介護施設の運動会でおすすめの種目8選!運動会の注意点も解説

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介護施設で行われる運動会は、楽しみにされている利用者様も多い人気のレクリエーションイベントです。どのような種目でどのような点に気を付ければ、楽しい運動会を企画することができるのでしょうか。今回は、介護施設での運動会の目的やおすすめの種目、注意点について解説します。

介護施設で運動会を行う目的

10月のスポーツの日に合わせて、秋に運動会を実施する介護施設は多いでしょう。

介護施設で運動会を行う目的や効果には、以下のような点が挙げられます。

季節を感じられる

体を動かす機会になる

職員や利用者様同士の親睦を深める

利用者様のストレス発散

認知症予防

生きがいの向上

コミュニケーションの活性化

介護施設で行う運動会では、「運動をする」ことに重きを置きません。

利用者様がリフレッシュでき、楽しみながら、QOLを高められるように企画することが何よりも大切なのです。

介護施設の運動会でおすすめ種目8選

以下では、介護施設の運動会でおすすめの種目を8つ紹介します。

企画アイデアの参考にしてみましょう。

玉入れ

チームごとに分かれて、それぞれの的に玉を入れる玉入れは、座ったままでもできる種目です。

落ちている玉を拾って投げてもらうのもいいですが、要介護度が高い方にはあらかじめ玉を渡して、限られた数の中で挑戦してもらうルールを設けてもいいでしょう。

利用者様に合わせてアレンジすることがコツです。



スリッパ飛ばし

ルールは至って簡単で、スリッパをどこまで飛ばせられるかを競います。

スタート地点からできるだけ遠くに飛ばすルールもいいですが、ダーツのように的を決めて、落ちた場所で得点を決めてもいいでしょう。

飛ばしたスリッパが他の利用者様に当たらないように注意が必要です。



風船割り

ピコピコハンマーなどを使って、どれだけ早く風船を割ることができるか競います。

風船は動かないように机の上に固定しておきましょう。

風船が割れる音が苦手な方がいる場合は、配慮が必要です。



バトンリレー

座ったまま隣の人にバトンを渡していくバトンリレー。

スピードと連携が必要な競技で、時間制限を決めてどれだけ渡すことができるかを競います。

バトンは後ろに回す、隣に回すなど回し方のアレンジもできるでしょう。



大玉転がし

バトンリレーのように、大きなボールを全員で協力して回す大玉転がし。

最後の人までボールが回った時間で競うルールが無難でしょう。

ボールはビーチボールなど、軽くて柔らかいものを選ぶことがポイントです。



紐引き対決

紐を付けたカゴの上にペットボトルなどのアイテムを置き、紐を引っ張り寄せてアイテムを獲得できればクリアのゲームです。

カゴに置くアイテムは、利用者様の要介護度などに合わせて難易度を変更しましょう。

スピードとバランスが必要で、盛り上がりやすいゲームです。



ボッチャ(簡易ver)

ボッチャとは、パラリンピックの正式種目にも採用されるパラスポーツで、年齢や障害を問わず遊べるゲームです。

カラーボールを使ってスコアを競うゲームですが、介護施設ではもう少しルールを簡単にアレンジしてみることがおすすめ。

ボッチャは介護施設でも人気のスポーツのため、今回の運動会をきっかけに本ルールに挑戦してみてもいいでしょう。



パターゴルフ

パターゴルフは高齢者でも簡単にできるゴルフで、屋内で行うこともできます。

座りながら行うこともできるため、多くの利用者様に参加していただけるでしょう。



介護施設で運動会を行うときの注意点

介護施設で運動会を行うときは、以下の点に注意しましょう。

準備体操を行う

急に体を動かすことは怪我や体調不良の原因となるため、必ず準備体操を行うようにしましょう。

実際の運動会のように、ラジオ体操を行うことがおすすめ。

競技で動かす予定の部位をまんべんなくほぐせるようにしましょう。

利用者様同士のトラブルに注意

運動会はチーム戦で順位が付くため、利用者様同士でトラブルが起きてしまう可能性もあります。

全員で運動会を楽しめるように、順位が付くことで揉め事が起きてしまわないように気を付けましょう。

順位が付かないような、全員協力型のゲームを取り入れることもポイントです。

無理強いをさせない

施設全体のイベントだからといって、利用者様に無理強いをしたり、疲れているのにどんどん進行しようとすることは避けましょう。

先述した通り、介護施設での運動会の目的は「利用者様に楽しい時間を持ってもらうこと」です。

運動会を無理強いしてネガティブな印象を持たれてしまうと、今後のレクリエーションに参加していただけない可能性も

全員が楽しんで参加できるような運動会を企画しましょう。

まとめ

介護施設では、運動の秋に合わせて運動会を行うことが多いです。

利用者様の要介護度や人数に合わせて、適切な種目を企画することがポイントです。

本記事を参考に、介護施設で楽しい運動会を企画しましょう。
 

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