お役立ち情報
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収入を上げたい、生活費を稼ぎたいなどの理由から、副業を考える介護士さんは多いでしょう。介護職は副業をすることができるのでしょうか。また、どのような副業ができるか気になりますよね。今回は、介護職の副業事情や始めるときの注意点、おすすめの副業について解説します。
収入を増やすために、副業をしたいと考える介護職の方は少なくありません。
しかし実際に、介護職は副業することができるでしょうか。
介護職の副業に関しては、OKしている職場とNGにしている職場の両方が存在します。
また正社員は禁止しているが、アルバイト・パートの場合副業OKとしているパターンも。
まずは自分が勤めている職場の就業規定を確認し、OKかどうかを把握する必要があるでしょう。
介護職の副業の実態はどのようになっているのでしょうか。
厚生労働省の調査によると、職業全体で副業をしていると回答した人は9.7%という結果になり、そのうち「医療・福祉」に従事している人の割合は9.9%でした。
他業種に比べると少なめではありますが、副業をしている介護職は一定数存在することとなります。
また副業をする理由としては「収入を増やしたいから」が56.6%と最も多く、次いで「1つの仕事だけでは収入が少なすぎて、生活自体ができないから」が39.7%という結果になりました。
介護職が副業をスタートする際は、いくつかの点に注意する必要があります。
まずは今の職場の就業規定を見て、副業がOKかどうかの確認をしましょう。
副業がNGとなっているのに副業をしていることが分かった場合、職場によっては何らかのペナルティを受けることも。
就業規定違反とならないように、確実にOKであることが分かった上で副業を始めるようにしましょう。
副業であっても受けた収入は納税の義務が発生します。
副業の場合は収入が年間20万円を超えると課税対象となり、確定申告が必要です。
確定申告による税金額で職場に副業がバレてしまうこともありますが、確定申告を行わなかった場合処罰の対象となります。
しっかりと行うようにしましょう。
副業によって労働基準法に違反していないかの確認も大切です。
労働基準法では、労働時間が「1日8時間・週40時間」と定められています。
これを超えた場合、副業側で時間外労働をカウントして割増賃金を支払う必要があるのです。
副業が決まった際は、労働時間が労働基準法に反することがないか必ず確認しましょう。
副業をしていることで本業ができないほど体力を崩してしまっては、本末転倒です。
本業をしながら副業をしても体が無理することのないように、体調管理を徹底しましょう。
睡眠時間や休憩時間をしっかり確保することがポイントです。
本業と副業をバランスよく行うためのスケジュール管理も大切。
ダブルブッキングしてしまったり、休憩時間も取れないようなタイトなスケジュールでは、長く続けることができなくなってしまいます。
また本業の時間と副業の時間を混同しないように、立てたスケジュールを正しく把握することも重要です。
以下では、介護職におすすめの副業を紹介します。
訪問介護や派遣など、副業として日勤の介護の仕事をする方も少なくありません。
普段の介護技術を活かせるだけでなく、副業をしながら介護技術を学ぶこともできるでしょう。
介護士としての経験を積むこともできるため、さまざまな施設でスキルを磨きたいと考えている方におすすめです。
介護の仕事で身に付いた家事のスキルを、家事代行サービスで発揮することもできるでしょう。
家事代行サービスでは、掃除や料理、洗濯などのひと通りの家事を行います。
家事が得意だと考えている方にはおすすめの副業です。
介護施設の夜勤シフトやコンビニの夜勤など、夜勤のアルバイトを副業にすることもできます。
ただし夜勤は生活リズムが崩れてしまうことがあるため、本業に支障をきたしてしまわないように注意しましょう。
体調管理とスケジュール管理がより重要になります。
内職やWebライティング、アフィリエイトなどといった自宅でできる在宅ワークもおすすめ。
特別なスキルや資格も必要なく、自宅で自分のペースで進めることができるため、無理せず続けやすいということがポイントです。
しかし在宅ワークは比較的単価が低いため、たくさん収入を得たいという方には不向きかもしれません。
介護職は副業を始める際は、まず就業規則で副業が許可されているか確認することが大切です。
本業に支障をきたさないように、しっかり体調・スケジュール管理を行いましょう。
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