お役立ち情報
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「介護士に興味はあるけど、60代から転職できるのかな?」介護士はやりがいがありそうな反面、年齢の問題から雇用に対する不安も大きいですよね。結論から申し上げると、介護士は60代でも活躍できる仕事です。この記事では、60代に介護士がおすすめな理由を徹底解説します。転職の際の意外な落とし穴も紹介するため、転職の参考にご覧ください。
■目次
介護士は、何歳から働いても活躍できる仕事です。
データをもとに、その理由を解説します。
公益財団法人 介護労働安定センターの調査では、介護職の平均年齢は47.7歳と報告されています。
全体の割合は以下のとおり。
年齢 | 労働者の割合 |
---|---|
20代以下 | 6.0% |
30代 | 16.9% |
40代 | 27.2% |
50代 | 24.1% |
60代以上 | 15.9% |
無回答 | 10.0% |
60代以上の職員は、30代の職員に近い割合で存在することがわかります。
年齢関係なしに活躍できることが、介護士の魅力です。
出典:公益財団法人 介護労働安定センター|令和3年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書
公益財団法人 介護労働安定センターの調査によると、およそ63%の介護事業所が人手不足を感じているという結果に。
半数以上の事業所が人手不足を感じている背景には、慢性的な人手不足に加え、少子高齢化の波が押し寄せていることにあります。
2025年に団塊の世代が75歳を迎える問題が迫っている中、介護士の需要は高まる一方でしょう。
参考:公益財団法人 介護労働安定センター|令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について
介護事業所の利用者様は、当然ながら高齢者です。
利用者様は、自分と近い年齢の職員がいることで、同世代ならではの話ができます。
また60代の介護士は、なにかと億劫になる気持ちや体を動かす辛さなど、共感できることも多いでしょう。
自分のことをわかってくれる存在は、とても心強いもの。
利用者様に安心感を与える存在として、60代の介護士は現場で重宝される職員になれます。
介護士への転職がおすすめな理由を4つ紹介します。
60代だからこそ感じられるメリットを、押さえておきましょう。
人生100年時代。
定年後も働くのが当たり前となっていますが、就職先に悩む方もいるでしょう。
介護は地域のインフラとして欠かせない役割であるため、景気に左右されづらいです。
さらに慢性的な人手不足や少子高齢化の加速により、60代でも雇用されやすい状況といえます。
介護士であれば、定年後も安定収入を手にできるでしょう。
介護士の働き方には次の形態があります。
収入や労働時間などの希望に応じて、自分に合う働き方を選べます。
自由に選べる理由は上述のとおり、人手不足で介護士の需要が高いため。
パートでスタートして、続けられそうであれば無期契約への登用を目指すなど、将来設計も立てやすいでしょう。
厚生労働省の調査では、介護施設・事業所数は全国で80,000以上あると報告されています。
日中だけ営業するデイサービスや、24時間体制の入所施設など、サービス種別もさまざま。
たくさんの選択肢から、職先を選べます。
●福利厚生が充実している
●サービス内容に興味がある
●自分の体力に合いそう
選択肢が多いことで、上記のように、自分の理想に合う職場を見つけやすいメリットがあります。
参考:厚生労働省|令和2年介護サービス施設・事業所調査の概況 施設・事業所の状況
介護士として働く中で、介護技術や介護に関する法制度の知識が自然と身につきます。
身につくものの一例は以下のとおり。
●食事・排泄・入浴の方法
●移乗(車椅子やベッドの乗降)の方法
●介護保険の知識
●障がい者に関する知識
●認知症の対応
自分の近親で介護が必要になった際、身についた知識や技術が役立ちます。
また自分自身の介護予防にも活かせるため、健康長寿を目指す方にもおすすめ。
働きながら将来の準備ができることは、介護士ならではの魅力です。
介護士になるメリットはたくさんありますが、あるポイントを見落とすと転職に失敗する恐れがあります。
うっかりハマる落とし穴を、事前に把握しておきましょう。
介護士の仕事は、体力を求められます。
●人を持ち上げたり支えたりする
●排泄や入浴の介助
●夜勤や早出遅出の変則勤務
利用者様の身体に関わる介助は介助者の負担が多く、腰痛になるリスクも。
腰痛予防のため、移乗用リフトの導入を進める事業所もあります。
施設見学や問い合わせをして、事前に確認しましょう。
また夜勤や変則勤務が不安な場合、デイサービスなど日中営業のサービス形態を選ぶことで、勤務シフトの振り幅を小さくできます。
60代の介護職員の平均給与に関するデータは次のとおり。
常勤は給与が高いように見えますが、入社してすぐに目指せる金額ではありません。
非常勤の給与平均が、現実に近いイメージです。
ただし、上記の数字はあくまで平均です。
特に非常勤・自給労働の場合、雇用形態によって実際の給与は大きく異なるでしょう。
決して高収入とは言えない数字ですが、介護士の需要が高く雇用が安定しているため、生活の基盤を固められます。
介護業界はデジタル化が進んでおり、日常の記録やその他書類の作成はパソコンで行います。
さらに事業所によっては、スマホやタブレット端末も活用しています。
パソコンの文字打ちができず、現場で若い職員に教わりながら覚える60代の職員もいますが、マスターできるかどうかは本人のやる気次第。
パソコンを用意すれば自宅で練習もできるため、少しでも操作に慣れる環境を作りましょう。
介護事業所・施設は多様なサービス形態があり、働き方もさまざまです。
無理して体を壊さないよう、自分の体力に合った仕事選びをしましょう。
体力に自信があれば、利用者様が暮らす入所施設で働くことを検討しましょう。
夜勤がありますが、その分夜勤手当がつきます。
夜勤手当の有無は給与に大きく影響するため、少しでも収入を上げたい方には入所施設がおすすめです。
体を壊さないか不安という方は、デイサービスがおすすめです。
日中だけ営業するため、夜勤がありません。
その分収入は下がりますが、長時間労働を避けて規則的な生活ができるため、体の負担はグッと軽くなります。
介護士の求人探しでおすすめしたいのが、転職エージェント。
転職のプロがあなたの希望する条件に合う求人を見つけてくれます。
面接対策から給与の交渉まで、あらゆる面でしっかりフォロー。
手厚いサービスですが、料金は無料。
非公開求人をチェックすることもできるため、仕事選びの幅が広がるでしょう。
介護士は、60代でも十分に働けます。
60代だからこそ、利用者様に寄り添えることもあるでしょう。
また人とのつながりを感じられるため、やりがいがあります。
すでに多くの60代が、現場で個性を発揮して活躍中。
あなたも介護の世界に飛び込み、その魅力を体験しましょう。
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