【新人介護士必見】食事介助のポイントとは?行う理由や事前準備

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食事介助は、自力で食事をすることが難しい利用者様の食事をサポートする介助です。介護施設で働く介護士にとって重要な介助となるため、ポイントを知りたいという新人介護士さんも多いでしょう。今回は、食事介助が必要な理由や、食事介助前の準備、食事介助のポイントについて解説します。

食事介助が必要となるのはなぜ?

介護現場で食事介助が行われるのは、なぜなのでしょうか。

食事介助を必要とする利用者様の事情を知ることが大事です。

噛む力の低下

加齢によってあごの筋肉が減ることで、噛む力が低下します。

噛む力が低下すると自分で上手く食べ物を咀嚼できなくなるため、食事介助が必要になるのです。

きちんと咀嚼して飲み込むまで、介護士が確認しながら食事を提供する介助となります。

嚥下機能の低下

食べ物を飲み込むときは、食べ物を口内の唾液で飲み込みやすい形にしてから飲み込みます。

しかし高齢になると唾液の分泌が少なくなることから、食べ物を飲み込みづらくなります

また高齢により、飲み込む際に嚥下を行う筋力も低下することから、嚥下機能が低下するのです。

認知機能の低下

認知症の進行により、食事を自分で行うことが難しくなってしまうことがあります。

今食事をする時間であるのかどうか分からない、目の前にあるものが食べ物なのか分からないという状態になってしまうことから、食事を拒否してしまうことも。

喉の渇きを感じにくい

高齢になると喉の渇きを感じる機能が低下してしまうことから、食べ物を口にしたいという意欲が湧かず、食事を摂らなくなってしまうこともあります。

喉が渇かないことから汁物を自分で口にしなくなってしまったり、食事を拒否してしまう場合、介護士の介助が必要です。

消化器官の機能の低下

消化器官の機能が加齢によって低下してしまうことから、消化不良や胃もたれ、便秘を起こしやすくなってしまい、食事が難しくなってしまうことも。

適切に食事を与えるだけでなく、与えるタイミングや量などをサポートすることも、食事介助の大切なポイントです。

食事介助前の準備

食事介助を行う前に必要な準備について解説します。

体調チェックと声掛け

まずは利用者様の体調をチェックし、食事できる状態であるかどうかの確認をします。

体調不良等などがある場合は、食事を先に延ばすなどの対応を行いましょう。

食事ができる場合は、「これからご飯ですよ」のように声掛けを行い、覚醒しているか確認します。

声掛けを行うことで、これから食事であるという切り替えを行うことができるでしょう。

トイレを済ませる

食事の前に排泄を促すことも大切です。

食事中にトイレに行きたくなってしまうと、食事に集中できなくなってしまい、結果として完食できなくなってしまうことも。

先に済ませておくことで、利用者様がより食事に集中することができます

食事の環境づくり

食事を行う環境の準備を行います。

テレビを消したり、照明を明るくしたり、机といすの位置を変えるなど、利用者様が「食事の時間」ということを理解できるような環境を整えましょう。

水分補給

食事の前に水分補給を行うことも大切です。

水で口内をうるおすことで、嚥下をスムーズにしやすくなる効果があります。

トイレに行きたくならないように、適切な量を与えることが大事です。

食事介助のポイント

食事介助の際は、以下のようなポイントがあります。

正しい姿勢を取る

食事の際は、利用者様に正しい姿勢を取っていただくことが大切です。

椅子に座れる利用者様の場合は椅子に深く腰掛けて、足を地面にしっかりと付けます

利用者様の座高の高さにあわせたテーブル選びもポイント。

ベッドで食事される利用者様の場合は、ご本人が楽に感じる角度にリクライニングを起こしましょう。

コミュニケーションを取る

今から何を食べるのか、熱いか冷たいかなど、適度にコミュニケーションを取りながら行うことも大切です。

無言のままただ利用者様の口の食事を運ぶだけでは、機械的な作業になってしまって利用者様を不快にさせてしまうことも。

食事介助を通じて食事の時間を楽しいと思ってもらえるような工夫をすることも、介護士の役割です。

適切な食器を選ぶ

利用者様が食事を口にしやすいような食器を選ぶことも大切です。

例えば、スプーンの大きさや柔らかさ、フォークの使用の有無など、利用者様の口を空ける力や噛む力にあわせて選ぶようにしましょう。

 

口に運ぶタイミング

利用者様の口に食事を運ぶタイミングは、利用者様のペースにあわせて急かさないようにしましょう。

利用者様が口の中にある食事を確実に飲み込んでから、次の一口を口に運ぶことがポイントです。

高齢になるほど食事のスピードが遅くなります。

利用者様の食事ペースをしっかり観察しながら介助を行いましょう。

介護士のポジション

食事介助を行う際の介護士のポジションは、利用者様と同じ目線であることが重要です。

利用者様の正面ではなく真横に座り、立って介助しないように注意しましょう。

悪いポジションからの食事の提供は誤嚥の危険性があるため注意が必要です。

まとめ

食事介助は、自力で食事をすることが難しい利用者様の食事をサポートする介助。

食事は利用者様の健康にとって重要なもののため、介助者が正しく介助することが大切です。

本記事を参考に、食事介助のポイントを押さえましょう。
 

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