お役立ち情報
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秋の風物詩ともいえるお月見。介護施設でも、お月見に関するレクリエーションは高齢者の方にも馴染み深く、人気のイベントです。外に出て月を見ることができなくても、屋内でできるレクリエーションであれば手軽にお月見気分を味わうことができます。今回は、介護施設でお月見を楽しむためのレクリエーションのアイデアをまとめました。
■目次
9月になり、少しずつ涼しく過ごしやすい季節になってきました。
秋になると、夜空に浮かぶ月がより一層美しく感じられます。
そして、1年で月が最も美しい日といわれているのが十五夜。
いわゆるお月見の日です。
当日の19時から21時ごろに空を見上げてみれば、綺麗な満月が見られるかもしれません。
とはいえ、夜の時間帯に外出することは難しい場合も多いため、どなたでも参加できるよう、室内でできるレクリエーションを企画することが大切です。
以下では、お月見に関するレクリエーションのアイデアをご紹介します。
実際に夜に外出してお月見を楽しむことは、利用者様にとっても負担が多くなってしまうため難しい部分もあるかと思います。
しかし、お月見の飾りを作って飾るだけでもお月見の雰囲気が十分に感じられるでしょう。
色紙を手でちぎって台紙に貼り、お月様やうさぎ、すすきなどを自由に作ってみましょう。
手先を使って作業することは指先の訓練にも繋がり、細かい作業が苦手な方にも簡単に取り組んでいただくことができます。
利用者様で協力してひとつの大きな作品を完成させてみたり、一人ひとりで自由な発想を活かした作品を作り上げてみてもいいですね。
介護施設では定番の壁面飾り。
お月見の季節には壁に大きなお月様やうさぎの絵を飾ることで、室内にいながらお月見気分を味わうことができますね。
ちぎり絵と違ってはさみなどを使う場面もあるため難易度は上がりますが、職員の方々と一緒に作品を完成させることで達成感も得られるでしょう。
お月見にまつわるモチーフを紙で作り、紐に吊るします。
壁や天井に飾るだけで施設の雰囲気が明るくなり、秋の空気が感じられますね。
月やうさぎ、おだんごだけでなく、赤やオレンジの画用紙を使ってもみじやイチョウの葉などを作っても色鮮やかで素敵ですね。
利用者様と一緒に盛り上がれるゲームレクのアイデアについてご紹介します。
お手玉さえあれば簡単に遊べるゲームです。
白いお手玉を積み上げれば、お月見のお団子にそっくりですね。
誰が一番高くまで積み上げられるかを競ってみても、盛り上がりそうですよ。
お手玉が無い場合は、丸めた新聞紙でも代用できるためおすすめです。
ピンポン玉をお団子に見立て、金魚すくいの要領ですくい上げるゲームです。
すくったピンポン玉の数で勝負したり、ピンポン玉の色によってポイント制にして競うのも楽しそうですね。
手先の動きや力加減が重要なゲームなため、お祭りのような気分を味わいながら指先の運動効果も期待できます。
歌に合わせた手遊びを取り入れてみるのもおすすめです。
手遊びであれば座ったままでもできるため、身体を動かすことが難しい方でも参加することができますね。
リズムの変化やスピードの変化に合わせて手を動かすことで脳の活性化にもつながります。
二人一組の手遊びのため、もし上手くできなかったり失敗してしまったとしても和気あいあいとした雰囲気で楽しむことができそうです。
お月見にまつわるクイズを出題してみるのもいいでしょう。
お月見に関する知識を学ぶことで、お月見レクがより一層楽しくなりそうです。
お月見といえばやっぱり月見団子。
材料はだんご粉と水のみでできるため簡単に作ることができます。
座ったままでもできる作業が多いため、利用者様と一緒に楽しんでいただくこともできるでしょう。
利用者様の好みに合わせて、お団子の大きさや水の量を増やして生地の硬さを調整しながら作るのがポイント。
みたらしや黒蜜きな粉などのアレンジを加えてみるのもおすすめですよ。
普段のおやつでも提供されることが多いようかんも、ひと手間加えるだけで簡単にお月見にぴったりのおやつに大変身。
溶かしたゼラチンとこしあんをよく混ぜ合わせて器に注ぎ、その真ん中に月をイメージした栗を浮かべて冷やし固めるだけで、夜空に浮かぶ満月をイメージしたようかんの完成です。
ゼラチンで固めることで通常のようかんよりもやわらかくなるため、飲み込みに不安のある方でも安心して召し上がっていただけます。
月の部分は栗以外にも白玉やお団子などでも代用できますよ。
高齢者の方におすすめのお月見にまつわる歌を紹介します。
江戸時代から歌われていたとされる伝統のある童謡です。
誰もが聞いたことのあるフレーズで、懐かしい気分を味わえそうです。
短い歌で歌詞も覚えやすいため、曲を知らない方でもすぐに覚えて一緒に歌うことができます。
家族と離ればなれになった子どもの気持ちを歌詞にした童謡です。
切ない歌詞や曲調が、秋夜の雰囲気にぴったり。
大正9年の発表以降、多くの人に歌われてきた名曲です。
明治時代から長く歌い継がれる滝廉太郎作曲の名曲。
華やかな町の景色や平和な生活が、時代の流れと共に無くなってしまう、といった世の無常さを歌う曲です。
月やお城などの情景が浮かぶ歌詞にも注目して歌ってみましょう。
今回は、お月見にぴったりのレクリエーションのアイデア10選をご紹介しました。
高齢者の方にも馴染み深いお月見の要素をいつものレクリエーションに追加することで一気に特別感が増し、盛り上がっていただけること間違いなし。
本記事を参考に、楽しく秋を満喫できるお月見レクリエーションを企画しましょう。
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