介護職が長く続く人の特徴は?長く続けるためのコツを解説

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介護職を長く続けるためには、どのようなコツがあるのでしょうか。実際に長く続けている先輩介護士の特徴を真似して、介護職として安定して働きましょう。介護職の平均勤続年数や長く続く人の特徴、長く続けるコツについて解説します。

介護職の平均勤続年数は?

公益財団法人 介護労働安定センターのデータによると、介護職の平均勤続年数は6.7年と報告されています。

また介護職員に絞った場合の平均勤続年数は6.3年で、「5年以上10年未満」と回答した人が26.3%と最も高い割合を占めました。

最も平均勤続年数の長い職種はサービス提供責任者で9.0年、続いて生活相談員が8.8年という結果になっています。

なお国税庁によると、国内の全ての職種を対象とした平均勤続年数は12.4年となっていることから、介護職の平均勤続年数は短めであることが伺えるでしょう。

参照:公益財団法人 介護労働安定センター|事業所における介護労働実態調査 結果報告書

介護職が長く続く人の特徴

介護職を長く続けられる人には、どのような特徴があるのでしょうか?

人間関係の構築が上手な人

職員だけでなく利用者様やそのご家族など、周りの人との人間関係の構築が上手な人は、長く介護職を続けやすい傾向があります。

介護の仕事は、人間関係が良好でないとスムーズに進みにくいもの。

さまざまな現場で良好な人間関係を築ける人は、仕事がやりやすいだけでなく楽しく仕事を続けられるでしょう。

コミュニケーションをよく取る人

職員との連携や、利用者様との信頼関係を築くために、コミュニケーションをよく取ることは非常に大切なことです。

普段からコミュニケーションを頻繁に取っている人は、周囲の人に信頼されやすく長く仕事を続けられるでしょう。

またコミュニケーションの頻度が多いことは、悩み事を解決しやすいということにもつながります。

ストレス耐性がある人

例えば認知症のある方へのケアや、利用者様の命にかかわるような重要なケアを行うなど、介護職はストレスが溜まりやすいともいわれています。

こういった環境にいることの多い介護職は、ストレス耐性のある人が長く続きやすいでしょう。

また自分のストレスやメンタルを客観視し、しっかり自己管理を行える人も長く続きやすい傾向にあります。

>>>あわせて読みたい「介護士のためのメンタルヘルスチェック|ストレスの原因と解消法」

プライベートが充実している人

「大変だ」といわれる介護職を長く続けている人は、プライベートが充実していてしっかりメリハリをつけられているという特徴もあります。

プライベートを充実させるために仕事を頑張る、仕事を頑張ったらリフレッシュする、といったサイクルができていることで、おのずと仕事へのモチベーションも生まれやすくなるのです。

またプライベートの充実は気分転換にもつながるため、仕事のストレスを溜めづらくもなるでしょう。

介護職を長く続けるコツ

介護職を長く続けるためには、いくつかのコツがあります。

コツを意識しながら働くことで、自分らしく安定して働けるようになるでしょう。

介護職に就いた理由を忘れない

なぜ介護職を志したのか、どういう介護士になりたいと思ったのか、介護職に就いた頃の初心を思い出しましょう。

介護職が嫌になってしまったときは、志したときの目標を忘れてしまっていることがほとんど。

初心を忘れずにいることで、志高く仕事に取り組めるでしょう。

キャリアプランや目標を決める

介護職はさまざまな資格を手に入れることで、給与アップやキャリアアップすることができます。

数年後の自分はどうなりたいか、どのような資格を取りたいかといった目標を決めることで、目標に向かってモチベーションを維持させることができるでしょう。

介護士におすすめの資格には、以下のようなものがあります。

介護職員初任者研修

介護福祉士実務者研修

介護福祉士

社会福祉士

ケアマネージャー

仕事での楽しみを見つける

仕事のなかで何か楽しみを見つけることで、仕事をするモチベーションを保つことができます。

例えば利用者様との会話を楽しみに頑張る、レクの時間を楽しみに頑張る、イベントに向けて頑張るなど、何か楽しみなことを見つけてみましょう。

小さな目標などを設定し、達成できたらご褒美に何か買う、など自分なりの楽しみを作ることもポイントです。

休日とのメリハリをつける

仕事の日と休日とのメリハリはしっかりつけましょう。

休日にも仕事をしたり仕事のことを考えていると、心身のリフレッシュができず疲れたまま出勤日を迎えてしまいます。

仕事の日はしっかり業務に取り組むためにも、休日とのメリハリをはっきりつけることが大切です。

人とコミュニケーションを取る

職員や利用者様と、たくさんコミュニケーションを取ることも大切です。

介護の仕事は信頼関係によって成り立つ業務が多く、信頼関係の構築にはコミュニケーションが何よりも大切です。

また周囲の人々とコミュニケーションを取っていることでたくさんの人と親密になれ、早期退職を思いとどまる理由にもつながります。

自分に合った職場を探す

介護職を長く続けるためには、自分にぴったりな職場にいることが大切です。

いくら介護職が好きでも、職場が自分に合っていないと本領を発揮できないまま時間が過ぎてしまいます。

介護求人ラボのキャリアアドバイザーは、一人ひとりの希望を丁寧にヒアリングして最適な求人を提案いたします。

自分に合った職場を探したいという方はぜひご相談ください。

アドバイザーに相談する

まとめ

介護職を長く続けるためには、長く続いている人の特徴を知ってコツを真似することが何よりも近道です。

無理せずに安定して長く働くために、自分の働き方を今一度振り返ってみましょう。

自分にぴったりな職場で安定させたいと考えている方は、介護求人ラボのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

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