お役立ち情報
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介護職のパソコンスキルについて解説します。パソコンは苦手、できないという介護士さんは少なくありません。介護施設の職場では、どの程度のパソコンスキルが必要なのでしょうか。今回は、介護士のパソコンスキルについて、パソコンを使う場面や必要なスキル、練習方法についてまとめました。
■目次
利用者様とのやり取りがメインの業務となる介護士ですが、パソコンスキルは必要なのでしょうか。
結論をいえば、パソコンスキルを必要としている職場もあれば、必要としない職場もあります。
ICTを広く活用している職場や比較的若いスタッフの多い職場では、書類やデータの管理がパソコンで行われていることが多いため基本的なパソコンが必要となります。
また事業所によっては、手書きの書類作成が廃止されていることも。
一方で手書きの書類作成を基本としており、パソコンは一部スタッフしか触らないといった職場もあります。
パソコンスキルが心配な場合は、本記事を参考に少しずつ練習してみましょう。
詳しい練習方法については後述します。
介護士がパソコンを使うのは、どのような場面があるのでしょうか。
特に在籍されている利用者様の数が多い施設では、利用者様の基本情報をパソコン上で一括管理していることがほとんどです。
独自のシステムを使っている場合や、Excelを使用している場合など管理方法はさまざま。
利用者様の情報は介護士も管理することなるため、基本的な操作方法の習得が必要です。
介護記録の作成をデータで管理している施設の場合は、パソコンで作成することになるでしょう。
介護記録は作成頻度の高い書類のため、経費削減のためペーパーレスを推進している事業所が少しずつ増えています。
パソコン上に文字を入力できるよう、基本的なタイピングスキルが必要となるでしょう。
介護事故が起こった際の報告書をパソコンで作成することも。
事故報告書は本部に送信・管理することが多いため、データのやり取りがしやすいようパソコン上で作成されることが多いのです。
スムーズにタイピングできるスキルがあると、手書きよりも効率的に作業をすることができるでしょう。
レクリエーションのアイデア探しや参考動画視聴、コンテの作成などはパソコンを使用して作業されることが多いです。
複数人のスタッフに情報共有をしたい場合などは、書面よりもデータの方が配布しやすいこともあるでしょう。
また塗り絵台紙の印刷や、写真の印刷をパソコン上で行うことも。
介護施設でパソコンを使用することはありますが、高度な技術を必要とする作業を行うことはほとんどありません。
では、介護士に必要なパソコンスキルには、どのようなものがあるのでしょうか。
まずはパソコンで文字をスムーズに打ち込むための、基本的なタイピングスキルが必要です。
キーボード操作には「ローマ字入力」と「かな入力」の2パターンがありますが、一般的に使用されるのはローマ字入力です。
キーボードに配列されているアルファベットの位置をなんとなく把握することからはじめましょう。
書類作成は、基本的にWord・Excelを使用して行われることがほとんどです。
Word・Excelを使用する場合は、文字の入力方法や装飾方法、保存方法、印刷方法などの基本知識を覚えているとよいでしょう。
慣れてくると表や関数などを使用することもできるため、学び甲斐のあるツールであるといえます。
先述のWord・Excelなどで作成したデータは、パソコン内に保存されますが、その保存先を「フォルダ」「ファイル」と呼びます。
フォルダやファイルからのデータを探す方法、保存する方法、移動させる方法を覚えていると、パソコンでのデータ管理がやりやすくなります。
フォルダやファイルには重要な書類が保存されていることもあるため、間違えて消してしまうことのないよう操作方法を確認しておきましょう。
パソコンが苦手、できないという介護士さんのための習得方法についてまとめました。
近年ではパソコンの需要が上がるにつれ、パソコン関連の書籍が多く出版されています。
初心者のための操作方法が解説されている本や、Word・Excelの使い方が分かる本を購入し勉強してみましょう。
職場に一冊置いているだけで、安心材料になるでしょう。
タイピングは、タイピング練習サイトで練習することができます。
無料のサイトが多いため、自宅にパソコンがある場合は練習してみましょう。
>>>おすすめのタイピング練習サイト「寿司打」
>>>おすすめのタイピング練習サイト「Benesseタイピング練習」
パソコンの操作に慣れるには、まずはWebでさまざまなことを調べてみましょう。
Webを使っているだけでも、パソコンの使い方を自然に身につけることができます。
また自分が分からないパソコンの使い方についても、パソコンで調べてみるとよいでしょう。
介護の現場で高度なパソコン技術を要することはありませんが、基本的なパソコンスキルは持っているとよいでしょう。
パソコンスキルがあるだけで、選べる職場の幅も広がるかもしれません。
パソコンが苦手という介護士さんは、本記事を参考に練習してみませんか。
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