お役立ち情報
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介護の業界で働くことを検討している人の中には、資格取得を目指されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした方におすすめの資格が介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)です。この資格を取得することで専門知識を身に着けられるだけではなく、より上位の資格取得へのチャンスも広がります。介護職員初任者研修とはどのような資格であるかをまとめました。
■目次
介護の業界で働くことを希望する中で、資格取得を検討されることもあるのではないでしょうか。
さまざまな資格があるため、どの資格を取得するか悩みますよね。
今回紹介する介護職員初任者研修は、介護系の資格として最初に取得することが推奨されている資格です。
この資格は以前まで『ホームヘルパー2級』として呼ばれていました。
介護の仕事には大きく分けて『生活援助』と『身体介護』の2つに分かれます。
そのうち身体介護は、食事や入浴などの介護者に直接触れる業務で、身体介護を行うためには介護の資格を取得していることが必要。
介護職員初任者研修を取得することで、この『身体介護』を行えるようになるのです。
こういった要素から、介護職員初任者研修は介護職への入門資格といわれています。
入門資格のため、試験の難易度もそこまで高くなく、資格取得までの期間は3ヶ月ほどが多い傾向です。
介護職員初任者研修のメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。
下記にまとめました。
介護の職場ではさまざまな役割を担当する職員が働いています。
しかし、すべての職員が資格を所持しているわけではなく、職員の中には介護系の資格を所持していないスタッフも存在します。
そのため介護職員初任者研修の資格を所持していることで、介護に関する専門知識を有していると評価されるため、職場で頼られる存在になります。
また介護の仕事が初めての場合、新しい職場は不安に感じることも多いでしょう。
その際に資格を取得しておくことで、職場にて求められる仕事内容をあらかじめ知識として身に着けることが可能になります。
このように資格が専門性の証明につながることから、新しい職場で働く際の不安を和らげられるということも。
介護系の資格は、大学や専門学校を卒業しなければ取得できないものが多いです。
しかし介護職員初任者研修は、特別な受験資格がありません。(詳細は下記に記載)
また介護職員初任者研修を取得することで、より上位の資格取得への道が開けます。
本資格取得後に「実務者研修」を受講し実務経験を3年積むことで、国家資格である「介護福祉士」の受験資格を得ることもできるのです。
このように、介護職員初任者研修の資格を持つことでさらに上位の資格取得への道が開け、キャリアプランが描きやすくなります。
介護職員初任者研修を取得することで、就職や転職の際に有利に働きます。
介護業界は介護サービスの需要に対し、働き手の不足が続いています。
そのため売り手市場となっており、たとえ未経験であったとしても採用されるケースも多いことが事実。
しかし採用を行う施設側としては、やはり専門性の高い人材を求めています。
介護職員初任者研修を取得することで、好条件にて就職や転職を叶えることができるでしょう。
介護職員初任者研修の資格を取得するにあたり、介護業界での実務経験は必要ありません。
また学歴や年齢も問われません。
資格を取得するには、研修講座を開講しているスクールに通学して130時間のカリキュラムを修了し、修了試験(筆記試験)で合格する必要があります。
研修を実施する施設によりカリキュラムのプラン・時間割等は異なります。
例えば、土日に通うスタイルや通信教育などのスタイルで選ぶことも可能であるため、働くスタイルに合わせて柔軟に選ぶことができます。
筆記試験の合格難易度は、学習した内容の定着を確認するようなテーマが中心であるため、難易度が高めに設定されていることはありません。
もし合格できなくても追試の機会が設けられており、学習した内容の復習と知識の定着ができていれば合格できる可能性が高くなります。
また試験の受験料は研修を実施する施設によって異なり、多くは6万円から15万円程で設定されています。
忙しい社会人にとって、勉強時間の捻出は至難の業です。
特に仕事と家庭を両立しつつ、その中で勉強を行う場合、勉強を継続できるような工夫が必要になります。
そのため通学するスクールは自宅から近い場所、できれば30分以内の場所がよいでしょう。
また資格取得を目指す際のモチベーションは、スタート時にこそ高いですが、時間の経過とともに下がり始めることが多いもの。
そうなったときに研修施設が遠い場合、時間的・体力的負担からモチベーションを保つことが難しくなってしまいます。
通う場所も普段出歩く地域とは異なる地域に通う場合、余計なストレスを感じることも多いため、通勤や日常生活で利用する街に位置するスクールを選択することがよいでしょう。
介護職員初任者研修を取得した人が活躍できる場所には、どのような場所があるのでしょうか。
下記にまとめました。
介護職員初任者研修の資格を取得することで、介護業務である『身体介護』と『生活援助』の両方の業務を行うことが可能になります。
本資格の取得者が活躍できる施設としては大きく分けて3つに分かれます。
1つ目は、高齢者が入所する特別養護老人ホームや有料老人ホームのような『入所型施設』。
2つ目は、施設を訪問する高齢者に対しサービスを提供するデイケアサービスのような『通所型施設』。
3つ目は、高齢者の自宅にスタッフが訪問する訪問介護事業所のような『訪問型施設』があります。
介護タクシーのドライバーとしての業務に携わることも可能です。(本資格以外に、普通自動車二種免許が必要です。)
また流通業界や飲食業界、ホテル業界など、高齢者への理解とサービスの向上を目指している企業でも有資格者の積極採用を行っていることも。
このように、介護施設以外にもさまざまな場面での活躍の道も存在しています。
介護職員初任者研修の資格取得後は、有資格者としてさまざまな場所で活躍できます。
転職活動を行う場合、自分の希望条件やキャリアプランを明確にすることが大切です。
実際に転職活動を行う場合には、大きく分けて3つのパターンでの転職活動のスタイルがあります。
高齢者の増加と共に、高齢者をサポートする介護のお仕事のニーズはますます増加するでしょう。
高齢者のサポートを行うには、専門的な知識を持ち合わせることが大切。
介護職員初任者研修の資格を取得することは、専門性の証明につながります。
またその後のキャリアアップの道も開けてきます。
本記事が、介護職員初任者研修の理解の参考になれば幸いです。
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