信頼が欠かせないでしょう。

介護職におすすめのキャリアプラン

介護職のキャリアアップには、以下のようなものがあります。

介護系の資格取得にチャレンジする

 リーダー職や介護主任、管理職に出世する

 資格取得に伴い、ケアマネジャーや生活相談員などに転身する

 施設長に出世する、もしくは自分で介護事業を立ち上げる

介護職は段階的に資格取得・キャリアアップができ、出世することが可能です。

資格を取得する 目安:勤続年数1~3年以上
・介護職員初任者研修
・介護職員実務者研修
・介護福祉士国家資格
上記のような資格を取得し、介護スキルを身につけます。資格手当による昇給も目指せるでしょう。
リーダー職になる 目安:勤続年数5年以上
・フロアリーダー/ユニットリーダー
・介護副主任
リーダー研修を受け、介護現場での指導・監督や、人材育成に携わるリーダー職へのキャリアアップを目指します。
別職種に転身する 目安:勤続年数5年~10年
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・生活相談員
介護職から、上記のような職種に転身することでさらなるキャリアアップを目指すことができます。社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得で、生活相談員への転身が有利になります。
責任者・管理職に就任する 目安:勤続年数10年以上
・介護主任
・訪問介護事業所のサービス提供責任者
介護福祉士の資格保持者かつ勤務年数が長い介護職は、上記のような責任者・管理職に出世することができます。通常の介護業務の他に、職員のシフト管理や訪問介護計画書の作成などの管理業務を担います。
施設長に就任する 目安:勤続年数30年以上
勤め先の施設・法人の要件を満たし、指定の講習を受講すれば介護職から施設長に出世・就任することは可能です。
自分で介護事業所を立ち上げ 目安:勤続年数30~40年以上
介護施設の運営に必要な人員配置・設備・運営の基準を満たし、介護事業者指定の認定を受ければ自分自身で介護事業所を立ち上げて運営することも可能です。自己成長の意欲が強い介護職が最終的に目指すキャリアプランとして、検討材料にしても良いでしょう。

介護職の早期出世のコツ

介護職で早期出世を目指すには、いくつかの条件を満たすことや、介護職自身が出世への適性を持っていることが求められます。

早期出世を目指す介護職に求められる条件や適性をそれぞれご紹介します。

出世する介護職に求められる条件

仕事に必要な国家資格を保持している

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー) など

介護職としてキャリアアップ・出世を目指すのであれば、国家資格の取得が必要です。

国家資格を保持していることは仕事に必要な知識・スキルを有していることの証明になり、利用者やご家族、職員から信頼を得ることができます。

また、介護福祉士以外の国家資格も取得しておくことで、他職種への転職・転身の選択肢を増やすことができます。

出世に必要な研修に意欲的に参加する

  • リーダー研修
  • サービス提供責任者研修 など

リーダー職や責任者への出世に必要な研修・講習等に、意欲的に参加する介護職はキャリアアップ・出世に向いています。

上司から促されて参加するのではなく、自ら自己成長を目指して研修・講習等に参加する人ほど、出世に向いているといえます。

出世する介護職に求められる適性

周りの職員と良好な人間関係が築けている

責任者や管理職への出世で必要なのは、周りの職員から厚い信頼を得ていることや、周りの職員と良好な人間関係を築けていることです。

職員の悪口や陰口を言わないことはもちろんのこと、上司・先輩・後輩へ偏見なく分け隔てなく接することが求められます。

職員との良好な人間関係が築けていなければ、勤務態度に問題があると判断され、責任者・管理職への出世対象から外されてしまう可能性もあります。

周りの職員や利用者に気配りができる

  • 職員が抱える業務上での困り事や悩み
  • 利用者の体調の変化や容態の急変

介護業務に追われて職員や利用者への気づき・気配りができない介護職は、責任者・管理職への出世は難しいと判断されてしまいます。

また、業務以外の細やかな雑用もさりげなくできる介護職は出世に向いています

職場の改善を意識できる

責任者・管理職への出世を目指す介護職には、職場環境や人間関係の問題に気づき、職員が働きやすい職場環境や人間関係への改善を考えられることが求められます。

職場の清掃や環境整備に取り組み、職員の人間関係の悩みにも真摯に向き合うことで、周囲からの評価が上がり、責任者・管理職への出世が実現できます。

介護職の出世・キャリアアップの重要性

介護職にキャリアアップ・出世が重要な理由には、以下のようなものがあります。

介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士などの資格取得で、介護スキルを有していることや仕事への熱意を表明するため

 キャリアアップや出世に伴う研修の受講で、指導者や管理者に必要な知識を身につけ、周囲からの信頼や評価を高めるため

 後輩や部下の悩みに寄り添い、早期離職防止や職場環境の改善を行えるようになるため

介護職はキャリアアップ・出世を通じて、職種の専門性を高めます。

また、新入社員の早期離職防止や職場環境改善など、職場全体の質を高めるために欠かせない存在になることができます。

介護職がキャリアアップ・出世をすることで、職場全体・介護業界全体の質の向上を目指すことも可能になるという重要な目的があるのです。

まとめ

介護職で出世する人の特徴には、仕事に必要な国家資格を保持していることや、勤続年数が長く周囲の職員からの信頼が厚いことなどが挙げられます。

介護の仕事はキャリアアップ・出世の選択肢が豊富なため、自己成長への意欲が高い人におすすめの仕事です。

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