【テンプレあり】リハビリ職(PT・OT・ST)職務経歴書文例

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リハビリ職(PT・OT・ST)の転職で必ず必要となる職務経歴書。履歴書とは記入方法が異なるため、書き方が分からない…という方も多いのではないでしょうか。今回はそんなリハビリ職の皆さんのために、リハビリ職向けの職務経歴書の書き方について解説します。フォーマットもダウンロード可能なため、この記事を見ながら一緒に作成していきましょう。

職務経歴書とは?

職務経歴書は、これまでの自身の業務経験やスキルについて企業に提示するための書類です。

履歴書とは異なり、これまでの職歴についてよりフォーカスして記入します。
能力や経験についてを語る書類となるため、経験者採用においては履歴書よりも重要な役割を果たすことも。

一般的にA4サイズ用紙に1~3枚でまとめます。

手書きでも問題ありませんが、大量の情報を書くことにはかなりの労力を要するため、PCでの作成がおすすめです。
PCで作成されたもののほうが見やすく、またPCスキルのアピールにもつながります。

リハビリ職(PT・OT・ST)の職歴書記入ポイント

リハビリ職は転職時に、これまでの経験やスキル、熱量について重視されます。

そのため職務経歴書では、これまでにどのような施設で(どのような病棟で)、どのような方を対象に、どのようなリハビリを行ってきたのかについて詳細に書き出しましょう。

詳細なリハビリ業務内容が分かれば、必然的にスキルのアピールにもつながります。

また新人教育やマネジメント業務も、リハビリ職の立派なスキルです。
どれだけの人数をどれだけの期間マネジメントしたのかについて書いていきましょう。

熱量のアピールでのポイントは、応募先施設の方針や理念をしっかりと把握すること
全く異なる施設からの転職の場合でも、これまでの経験から方針や理念につながるポイントは必ずあります。

自分がその施設でどのように活躍できるのかについて重きを置きながら、熱意をしっかり伝えましょう。

【リハビリ職専用】職務経歴書の書き方を徹底解説!

日付・名前・住所など

日付は職務経歴書を提出する日付を記入します。

名字と名前の間はスペースを空け、その下に住所を記入します。

電話番号は連絡の取りやすい番号であれば何でも問題ありませんが、出先でも連絡が取りやすい携帯電話の番号がおすすめです。

メールアドレスも同様で、連絡の付きやすいアドレスを記入しましょう。

職務概要

これまでの職歴について、簡潔に文章にまとめます。

長すぎず短すぎず、4~5行程度にまとめながら、時系列に沿って作成します。

病院・施設・事業所の名前は運営元法人から、正式名称で書くようにしましょう。

職務経歴

②で記入した職歴について、詳細を記入します。

勤務先名:病院・施設・事業所名を記入します。運営元法人がある場合は、法人名から記入しましょう。

事業内容:病院・施設・事業所が行っている事業について記入します。

職種:病院・施設・事業所で経験した職種を記入します。

雇用形態:病院・施設・事業所での雇用形態について記入します。(例 正社員、契約社員、パート)

