お役立ち情報
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介護を必要とする方々へのサポートを行う介護職。介護の現場では、日常的にさまざまな業務に取り組みます。そのため、業務に適した服装を心掛けることが大切です。しかし介護職にはじめて転職する場合、どのような服装を心掛けるべきか具体的には分からないものですよね。今回は介護職に求められる服装についてまとめました。
■目次
これから介護の職場で働くことが決まっている人は、新しい職場で働くための準備を行っていることでしょう。
準備を進める中で、介護の職場ではどのような服装で働くべきか悩みますよね。
特に動きやすい服装がいいのか、ややフォーマルな服装がいいのか判断に迷うもの。
初出勤の日に、職場の雰囲気に合わない服装で出勤してしまい、職場の人や利用者にマイナスの印象を与えてしまう事態は避けたいですよね。
このような事態は、介護の職場ではどのような服装が求められているのかを事前に把握することで避けることができます。
介護の仕事に充実した気持ちで取り組めるように、介護の職場に適した服装を把握しておくことが大切です。
介護の施設にはさまざまな形態が存在しており、働く施設の形態によって服装の規定が異なります。
たいていの場合はどのような服装を心掛けるべきか規定が存在するため、まずは規定を確認するようにしましょう。
また施設によっては制服を用意している場合もあります。
制服もさまざまであり、例えばポロシャツのようなカジュアルな制服を取り揃えている施設もあります。
一方、有料老人ホームでは洗練されたデザインの制服が用意される場合もあるようです。
さらに通所介護を行っているデイサービスでは、私服での勤務を採用していることも。
私服の場合も洗濯のしやすさや動きやすさを重視した服装が求められるため、ポロシャツにチノパンというスタイルが一般的です。
このように、施設によって制服であったり私服であったりと異なることが特徴となります。
介護の現場で求められる服装の特徴としては、どのようなものがあるのでしょうか。
下記にまとめました。
介護の現場では、動きやすい服装が求められます。
介護を必要とする方々の身体に触れたり、清掃作業を行ったりするように業務の中で体を動かす場面はたくさんあります。
そのため、体の動きに合わせて負担なくスムーズに動くことができるような動きやすい服装であることが必要です。
介護の仕事は入居者のお世話や施設の清掃により服が汚れやすく、毎日の洗濯が必須です。
そのため着用する衣類は、洗濯後にすぐ乾くような速乾機能を兼ね揃えていることもポイントになります。
また、洗濯する回数が多くなるので丈夫な素材で作られていることも必要です。
洗濯ネットに入れる必要がなく、そのまま洗濯できるような丈夫さも持ち合わせている衣類が適しているといえるでしょう。
装飾用のボタンがついていり、アクセサリーがついている服装はなるべく避けるようにしましょう。
例えば、装飾用のボタンが何かのきっかけで外れてしまい、介護を必要とする方が怪我してしまうことも否定できません。
そのため、余分な装飾がついているような服装は避けるほうがベターです。
介護の職場で働く服装に大切な要素として、清潔感も必要です。
清潔感がある服装はプラスの印象を与えます。
介護施設に関係する人々は、施設の利用者だけでなく、利用者の家族や取引先の方々等などさまざまです。
清潔な印象を与えるような服装を心掛けましょう。
清潔感を与える服装のカラーとしてはホワイトやパステルカラーを好まれる場合が多いです。
一方、黒っぽい服装は喪服をイメージしてしまう場合があるため、なるべく避けるようにしましょう。
服のサイズは適切なサイズを選ぶようにしましょう。
サイズが大きい場合、ダボダボしてしまい、悪い印象を与えてしまいます。
またサイズが大きすぎる場合、施設の設備に引っかかったり、階段でつまづいてしまったりしてしまう可能性もあります。
その結果、施設の利用者のケガにつながることや自分自身がケガをするといった事故に繋がってしまう可能性も否定できません。
