【例文あり】高齢者に贈る誕生日メッセージの書き方や例文を紹介

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高齢者向け誕生日メッセージの書き方・例文をご紹介します。どれだけ歳を重ねても、誕生日を迎えるのはおめでたいことです。介護施設では、利用者様に誕生日メッセージを書く機会も多いのではないでしょうか。今回は、高齢者に贈る誕生日メッセージの例文や、書き方のポイントについて詳しく解説します。

高齢者に誕生日メッセージを贈る目的

高齢者に誕生日メッセージを贈るのには、どのような目的があるのでしょうか。

ここでは、高齢者に誕生日メッセージを贈る目的や効果をご紹介します。
 

長寿をお祝いする

高齢者に誕生日メッセージを贈ることで、長寿を祝う気持ち、願う気持ちを伝えることができます。

また、その方の人生を尊重し、歩んでこられた年月に敬意を表すことにより、高齢者の尊厳を守ることにもつながります。

>>>あわせて読みたい「介護施設で長寿祝いをしよう!おすすめのお祝いアイデアを紹介」

感謝の気持ちを伝える

誕生日メッセージを贈る際は、お祝いの言葉とともに感謝の気持ちも伝えてみましょう。

誰にとっても誕生日は特別な日。日頃の感謝を伝える良い機会になります。

直接伝えるには少し恥ずかしい言葉でも、メッセージを書くことで素直に伝えることができるはずです。

喜びを共有する

誰しも誕生日にメッセージをもらうのはうれしいものです。

うれしいことがあると脳が刺激されて活性化するため、誕生日メッセージを贈ることで高齢者の感情を豊かにすることができるでしょう。

 

高齢者向け誕生日メッセージの書き方のポイント5つ

高齢者に贈る誕生日メッセージは、どのようなことに気をつけて書けば良いのでしょうか。

ここでは、高齢者向け誕生日メッセージの書き方のポイント5つをご紹介します。

読みやすい大きさ・色で書く

年を重ねると視力が低下し、小さい文字が見づらくなることがあります。

そのため、文字は大きく、はっきりとした色を使って書くようにしましょう。

また、長文を読むことを苦に感じる方もいるため、できる限り簡潔に書くことが大切です。

丁寧な言葉遣いで書く

誕生日メッセージと聞くと、家族や友だちに書く印象が強く、フランクなイメージを持ちがちです。

しかし、高齢者を敬う気持ちを忘れてはいけません。

メッセージを書く際は、贈る相手のことを想って丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

エピソードを盛り込んで書く

誕生日メッセージに限らず、メッセージには特別感が必要です。

思い出に残っている行事に関することや、会話の中で知った相手の趣味に関することなど、2人だけのエピソードを盛り込んで書くことで特別なメッセージを作ることができます。

写真やイラストを取り入れて書く

写真やイラストは文字より印象に残りやすいため、積極的に活用していきましょう。

贈る相手の似顔絵や一緒に撮った記念写真などを上手に取り入れることで、唯一無二の誕生日カードが完成します。

また、写真やイラストを取り入れることで手作り感が増し、祝福の気持ちも伝わりやすくなります。

忌み言葉に注意して書く

誕生日メッセージを書く際は、明るい未来を感じさせるような、ポジティブな内容にすることが大切です。

病気やケガなどを連想させる忌み言葉は、縁起が悪いとされているため使わないように注意しましょう。

<忌み言葉一例>
・病気
・切れる
・終わる
・果てる
・散る
・枯れる
・寝る
・死(四)
・苦(九) など

覚えておきたい長寿祝いの年齢

高齢者には「長寿祝い」といわれる、節目の年齢がいくつか存在します。

長寿祝いは寿命が50年ほどと言われていた時代から続く風習で、60歳を迎えることはとても素晴らしいこととされていたそうです。

ここでは、覚えておきたい長寿祝いの年齢についてご紹介します。

還暦(60歳) 生まれた年の歴(干支)に還ることから、還暦と呼ばれ祝われています。
古希(70歳) 昔の風習として、70歳まで生きる人は稀なこととされ祝われています。
喜寿(77歳) 日本独自の風習で、縁起の良い7が並んでいることから祝われています。
傘寿(80歳) 喜寿と同じく日本独自の風習として祝われています。
米寿(88歳) 八の漢字が縁起の良い末広がりの形をしているため、めでたい年として祝われています。
卒寿(90歳) 九と十の漢字を合わせると卒の略字になることから、卒寿と呼ばれ祝われています。
白寿(99歳) 数字の100から1引いた数が99であることから、漢字の百から一を取った白の漢字が名前に付けられ、祝われています。
百寿(100歳) 丸1世紀生きたことから、紀寿とも呼ばれて祝われています。

