介護職の初出勤の準備物は?服装や持ち物、心がけることなど

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介護職の初出勤日は、何を着て行けばいいのか、何を持っていけばいいのか、また着いてから何をすればいいのか分からないものですよね。あらかじめ必要なものを準備しておくことで、自信を持って初出勤できます。今回は、初出勤までに準備することや当日心がけること、行うこと、利用者様の名前を覚えるコツについて紹介します。

介護職の初出勤までに準備すること

介護職の初出勤の日までに準備しておくことには、以下の点が挙げられます。

服装

介護施設にはさまざまな形態があり、施設によって決められた服装が異なります。

あらかじめ指定されている場合は、初出勤までに揃えておくようにしましょう。

特に指定されていない場合は、ポロシャツにチノパンといったスタイルが無難です。

以下のポイントを押さえながら、適切な服装を選びましょう。

動きやすい服装

洗濯しやすく速乾性がある

余分な装飾がない

サイズが合っている

清潔感がある

>>>あわせて読みたい「介護職に求められる服装とは?服装に求められる特徴や機能を紹介」
>>>あわせて読みたい「介護職におすすめの靴は?選び方のポイントやNG靴について」

持ち物

施設から指定されている持ち物はもちろん、介護の仕事で必要とされる持ち物をあらかじめ揃えておきましょう。

メモとボールペン

印鑑

タオル

提出書類(年金手帳、源泉徴収票、雇用保険受給資格者証、資格証明書など)

エプロン

また健康診断の受診を指示された場合は健康診断書や領収書、送迎業務を行う場合は運転免許証も必要になります。

前日に持ってない!と慌てることのないように、事前に余裕を持って揃えておくことが大切です。

時間と経路の確認

出勤にかかる時間や、経路を改めて確認しましょう。

公共交通機関を使用する場合は、発車時刻や乗り換えの時間のチェックも必要です。

時間によっては通勤ラッシュとなり、移動に時間がかかることがあることも加味して確認することがポイント。

また通勤にかかる時間は「ドア・トゥ・ドア」で考えるようにしましょう。

介護職の初出勤で心がけること

介護職の初出勤では、職員や利用者様に良い印象を与えることが大切。

以下のことを心がけて、気持ちよくスタートしましょう。

身だしなみを整える

人の第一印象の多くは、身だしなみに左右されるといっても過言ではありません。

身だしなみが乱れていると、「だらしない」「清潔感がない」人だと認識されてしまい、職員や利用者様に距離を取られてしまうことも。

髪型や服装に気を遣い、清潔感を感じられるように身だしなみを整えましょう。

>>>あわせて読みたい「介護職で適切な髪型は?ポイントやNG、おすすめの髪型を解説」

元気にあいさつする

職員や利用者様には、元気よくあいさつしましょう。

介護職は人と向き合う仕事。

相手とはこれからたくさん接していくことになるため、初対面となるあいさつは非常に大切です。

「元気な新人さんが入ってきたんだな」と思われるような、明るいあいさつをしましょう。

メモを取る

介護職はやることが非常に多く、記憶だけではなかなか覚えられません。

教えてもらったことは全てメモに取り、後から見返せるようにしましょう。

またメモを取っておくことで、分からないことがあったときに手元で確認することもできます。

職員と利用者様の名前を覚える

まずは一緒に仕事を行う職員と、担当する利用者様の名前を覚えましょう。

介護職では利用者様の名前を一致させて服薬管理をしたり、誰に何の介護を行ったか記録する必要があるため、まずは名前を覚えることが最優先です。

名前の覚え方のコツについては、この記事で後述します。

介護職の初出勤で行うこと

介護職の初出勤日には、施設によって異なりますが主に以下のことを最初に行うことが多いです。

自己紹介

職員や利用者様向けに自己紹介の時間を設けてもらえることがあります。

自分のことがしっかり簡潔に伝えられるように、1分以内でまとめることがポイントです。

初出勤日までに、以下のことについて話せるように考えておきましょう。

  • 趣味や特技
  • 前職(新卒の場合、学生時代何をやっていたか)
  • 出身
  • 意気込み

初日の研修

初出勤日は実際に介護現場に立たず、座学で研修を行うことも多いです。

施設形態のことや介護の種類、やり方、注意点など、現場に立つ前に覚えることを教えてもらいます。

分からない部分や自分が不安に感じることも、この研修であらかじめ質問しておくといいでしょう。

また介護業務のことだけでなく、勤怠管理の方法や福利厚生のことなど、社内ルールについての研修も行われます。

施設内の見学

施設内にどのような設備があるのか、どこに何があるのかの見学も行います。

大規模な施設の場合は敷地面積が広く、最初は覚えるのに時間がかかることも。

館内図などを見ながら、すぐに移動できるように覚えましょう。

利用者様の名前を覚えるコツ

介護職の初出勤日に行うこととして、職員や利用者様の名前を覚えるということがあります。

特に利用者様の場合、特別な介護が必要な方の判別や服薬管理でのミスがあると命にかかわるため、名前と顔を一致させることは非常に重要です。

以下では、名前を覚えるコツについて解説します。

特徴と一緒に覚える

利用者様の特徴と名前をセットにして覚えると、記憶に残りやすくなります。

例えば「野球観戦が好きな○○さん」「赤いメガネをかけている△△さん」など、印象に残ったことと名前を一緒に覚えることがポイントです。

名前だけで覚えるよりも格段にスムーズに覚えられるでしょう。

席順や居室で覚える

食堂での席順や居室で名前を覚えるのも一つの方法です。

「誰が誰のとなりにいる」「角に誰がいる」というイメージで覚えましょう。

ただし席順が頻繁に変更される場合はよりややこしくなってしまうため、この方法で覚えるのは入社初期のみがおすすめです。

名前を繰り返し呼ぶ

「○○さん、おはようございます」「○○さん、動かしますね」のように、名前を繰り返し呼ぶことも効果的です。

繰り返し口に出すことで、自然と顔と名前が一致するようになります。

特に最初のうちは、名前を何度も口に出すことを意識してみましょう。

何度も聞いてOK

利用者様の名前は、しっかり覚えられるまで何度確認してもOKです。

新人のうちは「〇〇さんでしたっけ?」のように聞いてみても親切に教えてくださる方がほとんど。

名前を間違えて覚えてしまうよりよほどマシなため、正しく覚えられるまでは聞き直して確かめるようにしましょう。

まとめ

介護職の初出勤日はどうしても緊張してしまうものですが、事前に準備をしっかり行うことで自信を持って出勤できます。

直前で慌てることのないように、必要なものは余裕を持ってそろえるようにしましょう。

本記事を参考に、自信を持って初出勤を迎えましょう。
 

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