介護の職場でおすすめの服装について、季節別に解説します。
ポロシャツは通気性の良さや洗濯のしやすさといった機能面で優れています。
さらに丈夫にできているため、動く場面の多い介護の職場には適しているといえるでしょう。
機能面だけでなく、フォーマルな印象を与えられることもメリットです。
また、ボトムスはチノパンがおすすめ。
チノパンは伸縮性があり動きやすい機能性が魅力なだけでなく、着用することでフォーマルな印象を与えます。
夏場は気温が高くなり汗をたくさんかくため、吸水性のある半袖ポロシャツがおすすめ。
また冷感の撥水Tシャツや、薄手のチノパンで涼しく過ごせる工夫を行うこともポイント。
汗をかくことが多いため、事務所にTシャツを数枚準備しておくといいでしょう。
少し涼しくなってくる秋には、春と同じように長袖のポロシャツがいいでしょう。
薄手のTシャツに割烹着を着るスタイルもおすすめ。
割烹着はエプロンの代わりとなるため、寒さ対策をできるだけでなく、業務を行いやすくもなります。
カーディガンでは暑いときや動きにくい場合は、長袖Tシャツや割烹着で調整しましょう。
冬場は寒さ対策のため、動きやすいカーディガンやトレーナーがおすすめです。
しかし動きにくい厚手の服や、洗濯しづらいものは介護現場には向きません。
ニットやオーバーサイズの服は避けるようにしましょう。
ボトムスはジャージやチノパンがおすすめですが、寒さを感じる場合は厚手の靴下などがおすすめです。
靴は動きやすさを重視した、スニーカーがおすすめです。
なお、靴を選ぶ際には注意点があります。
介護の現場では水回りの業務を行うことも多いので、靴底に滑りにくい加工がしてあるような製品を選ぶようにしましょう。
また脱いだり履いたりする場面が多いため、マジックテープタイプが適しています。
介護の職場で働くにあたり、避けるべき服装の特徴をまとめます。
介護施設では、黒い色味の服装を避けるようにしましょう。
黒い服装は喪服をイメージさせることがあるためです。
できるだけ、黒や暗い色の服装は避け、ホワイトやパステルカラーを選ぶようにしましょう。
あまりにもデザイン性が高すぎる服装は、介護の職場にふさわしくなく、施設を利用されている人々に不快な印象を与えてしまいます。
介護の現場で働く心構えが欠けると捉えられてしまう可能性も否定できません。
そのため、派手なデザインの服装は選択しないようにしましょう。
肌の露出が多い服装は避けるようにしましょう。
例えば、胸元や背中が異常に露出している服装は介護の現場では必要とされていません。
こうした服装は施設全体の印象を悪くする可能性があります。
クレームに繋がる可能性があるので、露出が多い服装は避けるようにしましょう。
髪の毛が長い場合、束ねるなどして業務に支障が出ないようにする必要があります。
髪を束ねていない場合、介護中に利用者の身体に髪が触れてしまい、不快な感情を与えてしまう可能性もあります。
また作業する際に、髪が邪魔になり作業が上手くいかないということも。
そのため、髪は束ねるようにすることが大切です。
長すぎる爪は不潔な印象を与えます。
また介護中に利用者に怪我を与えたり、作業をする本人が怪我をすることもあるでしょう。
介護の仕事に就くのであれば爪は適切な長さに切り、清潔にするような心がけが必要です。
髪のカラーリングは施設によっては規定に基づき許容している場合もあります。
しかし、規定に違反するような明るすぎるカラーはNGです。
働き始めるときは、どのくらいのカラーリングまで許容されるのか分からないもの。
そのため、カラーリングの許容範囲については働く中で確認をするようにしましょう。
どのような職場であっても、その職場にマッチする服装が存在しています。
介護の職場でも仕事に適した服装が求められます。
機能性や動きやすさを重視した、明るい色味の服装を心掛けることが大切です。
本記事が介護の職場で働く際の服装選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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