施設規模 :病院・施設・事業所の病床数あるいは利用者定員、在籍している職員の人数を記入します。

在籍期間:病院・施設・事業所に在籍していた期間を「20XX年 〇月 〇日 ~ 20XX年 〇月 〇日 (〇年〇ヶ月)」の表記で記入します。

業務内容

施設で担当していた業務について、分かりやすく箇条書きで記入します。

箇条書きはあまり多くなりすぎると見づらいため、簡潔にまとめるのがベスト。

これまでにどのような施設で(どのような病棟で)、どのような方を対象に、どのようなリハビリを行ってきたのかについて具体的に書き出しましょう。

また1日あたりどれくらいの単位数があったのかについても記入することがポイントです。

ここにあまりにも空白が多いと、「何もしてこなかったのか?」という印象を与えかねません。
できるだけ空白は埋めることがポイントです。

学んだこと

業務を行う上で身につけた知識やスキルなど、自己PRに繋がるようなことを記入します。

施設によって行っている事業内容が異なることもあり、求職者がどのような経験を積み、どのような知識やスキルがあるのかは、採用側が最もチェックする部分

自信のあることは、知識やスキルの内容をより具体的に記入すると良いでしょう。

取得資格・免許

アピールできる資格や免許について記入します。

介護職員初任者研修などの介護資格があれば、必ず記入するようにしましょう。

他にも修了した研修や資格があれば、あわせて記入することでアピールにつながります。

<資格欄記入例>
・理学療法士免許 取得
・作業療法士免許 取得
・言語聴覚士免許 取得
・介護職員初任者研修課程 修了
・介護福祉士実務者研修課程 修了
・普通自動車第一種免許 取得

自己PR

施設にアピールしたいことを文章として記入するスペースです。

自分が強調したいことや伝えたいことなどは、このスペースで伝えます。

これまでの経歴でどのようなことを学び、それを踏まえてどんなことをしたいか、それに自分のスキルがどう活かせるか、という流れで書いてみましょう。

だいたい300~400字くらいのボリュームにまとめるのがベスト。

自己PR例文<理学療法士(PT)>
私は3年間病院の急性期病棟にて経験を積んだのち、現職の介護老人保健施設にて2年間理学療法士として従事してきました。

病院では主に急性期の患者様に対するリハビリを担当したことで、さまざまな疾患に関する知識を得ることができました。
介護老人保健施設では、自立と家庭への復帰を目指す方々の気持ちに寄り添い、介護士やケアマネージャーなどさまざまな人と連携しながらリハビリ計画の作成などを行ってきました。
施設の特徴上、たくさんの方を担当する必要があることから、柔軟に調整・交渉を行い周囲と連携するスキルには自信があります。
また持ち前のコミュニケーション能力を発揮して、入居者様のリハビリに対するモチベーション向上のための取り組みを行いました。

これまで培ってきたリハビリ職としてのスキルを活かしながら、貴施設に貢献できればと考えています。
自己PR例文<作業療法士(OT)>
これまで作業療法士として、5年間デイサービスにて勤務してきました。

デイサービスでは一人ひとりにリハビリ計画が作成されますが、進めていくなかで利用者様ご本人から「これができるようになりたい」というご希望を聞くこともあります。
そういった際はなるべくご希望に添えられるよう、介護士と連携し毎日の様子を確認しながら、臨機応変にリハビリ計画の見直しを行いました。
基本的なリハビリはもちろん、調理や編み物、園芸など利用者様一人ひとりに適したリハビリの提供に努めました。
その結果、利用者様のリハビリへのモチベーションや満足感の向上につながり、施設長より評価をいただいております。

貴施設においてもこれまでの経験やスキルを活かし、利用者様の生活の質を高めるリハビリに努めたいと考えております。
自己PR例文<言語聴覚士(ST)>
これまで5年間、訪問リハビリステーションにて言語聴覚士として勤務してきました。

主に利用者様の摂食・嚥下機能や音声言語機能を支援するなかで、利用者様それぞれの環境に応じたリハビリを提供することに重点を置いて従事しておりました。
訪問リハビリではご自宅での生活の維持のために、リハビリのことだけでなく病気や身体機能についても把握する必要があります。
そのために訪問看護師やケアマネージャーとも連携しながら、情報共有や相談業務を担うこともありました。
こういった経験から、コミュニケーションスキルやヒアリングスキル、リハビリに関する判断力には自信があると自負しております。

貴施設においても、訪問リハビリテーションで培った経験やスキルを活かし、利用者様の支援に尽力したいと考えております。

テンプレートのダウンロードはこちらから

今回の記事で紹介した職務経歴書は以下のボタンからダウンロードできます。

本記事を参考にしながら、職務経歴書を作成してみましょう。

職務経歴書テンプレートのダウンロードはこちらから(Word)

 

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