介護の当たり前を変革【株式会社ライフケア・ビジョン】特集記事

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大阪・奈良・兵庫を中心に、地域密着の介護サービスを提供する株式会社ライフケア・ビジョン。

「癒・食・住には妥協しない」をモットーに掲げ、高齢者の方々に笑顔をもたらすことをコンセプトとしています。
昨年には溺水予防のために強制排水するスマート浴槽「フロノミライ」がグッドデザイン賞を受賞するなど、常に革新的で高品質なサービスを提供している同社。

その背景には、“これまでの介護業界の当たり前を変革し、人生100年時代のシニアの暮らしをアップデートする”という考えがあるのだとか。

今回は、人材開発本部 採用部マネージャーの植木勇次様、事業統括本部 介護事業部グループ長の中本佳寿様にお話を伺いました。

――ライフケアグループは、介護以外にも幅広い事業を展開していると伺いました。複数の事業を展開している背景や、そんな貴社ならではの強みを教えてください。


当グループは介護事業に留まらず、給食提供や福祉用具、訪問看護、調剤薬局など、さまざまなサービスを提供しています。

これは、介護分野には多岐にわたるニーズが存在し、それぞれの領域での専門性と連携が不可欠であるという考えからです。

多職種の連携がスムーズであるため、ご入居者様それぞれに最適なケアを提供できることがライフケアの強みですね。

その結果、ご入居者様が安心して生活できる環境が実現し、職員も安心して勤務ができるという好循環を生み出しています。

>>>株式会社ライフケア・ビジョン|ホームページ

――具体的なエピソードをお聞かせください。

自社に訪問看護があることによって、ご利用者様に何かあった際にも即座に対応できます。

例えば、施設のご入居者様の中には看護のご契約をされない方もいらっしゃるんですよ。
その場合でも契約の有無に関わらず、夜間などの緊急時にも迅速な対応が可能です。

また、訪問リハビリは有償で費用がかかるケースが一般的ですが、弊社では自社でリハビリ職員を雇用し、無償で簡易なリハビリを提供していることも特徴のひとつです。

――自社で対応できるからこその魅力ですね。ほかにもライフケア・ビジョンならではの特徴があれば教えてください。

介護サービスは入浴や食事、掃除などのお手伝いなど、毎日の暮らしに寄り添うものですが、その本質はとても多面的なものです。
ライフケア・ビジョンではこれら5つのポイントを大切にした「ファイブケア」を行っています。

株式会社ライフケア・ビジョンのファイブケアとは?

マンツーマン介護
1人のご入居者様に介護士が1人つき、しっかり時間をかけて寄り添うことで心と心が通じ合う介護ができる。

ストーリー介護
ご入居者様がこれまで歩んできた道のりを理解し、一人ひとりに合わせたケアプランを作成することができる。

デジタル介護
デジタル機器を活用し、睡眠の深さや心拍数を可視化することで、一人ひとりの状況を丁寧に把握することができる。

パーソナル介護
何でもやってあげるのではなく、残存能力を大切にし、その人ができることを大事にする。

アイデア介護
普段の生活の中にちょっとした気づきや工夫といった、自由な発想で快適に過ごせることを大事にする。

>>>ファイブケア について詳しく見る

――中でも介護業務のデジタル化は、働く職員にとっても魅力的なポイントですね。

そうですね。ライフケアでは2012年の「はっぴーらいふ泉大津」の開業時より睡眠センサー「眠りSCAN」をいち早く導入し、ほぼ全居室にて標準装備しています。

事務所で睡眠状況や呼吸数心拍数などが確認できるため、安心して業務を行えます。

また、ナースコールシステムについては、お部屋の映像が表示される「ココヘルパ」シリーズを2~3年前からほぼ全施設に導入しました。
映像で状況を判断できるため、どうしても優先順位をつける必要がある際にも適切に訪問できるんですよ。

また、訪問介護記録では昨年10月頃から「テレッサmobile」を活用し、記録時間の削減につなげています。

――ICTシステム導入によって、実際に業務時間はどのくらい短縮されたのでしょうか?