高齢者向け誕生日メッセージの例文

高齢者に向けた誕生日メッセージの例文を、4つのシチュエーションに分けてご紹介します。

感謝を伝える誕生日メッセージ

「〇〇さん、お誕生日おめでとうございます。いつも温かく、優しく接してくださりありがとうございます。〇〇さんとの出会いに感謝いたします。これからも〇〇さんに幸せな日々が訪れますように」
「お誕生日おめでとうございます。〇〇さんはいつも明るくすてきな笑顔で、たくさんのお話を聞かせてくださいますね。〇〇さんの笑顔にいつも元気をもらっています。ありがとうございます」

季節ごとの誕生日メッセージ

「お誕生日おめでとうございます。春の訪れとともに、〇〇さんのお誕生日がやってきましたね。いつも明るく笑顔な〇〇さん。これからも、笑顔で過ごせる毎日にしていきましょう」

「お誕生日おめでとうございます。笑顔が印象的な〇〇さんには、これまでたくさん元気をもらってきました。これからも夏の陽射しのように、〇〇さんの笑顔が輝きますように」

「お誕生日おめでとうございます。いつも穏やかで優しい〇〇さん。秋の夕暮れが、〇〇さんにとってやすらぎの時間となることを祈っています」

「〇〇さん、お誕生日おめでとうございます。寒い冬も、〇〇さんの笑顔があれば心も身体もぽかぽかになりますね。これからも一緒に、すてきな思い出を作っていきましょう」

エピソードを盛り込んだ誕生日メッセージ

「お誕生日おめでとうございます。〇〇さんが育ててくださったお花が、お庭に綺麗に咲きましたよ。これからも咲いた花のように、いきいきとお過ごしてくださいね」
「お誕生日おめでとうございます。〇〇さんとは、趣味の読書についてたくさんお話しましたね。これからも読んだ本の感想について、たくさん語り合いましょう」

長寿祝いの年齢ごとの誕生日メッセージ

還暦(60歳)

「60歳、おめでとうございます。還暦の節目を迎えられたこと、心からお祝い申し上げます。これからも、〇〇さんの経験や知識を、私たちにたくさん聞かせてくださいね」

古希(70歳)

「お誕生日おめでとうございます。今年は古希の年ですね。これからも〇〇さんの人生が、喜びでいっぱいになりますように」

喜寿(77歳)

「お誕生日おめでとうございます。喜寿を迎えられたことを心からお祝いします。これからも健康に留意され、充実した毎日が過ごせることをお祈りしています」

傘寿(80歳)

「傘寿の節目を迎えられた〇〇さん、お誕生日おめでとうございます。これからも、〇〇さんが素晴らしい人生を歩んでいけますように」

米寿(88歳)

「〇〇さん、お誕生日おめでとうございます。88歳、米寿の年ですね。これからもお体を大切にしてずっとお元気でいてください」

卒寿(90歳)

「卒寿のお誕生日おめでとうございます。これまでの〇〇さんの人生はいかがだったでしょうか。ぜひ思い出してみてください。そしてこれからもお元気なまま、素敵な人生を歩んでいけますように」

白寿(99歳)

「お誕生日おめでとうございます。白寿の節目を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。これからも変わらず、笑顔が素敵な〇〇さんでいてくださいね」

百寿(100歳)

「〇〇さん、百寿のお誕生日おめでとうございます。100歳という素晴らしい節目を迎えられた〇〇さんの長寿を、心から祝福いたします。これからも健康で、明るい日々を過ごせますように」

まとめ

高齢者に誕生日メッセージを贈る際は、お祝いの気持ちとともに感謝の気持ち・長寿を願う気持ちを伝えることが大切です。

その際は読みやすい文面を意識して、丁寧に書くと気持ちも伝わりやすくなります。

今回ご紹介した例文も活用しながら、高齢者に特別感のある誕生日メッセージを贈ってみましょう。

 

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