お役立ち情報
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年末が近づき、介護施設でも忘年会の出し物を考える時期になってきました。一年の最後に行う忘年会は、利用者様にとって良い一年の締めくくりとなるような、楽しいイベントにしたいものです。介護施設の忘年会では、どのような出し物が利用者様に好まれるのでしょうか。今回は、介護施設で忘年会を行うメリットや、おすすめの出し物についてご紹介します。
■目次
忘年会とは、今年一年間の苦しかったことや辛かった出来事を忘れ、新たな気持ちで新年を迎えるために行う宴会です。
介護施設でも、一年間の締めくくりのイベントとして、忘年会を開催している施設も多いのではないでしょうか。
介護施設で行う忘年会は、利用者様にとっても職員にとっても「今年一年が良い年であった」と感じられるような、楽しいイベントにすることが重要です。
また、利用者様への一年間の感謝の気持ちを伝えるという意味でも、利用者様に楽しんでいただくための出し物を、職員一同で用意するというのが一般的です。
介護施設で忘年会を行う際のメリットをご紹介します。
利用者様の中には、施設で過ごす日常生活の中でストレスを抱え、そのストレスを発散できずに溜め込んでしまっている方も多くいます。
忘年会では、利用者様に楽しんでいただくためのさまざまな余興や出し物を行うため、忘年会当日は普段以上に利用者様に「楽しい」と感じていただける瞬間が増えるでしょう。
声を出して笑うことや体を動かすことにより、ストレスを発散したり、気持ちをリフレッシュしたりすることができます。
忘年会を開催することで、利用者様にも季節の移り変わりや、「年末」という一年の節目の時期を感じていただくことができます。
利用者様は普段から空調の効いた室内で過ごし、外出できる機会も多くはありません。
そのため、忘年会のイベントを開催することで季節の流れを実感できる機会を設けることは大切です。
また、新年に向けて気持ちを切り替え、新たな年への良いスタートを切るきっかけにもなります。
忘年会を行っている間は、普段以上に利用者様と近い距離感で過ごすことができ、コミュニケーションを取る機会も多くなります。
忘年会を楽しんでいる中で、普段は見られない利用者様の新しい一面を見られることもあるでしょう。
また、ゲームやレクリエーションなどを通して、利用者様同士のコミュニケーションの機会も増えます。
ご家族と離れて施設で過ごしている利用者様にとって、職員やほかの利用者様とのコミュニケーションの機会は、なくてはならない貴重な時間だといえるでしょう。
忘年会で行う出し物やレクリエーションは、頭を使ったり体や声を使ったりするものが多くあります。
頭を使うことで脳が刺激され、認知機能や集中力の向上につながり、認知症の予防への効果が期待できます。
また、体を使うことで身体機能の維持・向上などの効果もあるため、利用者様の脳や体の健康にとって良い影響をもたらすといえるでしょう。
>>>あわせて読みたい「【介護士必見】寒さで引き起こされる健康上のリスクと対策を解説」
忘年会などのイベントは、利用者様にとって生きる楽しみにつながります。
イベントが終わったあとも、「来年の忘年会も楽しみ」と感じていただくことができれば、新たな生きる希望を持っていただけることでしょう。
イベントを通じて充実した思い出を増やし、利用者様にとって今後の楽しみや生きがいになるイベント運営を目指しましょう。
介護施設の忘年会におすすめの余興をご紹介します。
忘年会の余興として定番のダンス。
職員一同で練習したダンスを披露すれば、利用者様にも喜んでいただけること間違いなしです。
披露する際は、恥ずかしがらずに大きな動きで堂々と踊ることで、利用者様にも一緒になって盛り上がっていただきやすいです。
曲に合わせて衣装や小道具などを揃えてみても良いでしょう。
●マツケンサンバ
●ソーラン節
●お祭りマンボ
●きよしのズンドコ節
●港町十三番地
楽器を演奏できる職員がいる場合は、楽器演奏をするのもおすすめです。
楽器を演奏できる職員がいなくても、ハンドベル・リコーダー・打楽器などであれば、練習を重ねることで比較的簡単に演奏できます。
利用者様にも馴染みのある曲を演奏することで、口ずさんだり手拍子をしたりしながら、一緒に盛り上がっていただけそうです。
●演歌
●歌謡曲
●童謡
●季節の曲
●流行の曲
>>>あわせて読みたい「【冬の歌】介護施設で歌おう!高齢者におすすめの冬の歌16選」
職員が役になりきってお芝居や演劇するのも良いでしょう。
利用者様も知っている昔話やおとぎ話を題材にすることで、話の流れを理解して楽しんでいただきやすく、職員間で練習をする際もスムーズに進められます。
お芝居の中に実際の職員を登場させるなどのユーモアを加えることで、利用者様にも最後まで飽きずに楽しんでいただくことができそうです。
簡単にできる手品やマジックもおすすめです。
難しいネタでなくても、見た目のインパクトや物珍しさがあれば、利用者様に十分楽しんでいただくことができるでしょう。
人数の少ない施設であれば、トランプやコインを使った手品が簡単に挑戦しやすいためおすすめです。
人数が多い施設の場合は、遠くからでも分かりやすいネタを選ぶようにしましょう。
介護施設の忘年会におすすめの出し物をご紹介します。
ビンゴ大会はイベントの出し物として取り入れやすく、誰でも参加できる定番のゲームです。
ビンゴした方には景品を用意することで、利用者様にも盛り上がっていただきやすいでしょう。
景品を獲得するチャンスが平等であるため、全員が平和に楽しめるという点でもおすすめです。
利用者様へ一年間の感謝の気持ちを込めて、プレゼントを渡しても良いでしょう。
渡すものは、実用性のあるものや心のこもった手作りのものなどが喜んでいただきやすいです。
利用者様の好みに合わせて、気持ちが伝わる贈り物を選ぶようにしましょう。
●ハンカチ
●洋服や靴下などの衣類
●メガネケース
●ひざ掛け
●新年のカレンダー
●写真立て
食事の際に、忘年会ならではの特別メニューを提供するのもおすすめです。
献立は栄養士の方と相談しつつ、普段とは違う特別感のある華やかなものを選ぶと、利用者様にも喜んで召し上がっていただけるでしょう。
バイキング方式にするなどの工夫をしてみると、さらに特別感が演出できそうです。
この一年間の施設での思い出の写真や動画をまとめて、アルバムやスライドショーを作ってみてはいかがでしょうか。
作ったものを利用者様と一緒に見れば、「こんなこともあったね」と思い出を振り返る良い機会になります。
作ったアルバムやスライドショーなどはあとから利用者様にもお配りすると、さらに喜んでいただけそうです。
天候や利用者様の状況によっては、屋外でのイベントを行ってみても良いでしょう。
利用者様にあまり負担にならないよう、近隣施設への外出や、近くの公園での散歩やピクニックなどがおすすめです。
少しの時間でも外出することで気持ちがリフレッシュされ、良い気分転換になるでしょう。
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今回は、介護施設でおすすめの忘年会の出し物についてご紹介しました。
介護施設で行われる忘年会は、利用者様にとって楽しい人気のイベントで、さまざまなメリットがあります。
本記事を参考にしながら、利用者様に喜んでいただける忘年会を企画し、良い一年の締めくくりにできるようにしましょう。
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