お役立ち情報
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3月・4月・5月に介護施設で歌いたい、高齢者におすすめの春の歌を16曲紹介します。春は新しい生活がはじまる季節。気候もあたたかくなるため、前向きになれるような明るい歌を歌って気分を盛り上げたいですね。季節の移ろいを感じながら、心まであたたかくなれるようなおすすめの春の歌を紹介します。
■目次
3月・4月・5月介護施設でのカラオケレク・音楽療法では、春にちなんだ歌がおすすめ。
屋内で過ごすことの多い高齢の利用者様にとって、季節の歌を楽しむことは季節の移り変わりを実感できるきっかけにもなります。
春のあたたかな気候や出会いと別れ、自然に触れられるような歌を選んでみましょう。
最新のポップスよりも、高齢の利用者様世代の昭和歌謡曲や童謡・歌唱がおすすめです。
本記事では、利用者様も楽しめる楽曲を中心に16曲をピックアップしてみました。
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春に介護施設で歌いたい高齢者向け春の歌を、童謡・唱歌に絞って8曲紹介します。
「♪さくら~さくら~」の歌い始めで有名な『さくらさくら』は、なんと江戸時代の幕末から歌い継がれてきたといわれています。
本来は子ども向けの箏(こと)の手ほどき用として作られたものでしたが、そのメロディの美しさに明治以降は歌として広まったとのこと。
利用者様のなかには、実際に箏で演奏したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『春が来た』は日本の歌百選にも選ばれている童謡。
「♪はるがきた はるがきた」でおなじみの1番の歌詞が有名ですが、実際は3番まで続いています。
短いフレーズの繰り返しで難易度も高くないため、せっかくであれば3番まで合わせて歌ってみましょう。
「♪さいた さいた チューリップの花が」の歌い出しで有名なチューリップ。
この曲でチューリップの色を知ったという方も多いのではないでしょうか。
歌詞が短く1番のみで終わるため、手足の運動や脳トレを交えて歌ってみても楽しめそうです。
滝廉太郎によって作曲された『花』は、「♪春のうららの隅田川」の歌い出しで有名な童謡です。
本来は歌曲集『四季』のうちの第1曲として発表され、第2曲『納涼』、第3曲『月』、第4曲『雪』と続きます。
しかしあまりにも『花』が有名になりすぎてしまい、現在では他の3曲はほとんど演奏されなくなってしまったという逸話も。
春に小川がさらさらと流れていく様子を歌った春の歌。
1912年に発表されましたが、実は1942年に歌詞の変更がされていることをご存知でしょうか。
変更版は「♪春の小川はさらさら行くよ」と歌われますが、1930年代頃までは「♪春の小川はさらさら流る」と歌われていたのです。
利用者様のなかには、変更前の歌詞も知っているという方もいらっしゃるかもしれません。
1881年に刊行された日本初の音楽の教科書『小学唱歌集』に収録された『ちょうちょ』。
徳川慶喜が大政奉還を行った5年後の1872年に学制が配布されたのち、教育の一環として音楽の授業を実施するために選曲された歴史があります。
しかし当時は音楽を教えられる人材や環境がなかったことから、ほとんど教えられることはなかったそう。
今や多くの人に知られる童謡になりましたね。
『早春賦(そうしゅうんふ)』は、1913年に発表された唱歌です。
『早春賦』というタイトルには、「春の初め頃に作られた詩(歌)」という意味があります。
春が訪れ雪が解け、鶯が鳴く春の長野県安曇野の情景を表した歌といわれています。
春の訪れの時期に歌いたい歌です。
春の歌といえば明るい日中の歌が多いですが、『朧月夜』は春の日の夜を表現しています。
朧月夜とは、春の夜空に月がほんのり霞んで見える情景のこと。
夕方の暗くなってきた時間帯に歌いたい春の歌です。
現在では槇原敬之さんや中島美嘉さんといった、有名なポップス歌手がカバーしたことでも知られています。
春に介護施設で歌いたい高齢者向け春の歌を、懐かしい昭和の歌謡曲に絞って8曲紹介します。
1945年(昭和20年)に発売された『リンゴの唄』は、日本の戦後ヒット曲第1号ともいわれています。
少女の気持ちを赤いリンゴに例えて歌った明るい歌詞は、敗戦後の焼け野原に一筋の光を差し込んだと語られることも。
当時の人々を勇気づけ、空前の大ヒットとなりました。
明るい季節のはじまりである、春に聴きたくなる素敵な歌です。
敗戦直後である1946年(昭和21年)に発売されたこの『東京の花売り娘』も、先述の『リンゴの唄』同様戦後の日本を元気付けた曲として広く知られています。
花すら手に入れられなかった戦後に「花売り娘」なんぞ存在しなかったものの、「こんな明るい人がいればいいな」という気持ちで歌われたといわれています。
花を連想する春に歌いたい歌です。
童謡としても親しまれている『幸せなら手をたたこう』は、1964年(昭和39年)に坂本九さんが歌ったことで大ヒットしました。
元々はアメリカ民謡で"If You're Happy and You Know It”のタイトルで知られています。
ただ歌うだけでなく、手をたたくなど体を使うことでより盛り上げることができるでしょう。
「♪ババンババンバンバン」のフレーズで知られる『いい湯だな』は、1967年(昭和42年)にザ・ドリフターズが歌ったことで大ヒットした曲です。
温泉を象徴する曲として、知らない人はいないといっても過言ではありません。
手を左右に振る振付も象徴的で、体操レクとしても導入しやすいでしょう。
昭和を代表する名曲『なごり雪』は1974年(昭和49年)3月12日にかぐや姫が発表した曲ですが、同年11月にイルカさんがカバーしたことで一躍有名になりました。
「♪今 春が来て 君はきれいになった」という歌詞が印象的な春の歌です。
ゆったりとしたメロディーで、高齢の利用者様も比較的歌いやすいでしょう。
1977年(昭和52年)に発売された『北国の春』は、千昌夫さんのヒットソング。
都会に移り住んだ男性が、故郷の北国の春を想う内容の歌詞です。
昔なつかしの情景を思い出しながら、「あのときの春はどうだった」といった会話(回想法)に展開させることもできるでしょう。
ドラマ『裸の大将放浪記』の主題歌として有名な『野に咲く花のように』は、1980年(昭和55年)に発表され、1983年(昭和58年)にレコード化された曲です。
当時のドラマを観ていたという利用者様もいらっしゃるかもしれません。
さまざまな花が咲く春に歌いたい歌です。
スタジオジブリアニメ『となりのトトロ』のオープニングテーマとして、1988年(昭和63年)に発売された『さんぽ』。
「♪歩こう 歩こう 私は元気」の歌い出しで広く知られています。
アニメソングではあるものの、童謡として普及されていることもあり、幅広い世代に愛される曲。
気候が暖かくなり、散歩に出かけたくなる春に聴きたい曲です。
春に介護施設で歌いたい歌を16曲紹介しました。
春は気温も上がり過ごしやすくなることや、新生活が始まる季節であることから、明るく気分を盛り上げられるような曲がおすすめ。
アップテンポな曲は、体操レクの歌としても活用できるでしょう。
本記事を参考に、春のカラオケレクや音楽療法を楽しみましょう。
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