お役立ち情報
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介護士は何歳まで働くことができるのか、気になる方は多いはず。それもそのはず介護業界で働く職員の平均年齢は47.7歳であるといわれており、40代・50代・60代が活躍できる職場であるためです。今回は介護士は何歳まで働くことができるのか、40代・50代・60代で介護職に就職するポイントにはどういった点があるのかについてまとめました。
■目次
結論から述べると、介護士には働ける年齢の上限が設定されていません。
正社員の場合は施設や事業所が設定している定年まで働き、希望があればそれ以降も働く選択をすることもできます。
定年は60~65歳としているところが一般的で、パート・アルバイトでの雇用の場合は定年がありません。
介護業界は深刻な人手不足問題に悩まされており、人材の確保が急がれている現状です。
そのため定年による人材の流出を防ぐためにも、定年後の働き方を整えている施設が増えています。
実際に介護の現場で働いている職員の年齢層は、どのようになっているのでしょうか。
公益財団法人 介護労働センターの調査では、平均年齢は47.7歳と報告されています。
なお「45歳以上50歳未満」が13.8%で最も高く、その次に「40歳以上45歳未満」が13.4%という結果に。
女性の場合は「50歳以上55歳未満」が15.8%で最も高く、男性は「40歳以上45歳未満」が18.6%で最も高いという結果になりました。
職種別平均年齢でみると、介護支援専門員が53.3歳で最も高く、その次に訪問介護員が50.7歳、サービス提供責任者が49.2歳という結果になりました。
参照:公益財団法人 介護労働センター|令和3年度介護労働実態調査
先述した平均年齢からも分かるように、介護業界では40代・50代・60代の職員が多く活躍しています。
40代・50代・60代に介護士がおすすめされる理由にはどういった点があるのでしょうか。
介護職員全体の平均年齢は47.7歳と、40代・50代・60代の職員が多いことが分かります。
若い人が多い印象の介護職ですが、実は割合でいうと20代はわずか6%、「30歳以上35歳未満」は7.0%、「35歳以上40歳未満」は9.9%と決して多くありません。
そのため同世代の職員が多く、40代・50代・60代のシニア世代でも働きやすいという特徴があります。
介護業界は人材の流出を防ぐために、定年後の勤務やシニア世代の雇用などを積極的に行っているところが多いです。
そのため、セカンドキャリアとして就職してもそこから先長く働くことができるでしょう。
40代からでも長く働きたいと考えている方にとって、介護職はおすすめです。
介護の仕事は介護技術や医療的知識が必要にはなりますが、家事や社会人経験といった人生経験も必要になります。
ある程度の人生経験を積んだ40代・50代・60代であれば、そういった経験を十分に発揮することができるでしょう。
40代・50代・60代でも就職しやすく長く働ける介護の仕事ですが、働く際にはいくつかの注意点があります。
注意点もしっかり把握して働くことで、より自分らしく働くことができるでしょう。
介護職のキャリアにおいて、基本的に年功序列はありません。
40代・50代・60代だからといって、自分より職歴の長い若い職員より立場が上ということもありません。
介護職のキャリアは、基本的に実務経験が重要視されます。
そのため、年齢よりも経験によって役職の序列が決まることがほとんどです。
年下の上司ができる可能性も十分にあるでしょう。
ある程度長い社会人経験を積んだ40代・50代・60代ですが、だからといって職場に自分なりのやり方を適用させようとしてはいけません。
介護の仕事は、利用者様の命をお預かりする仕事。
そのため職場で決められたルールややり方は、利用者様の命を守るために設定されているのです。
自分勝手に行動して危険な事故を起こさないよう、職場のルールを学んでしっかり守るようにしましょう。
近年介護現場では、職員の負担軽減のためにICT化が進められています。
そのため職場によっては、PCやタブレットといった電子機器を頻繁に使うこともあります。
PC操作や電子機器に苦手意識のある方は、就職前に少し勉強するなど克服する必要があるでしょう。
>>>あわせて読みたい「介護職でもパソコンスキルは必要?必要な場面や練習方法について」
身体介助で利用者様の体を支えたり持ち上げることのある介護職は、体力的な負担を避けて通ることができません。
腰痛など持病を持っている方には、介護士は負担が大きいかもしれません。
近年では介護士の体力的な負担を減らすボディメカニクスといった技術が広く普及され始めていますが、少なからず体力的な負担があることは覚えておきましょう。
公益財団法人 介護労働安定センターの調査によると、介護職の平均年収は常勤の場合で3,700,240円であると報告されています。
一方で国税庁の調査によると、日本の平均年収は443万円と報告されています。
つまり介護士の平均年収は、他の職種に比べて低い水準にあるということが分かるでしょう。
そのため、前職よりも年収が下がる可能性があります。
出典:公益財団法人 介護労働安定センター|令和3年度介護労働実態調査
以下では、40代・50代・60代が長く働ける介護の仕事を探すときのポイントについて解説します。
まずは、仕事探しにおいて自分が重要視したい条件について洗い出しをします。
施設形態や雇用形態をはじめ、給与や待遇など、譲れる条件と譲れない条件を明確にしておくことがポイントです。
介護の職場では、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。
先述した通り、介護の職場では基本的に年功序列がなく実務経験が重要視されます。
そのため、年齢が現職員より少し上だからと、必ず立場も上だと考えることは正しくありません。
また謙虚な姿勢でいることは、利用者様に適切なケアを提供するにあたっても良い影響を与えるでしょう。
規模の大きい法人は待遇やキャリアパスが明確に決められていることが多く、40代・50代・60代からでも介護職にチャレンジしやすい環境が整えられている傾向にあります。
また多数の職員の教育をしてきた経歴から、新人教育のステップもしっかり設けられていることが多いです。
そのため未経験でも安心できるでしょう。
介護業界未経験の40代・50代・60代が就職する場合は、デイサービスがおすすめです。
デイサービスは日勤のみで夜勤がなく、勤務時間も長時間でないことから、体力的な負担が軽減されます。
また日曜日を休業日としている施設も多く、ワークライフバランスを取りやすいというメリットも。
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介護の仕事には一般的に60~65歳の定年が設定されていることが多いものの、希望すれば定年を越えても働くことができます。
つまり、年齢による制限はありません。
さらに介護職の平均年齢は47.7歳であるため、40代・50代・60代でも活躍することができます。
40代・50代・60代のセカンドキャリアで介護職への就職を考えている方は、本記事を参考に転職活動を進めてみましょう。
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