介護士さんは観るべき!介護・認知症がテーマの映画10選

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介護士や介護がテーマの映画を紹介します。認知症や介護業界でのリアルが描かれたものも多く、介護士にとって学びとなる映画も多いでしょう。介護業界の勉強と仕事の息抜きも兼ねて、介護がテーマの映画を鑑賞してみませんか?

【邦画編】介護がテーマのおすすめ映画

介護をテーマにしたおすすめ邦画を紹介します。

『ペコロスの母に会いに行く』

コミックエッセイが原作の作品で、認知症を患う母とのやり取りを描いています。

漫画家のゆういち(愛称ペコロス)は、徐々に認知症の症状を見せる母をグループホームに入居させます。

死んだ父や原爆で奪われた幼い妹と会話するようになったり、少女のような素振りを見せ始めるなど、母の認知症の症状は進行する一方。

しかし「死んだ父ちゃんに会えるのなら、ボケるのも悪いことばかりじゃないね」と思うゆういちは、母とのユーモラスな日々を淡々と過ごしていきます。

『ぼけますから、よろしくお願いします。』

テレビディレクターである監督が、自身の両親を撮り続けたドキュメンタリー映画です。

両親を撮り続けているうちに、母の異変に気付き始めた「私」。

87歳になる母は認知症の症状を見せ始めていました。

東京での仕事から手が離せず、実家に戻る決意ができない「私」に95歳の父は「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」と言い放ちます。

「私」の使命は、そんな両親の姿を撮り続けることであると気付き…。

『ケアニン ~あなたでよかった~』

主人公は21歳・新人介護福祉士の圭。

高校卒業後特にやりたいこともなかった圭は、漠然とした理由で介護の専門学校へ進学します。

卒業後は小規模の介護施設に就職するものの、高齢者とのコミュニケーションに悩む日々。

そんな中で初めてメインの担当を任されたのが、認知症を患う79歳の星川敬子。

圭は敬子とのやり取りを通じて、本気で介護という仕事に向き合い始めます。

『殯の森』

奈良の山間にあるグループホームに入居するしげきは、亡くなった妻に思いを馳せながら静かに毎日を過ごす日々。

そこへ新任介護福祉士としてやってきた真千子もまた、一人息子を事故で亡くした喪失感と罪悪感を抱えて生きていました。

亡くなった者に対する思いを抱えた二人を、介護者・被介護者の目線から描かれています。

第60回カンヌ国際映画祭において、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した作品です。

『0.5ミリ』

ヘルパーとして勤務していた山岸サワは、ある日「冥土の土産におじいちゃんと寝てほしい」という変わった依頼を受けます。

しかし当日、サワは思いもよらない事件に巻き込まれ、職も住まいもお金も全て失うことに。

人生のピンチに陥ったサワは、訳アリの高齢者に声をかけては「押しかけヘルパー」として生きていくことになり…。

【洋画編】介護がテーマのおすすめ映画

介護をテーマにした映画は、洋画にもたくさんあります。

今回はおすすめの介護の洋画を5つピックアップしました。

『しわ』

スペインの漫画家パコ・ロカによる、老いや認知症をテーマに描いたアニメ映画です。

認知症の症状が見られるようになり、養護老人施設で暮らすことになった元銀行員のエミリオ。

施設にいる愉快で個性的な老人たちと一緒に、にぎやかな日々を過ごします。

しかしある日、自分に処方されている薬がアルツハイマーの薬であることに気付き…。

長編アニメーションですが、老いや認知症をリアルに描いた作品です。

『みんなで一緒に暮らしたら』

舞台はパリ郊外。

仲良しな男女の老人5人組が、老人ホームに入居させられそうになったクロードを救う形で、共同生活をはじめることになります。

世話役にドイツ人学生のディルクを雇い、残りの人生を楽しむためひとつ屋根の下での生活がスタート。

老いていくという現実をリアルに描きつつも、コミカルタッチでほっこりした気分になれる作品です。

『僕がジョンと呼ばれるまで』

アメリカ・オハイオ州にある高齢者介護施設での、とあるチャレンジを撮影し続けたドキュメンタリー映画です。

平均年齢80歳以上の入居者達はほとんどが認知症を患っており、スタッフのジョンが「僕の名前を知っていますか?」と尋ねても「いいえ」とだけ答える毎日。

そこで施設は、読み書きや簡単な計算などを行うことで認知症の改善を目指すチャレンジを始めます。

93歳のエブリンをはじめ、入居者達が徐々に変化していく様子が描かれています。

『100歳の華麗なる冒険』

スウェーデンのベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」の映画化作品。

100回目の誕生日を迎えた元爆弾専門家のアランは、老人ホームの窓を飛び越えて脱走してしまいます。

さらに道中で大金が入ったケースを拾ってしまい、警察やギャングからも追われる羽目に。

脱出旅の途中で出会った仲間達と共に過ごしながら、これまでの人生を思い返していくストーリーです。

『最強のふたり』

全身麻痺の障害を抱える大富豪のフィリップと、フィリップを介護する貧困層移民の若者ドリスの話。

フィリップの介護人を募集する面接にやってきたドリスは、元々は失業保険を受け取るための「不採用」をもらうことが目的でした。

しかしひょんなことから採用が決まり、フィリップとドリスの日常が始まります。

所得や育ち、全てが異なる二人だったが、次第に友情が生まれていき…。

まとめ

介護がテーマの映画を10本紹介しました。

介護業界に長くいる人にとっても、これから介護を始める人にとっても、介護の映画から学べることはたくさんあります。

仕事の息抜きも兼ねて、今回おすすめした映画を観てみませんか?
 

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