紙での記録を行っていたときは、人によっては夜勤で40枚ほど書く必要があったんです。
そのため連日夜勤に入ると100枚以上溜まってしまうこともありました。そうすると書き忘れも生じてきますよね。

「テレッサmobile」を使うとスマートフォンですぐに対応できるため、遅延することがなくなりました。
システム導入前は残業していた職員も、しっかりと定時に帰れるようになっています。

――ライフケアは介護業界では珍しく、残業月1時間程度、産前産後育児休暇の取得率100%だと伺いました。ICTシステム導入のほかに、これらの制度を実現するために意識していることがあれば教えてください。


何よりも大切なのはチームワークです。
書類業務で追いついていない部分は本社職員も協力し、ノー残業で帰れる体制づくりに注力しています。

また、シフト制で時間も決まっていますので、ほとんど残業もないです。

産休育休も取得しやすいように職員の人数を多く配置し、大規模独自の他施設からの応援などを行っている点も特徴です。
育児休暇は男性の取得実績もあり、なるべくご家庭に入れる体制を整えています。

これらの取り組みを実現するために、日頃から職員同士のコミュニケーションはしっかり取っています。
対応できる職員にバトンタッチするように、みんなで働きかける風土があります。

――働く職員には、どのような方々がいらっしゃいますか。

配属施設にもよりますが、18歳の新卒から70歳代のベテランまで幅広く勤務しています。

年齢に関係なくフレンドリーで、みんなで協力して楽しく業務ができる雰囲気です。
長く勤めている方でも、威張っているような態度を見かけることはありません。

また、ライフケアは介護施設にしては珍しく、男性職員の比率が女性職員の6割に対して4割という割合で多いのも特徴です。
性別に関係なく協力し合い、尊重し合う環境が築かれています。

――新卒からシニア世代まで幅広く在籍しているんですね。お仕事はどのように学んでいくのでしょうか?


入社初日から4日間は、吹田の研修センターにて研修を受けていただきます。
その後は施設に配属され、先輩からのOJTがスタートします。

資格取得支援も手厚く、ライフケア・ビジョンでは社内での初任者研修スクールを開講しています。
新卒の場合、5月中頃までには全員が初任者研修を取得できるよう進めているんですよ。

また、中途入社でも初任者研修や実務者研修を受講していただくことができます。
基本的にこれらの研修は業務時間に含まれ、費用も会社負担となります。

本日も、施設の事務所内でリモート授業を受けている職員さんがいましたよ。

――研修制度が手厚いのは安心できますね。資格を持っていない未経験の方でもご入職できるのでしょうか。また、入職後のキャリアパスについても教えてください。

訪問介護の事業所では、初任者研修を持っていないとご利用者様の対応ができません。
そのため、無資格の場合は正社員ではなく契約社員・アソシエイト社員という形でのスタートになります。

しかし、入社後に資格取得支援制度を活用して資格を取っていただけるので、経験が浅い方やブランクが気になる方でも安心ですよ。

そこから現場で経験を積んだのちに、早い方であれば1年ほどでサービス提供責任者を目指される方もおられます。

もし「サ責にチャレンジしたものの向いていなかった」となった場合は、さらに2~3年経験を積んでから施設長になるというケースもありますね。

経験や能力に応じてキャリアパスを柔軟に検討し、成長をサポートする体制が整っています。


――株式会社ライフケア・ビジョンの今後の展望と、求職者へのメッセージをお願いします。
ライフケアは会社を設立して12年目。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅を関西全域に27施設運営し、グループ会社と地域の皆様と連携しながら介護事業に取り組んでいます。

現在、全施設のお部屋は1,142室ですが、中長期計画として2,000室を目指しています。

新規開発事業部が新しい施設をどんどん建てていくため、管理職や施設長、グループ長などのポストも多くあるのが特徴です。
そのため、キャリアアップを積極的に目指したい方にはぴったりの職場環境だと考えます。

一緒に会社を盛り上げ、成長させていくための意欲的な方のご応募お待ちしています!

 

株式会社ライフケア・ビジョン
本社所在地:〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1-18-22 新大阪丸ビル別館9F
TEL:06-6160-7088
HP:https://lifecare-happylife.com/

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