介護職におすすめの靴は?選び方のポイントやNG靴について

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介護職におすすめの介護用靴について解説します。仕事中に履き続けることとなる介護用靴は、介護職員にとっては体の一部。安全にケアしつつ、足にかかる負担を軽減して疲労を少なくするためには、最適な靴を選ぶことが大切です。今回は靴を選ぶポイントやおすすめの靴、入浴介助時の靴などについてまとめました。

介護職の靴の選び方ポイント

利用者の生活介助や身体介助を行う介護職にとって、靴は体の一部といっても過言ではありません。

快適に業務をこなせるように、最適な靴を選ぶようにしましょう。

以下では、介護職の靴の選び方についてポイントをまとめました。

履きやすく脱ぎやすい

利用者の個室に入るときやベッドにあがるときなど、靴を着脱する機会が意外と多い介護職。

靴の着脱に時間がかかっていると、スムーズなケアの弊害になってしまいます。

伸縮性のあるものや靴紐がないものなど、履きやすく脱ぎやすい靴を選ぶことがポイントです。

軽くて動きやすい

一日中バタバタと動き回る介護職は、知らず知らずのうちに足への負担を蓄積してしまいがちです。

一日中履き続ける靴は、軽い素材でできており足を動かしやすいものを選びましょう。

目安としては、片手で持ち上げたときに手首への負担を感じない重さがおすすめです。

汚れを落としやすい

利用者様に足を踏まれたり、利用者様の落とした食事が足についてしまうなど、靴が汚れてしまうことの多い介護現場。

その場でサッと汚れを拭き落とせる素材のものを選ぶと便利です。

水をはじく素材やキズがつきにくいものを選んで、あらかじめ汚れをつきにくくすることもポイントです。

疲れにくい

記事が硬く動かしにくい靴や重量のある靴は、一日中履いているだけで足に疲労が溜まってしまいます。

足が疲れにくいインソールが入っている靴や、かかとへの負担が軽減されているような靴がおすすめ。

また自分の足の形に最適なものを選ぶことも大切です。

通常介護時におすすめの靴

以下では、具体的に介護職におすすめの靴について紹介します。

介護現場ではどのような靴が履かれているのかを知り、さまざまなタイプのなかから自分に合うものを見つけましょう。

かかとが低いタイプ

かかとが低い靴は、かかとのある靴に比べて着脱しやすいというメリットがあります。

靴を脱いだり履いたりを繰り返すことの多い現場にいる方におすすめです。

着脱することがあまりない時間帯がある場合は、かかと側にバックベルトなどかかとを固定できるものが付いているタイプを選びましょう。

 

通気性があるメッシュタイプ

一日中履いていると足が蒸れやすいという場合には、通気性のあるメッシュ素材の靴がおすすめです。

着脱したときに気になる足の臭いを軽減する効果も。

また洗った際に乾きやすいというメリットもあります。

 

マジックテープタイプ

マジックテープで固定できる靴は、靴紐のある靴と比べてすぐに着脱が可能です。

靴紐による引っかけなどのトラブルもないため、介護現場ではマジックテープタイプの靴が広く推奨されています。

マジックテープも多数あるものではなく、1〜2つだけ付いているものがおすすめです。

 

スリッポンタイプ

靴紐もマジックテープもないスリッポンタイプは、手を使うことなく簡単に着脱できます。

汚れが付いても拭き落としやすく、洗いやすいというメリットも。

またかかとが踏めるタイプのスリッポンの場合は、スリッパのように使用することも可能です。

 

入浴介助時におすすめの靴

裸足での入浴介助は滑って転倒してしまう可能性があるため、必ず入浴介助用の靴を履くようにしましょう。

滑りにくく安全な靴を選ぶことがポイントです。

サンダルタイプ

滑り止めのついたサンダルは、着脱が簡単で動きやすいというメリットがあります。

介助時に力が入れやすく、軽量で柔軟性もあることから広く採用されています。

ただしつま先が出ているものや、ヒールのあるものは避けて選びましょう。

 

クロックスタイプ

足をすっぽりと覆えるデザインが人気のクロックスも、介護現場で活用することができます。

介護や医療、厨房などでの作業用シューズとして開発されているモデルは滑りにくく、入浴介助でも安定して履くことができるでしょう。

水はけもよく、浴室での管理も楽です。

 

介護職にNGな靴とは?

介護職の作業用靴として向いていない靴には、どのようなものがあるのでしょうか。

靴紐がほどけやすい靴

靴紐がほどけやすい靴には、以下のようなデメリットがつきものです。

  • すぐ脱げてしまう
  • 何度も結びなおすのが面倒
  • 靴紐を踏んで転倒してしまう
  • 靴紐が引っかかって転倒してしまう

自分に危険が及ぶだけでなく、利用者様のケガにつながってしまう可能性もあるため、なるべく靴紐タイプの靴は避けるようにしましょう。

靴紐のある靴を選ぶ場合は、ほどけにくいものや結ぶ必要のないものを選ぶことがポイントです。

つま先が出る靴

ナースシューズのようなつま先が出る靴は、介助中に物の落下や利用者様に踏まれることでケガをしてしまうことも。

靴を選ぶときは、つま先までしっかりとカバーできるようなデザインのものを選ぶようにしましょう。

華美なデザインの靴

派手な柄や色、装飾、高いヒールなどの華美なデザインの靴は避けましょう。

介護施設では服装に指定があるように、靴にも色やデザインの指定がされていることがあります。

白やグレーなどの無難な色で揃え、靴だけが悪目立ちしないようにすることが大切です。

>>>あわせて読みたい「介護職に求められる服装とは?服装に求められる特徴や機能を紹介」

まとめ

介護職でおすすめの靴は、着脱が簡単で動きやすく、疲れにくい靴を選ぶようにしましょう。

また入浴介助時も、裸足ではなく適切なサンダルなどを着用することが大切です。

足にかかる負担を軽減して、ケアのパフォーマンス向上を図りましょう。

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