お役立ち情報
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訪問ヘルパーが思わずうなずくあるあるをご紹介します。利用者様のご自宅をまわりそれぞれで異なった業務を行う訪問ヘルパーは、施設で勤務する介護士とは異なるあるあるがあるようです。そこで本記事では、訪問ヘルパーの仕事のやりがいや悩みについてのあるあるエピソードをまとめてみました。
■目次
訪問ヘルパーは、ご自宅やサービス付き高齢者向け住宅で生活している利用者様のご自宅を訪問し、利用者様が必要とする介助やケアを行う介護職です。
訪問ヘルパーが行う仕事内容には「身体介護」「生活援助」「医療的ケア」があります。
それぞれの詳しい仕事内容は以下の通りです。
身体介護とは「利用者様の身体に直接触れて行う介助」です。
生活援助とは「利用者様の身体に直接触れずに行う身の回りの援助」です。
訪問ヘルパーが行う医療的ケアとは「訪問医や訪問看護師の指示により訪問ヘルパーが行っても良いとされる簡単なケア」です。
訪問ヘルパーの仕事を続けていると、さまざまなハプニングに遭遇します。
それも利用者様宅という他人の家だからこそ起きることも。
訪問ヘルパーのクスっと笑えるあるあるをご紹介します。
今日は帰ったら冷蔵庫の中にあるあれを食べよう、と思い冷蔵庫を開けても見当たらず…
よく考えてみると、自分が想像していたのは訪問先の冷蔵庫の中身だった、なんてことも。
自分の家のように冷蔵庫を開けていると、ついつい勘違いしてしまうという方も多いようです。
訪問ヘルパーの仕事の一つとして、利用者様宅の衣類などの洗濯が挙げられます。
自分の洗濯物ならまだしも、利用者様の洗濯物を雨で濡らしたくない…と、天気予報に人一倍敏感になることもあるある。
また自転車やバイク、徒歩で通勤する場合は、悪天候だと通勤が大変になりがちのため、天気予報をかかさずチェックする訪問ヘルパーさんも多いようです。
訪問先によっては、犬や猫などのペットがいることも多いです。
客人である自分が利用者様宅に一歩入ると、ペットに威嚇され仕事中吠え続けられた…というあるあるも。
逆にペットに懐かれて癒されながら仕事をするということもあるようです。
もしかすると、利用者様と同じくらいペットとの相性も重要なのかもしれません。
一日に何軒もの利用者様宅をまわる訪問ヘルパーにとって、意外と悩みの種になるのがトイレ休憩のこと。
利用者様宅のお手洗いはできるだけ借りたくない、でも次の訪問先に間に合わさないといけない…という場合に、すぐに駆け込めるような公衆トイレの位置を把握している訪問ヘルパーさんは多いでしょう。
そのため、自分が担当している地域周辺のトイレ休憩マップを独自で形成しているということが、意外と多いあるあるです。
訪問ヘルパーは介護施設に勤務する介護士と違い、利用者様のご自宅を1軒1軒訪問しながら介護サービスや生活支援を行います。
そのため、利用者様一人ひとりにじっくり向き合うことができることが特徴。
それゆえに、訪問ヘルパーならではのやりがいを感じることができるのです。
訪問ヘルパーが仕事に感じる「やりがい」のあるあるエピソードをご紹介します。
訪問ヘルパーは利用者様のご自宅を訪問し、1対1で介護や家事支援を行います。
そのため利用者様との距離感が近く、より身近な関係になりやすいというあるあるがあります。
利用者様にとっては「気持ちを分かってくれてありがとう」と痒い所に手が届くような介護・支援を受けられることが魅力。
また訪問ヘルパーは、利用者様から感謝の言葉や信頼を得ることも多いようです。
訪問ヘルパーは「9時~10時」「14時~15時」というように、訪問の時間帯や業務内容が決められています。
そのため利用者様が希望する訪問時間であれば、正社員・パート・アルバイト・契約社員など、自分に合った雇用形態や勤務時間で働くことが可能です。
こういった事情から、自由に働きたい人が集まりやすいというあるあるがあります。
家庭との両立がしやすくライフワークバランスの充実度が非常に高い点は、訪問ヘルパーのメリットといえるでしょう。
「最期まで住み慣れたご自宅で暮らしたい」と希望する高齢者が増加していることから、訪問介護事業所や訪問ヘルパーの需要が年々高まっています。
そのため地方や離島にも訪問ヘルパーの求人が豊富にあり、定年退職後のシニア世代を雇用している訪問介護事業所も数多くあります。
職場が合わないと感じて退職しても転職がしやすいことから、安定した気持ちで働くことができるでしょう。
訪問ヘルパーは1人で利用者様のご自宅を訪問するため、他の施設の介護士にはない特有の大変さがあります。
訪問ヘルパーが仕事に感じる「大変さ」のあるあるエピソードをご紹介します。
訪問時間に利用者様がご自宅におらず、どう対応して良いのか分からずに困ったというあるあるは、訪問ヘルパーであれば誰もが一度は体験したことでしょう。
利用者様のご自宅前で待機していたが帰って来る気配がないため事務所に戻ったところ、利用者様と行き違いになってしまった…ということも。
利用者様が不在時の対応に関してマニュアル化していない介護事業所の場合、毎回対応に悩む大変さがあります。
訪問ヘルパーは基本的に利用者様の生活に必要最低限の支援しか行いません。
しかしながら、訪問ヘルパーの業務外である窓ふきや庭掃除、草むしりなども利用者様に頼まれてしまうことも。
また訪問ヘルパーの業務である利用者様の点眼や服薬介助を訪問看護師がサービスでしてくれる場合もあり、訪問ヘルパーの業務の線引きは不明確です。
訪問ヘルパーが行う業務は、上司やケアマネジャーにしっかり確認しましょう。
訪問先への移動手段は、主に徒歩または自転車、車です。
大雨や台風の場合でも訪問に行く必要があり、徒歩や自転車の場合は苦労してしまうでしょう。
また車やバイクの場合、思わぬ渋滞に巻き込まれることも。
こういったことから「仕事より移動の方が体力を使う」と感じる訪問ヘルパーも多いです。
急いでいるときに限って移動がしんどい…ということもあるあるですね。
訪問ヘルパーは人手不足や仕事の難しさから、悩みを抱えがちです。
具体的にどのようなことに悩みながら仕事に奮闘しているのでしょうか。
訪問ヘルパーの「悩み」にまつわるあるあるエピソードをご紹介します。
● 1時間の滞在訪問や定期巡回など1日に担当する訪問件数が多いため、訪問記録の作成が終わらず毎日残業になってしまう
● 人手不足のため、有給休暇や希望休の申請が通らないことが多い
● フルタイムパートの勤務時間や仕事内容は正社員とほぼ同じなのに、パート社員には賞与がなく割に合わないと感じる
訪問ヘルパーの人材は介護業界の中でも特に不足している傾向にありますが、訪問介護の利用者様は年々増加傾向にあるのが実情です。
そのため人手不足により、毎日の残業や有給休暇・希望休の申請が通らないということが当たり前になっている事業所も多くあります。
労働条件や給料に関する相談は上司にするのが一般的ですが、人手不足問題が根本的な原因のため、改善が難しいケースも多いでしょう。
● 利用者様から「洗濯物を干しておいて」と頼まれ晴天の予報だったため干したが、その直後に天気予報にはなかった大雨が降った
● 訪問時間外の上、利用者様が外出されているため洗濯物をとりこめないと「天気予報をしっかり確認して干しなさい」と他の訪問ヘルパーに理不尽に怒られた
● 夜勤者が出勤したため引き継ぎを行って帰宅しようとしたところ、「夜勤者は他の業務で忙しいんだから残業しなさい」と他の訪問ヘルパーに理不尽なサービス残業を要求された
訪問ヘルパーの主な仕事内容は「利用者様のご自宅を1軒1軒訪問し、利用者様が希望する介護や生活援助を行うこと」です。
そのため、利用者様個々の生活スタイルに合わせた対応を行うことが求められますが、他の訪問ヘルパーが自身の考えや仕事の進め方を押し付けてくる場合も。
その際は訪問ヘルパー同士の話し合いが必要ですが、派閥争いになり解決に向けた話し合いが上手くできないケースも多いようです。
● 訪問先の利用者様が「話を聞いてほしい」と仰るため、掃除や洗濯、食事作りなどの家事支援が時間内に終わらない
● 掃除や洗濯をしていると突然認知症の利用者様が「この泥棒!」と怒り、丸めた新聞紙で叩いてくることがあって怖い
訪問ヘルパーの訪問時間や業務内容はあらかじめ決められています。
しかし実際の訪問では利用者様の困った言動に振り回され、決められている訪問時間内に業務が終わらないことも少なくありません。
対応に困っても1人で適切な対応を判断して動くことが求められるため、訪問ヘルパーは常に責任感や不安感を感じています。
労働条件や給料、利用者様への対応や職員同士の人間関係トラブルなど、仕事に大きな不満や悩みを抱えている訪問ヘルパーは少なくありません。
時には、やりがいよりも大変さや悩みの方が上回ってしまうことも。
訪問ヘルパーが抱える仕事の悩みは、以下の方法で解決を試みましょう。
● 訪問ヘルパーが行う業務範囲や利用者様の不在時の対応などを日頃から確認しておく
● 利用者様から業務外のことを頼まれたときは、すぐ上司や責任者に報告する
● 労働条件や給料などの不満や悩みは、上司や責任者に積極的に相談する
● 他の訪問ヘルパーから意見や指摘をされたときは、相手の意見を尊重しながら自分の意見を伝える
● 上司や責任者に相談しても具体的な解決が得られない場合、転職を検討する
仕事の不満や悩みを抱えた時は、積極的に周囲に相談し、それでも解決しない場合は転職を考慮に入れることも大切です。
1人で利用者様のご自宅を訪問するスタイルで仕事を行う訪問ヘルパーには、施設勤務の介護士とはまた異なるあるあるがあります。
また訪問ヘルパーは仕事の悩みを1人で抱え、退職を選ぶことも少なくありません。
仕事の悩みは1人で抱え込まず、周りに相談するようにしましょう。
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